アート・ブレイキー(Art Blakey)
ブルーノート(Blue Note Records)のオーナー、アルフレッド・ライオン(Alfred Lion)がこよなく愛したテナーサックス奏者、ハンク・モブレー(Hank Mobley)。 マイルス・デイヴィス(Miles Davis)やジョン・コルトレーン(John Coltrane)の様に「俺が…
トランペッターのケニー・ドーハム(Kenny Dorham)が1955年、ブルーノート(Blue Note Records)で録音した二回のセッションから編纂されたアルバムが「Afro-Cuban (Blue Note BLP-1535)」です。 最初10インチ・レコード「Afro-Cuban (Blue Note BLP-5065…
ブルーノート(Blue Note Records)が1950年代、後にモダン・ジャズと呼ばれるスタイルの録音を始めてから、レーベルが一旦、新規録音を終える1979年まで在籍していたアーティストが、オーナーであるアルフレッド・ライオン(Alfred Lion)の親友でもあった…
ジャズ・ヴィヴラフォンの名手、ミルト・ジャクソン(Milt Jackson)がブルーノート(Blue Note Records)に残した1952年04月07日のリーダー録音に加え、セロニアスモンクの第4回(1948年07月02日)と第5回(1951年07月23日)から選ばれた12曲を、12イ…
マイルス・デイヴィス(Miles Davis)は「麻薬の虜」になっていた1952年から1954年にかけ、毎年1回の割合で、良き理解者として付き合っていたアルフレッド・ライオン(Alfred Lion)が経営するブルーノート(Blue Note Records)で録音を行っておりますが19…
マイルス・デイヴィス(Miles Davis)は「麻薬の虜」になっていた1952年から1954年にかけ、毎年1回の割合で、良き理解者として付き合っていたアルフレッド・ライオン(Alfred Lion)が経営するブルーノート(Blue Note Records)で録音を行っております。 …
昭和的な話から始まりますが。 今回は、アナログレコードからカセットテープに録音し、よく聴いていたアート・ブレイキー(Art Blakey)率いるジャズ・メッセンジャーズの、お馴染みバードランドで1963年06月16日に録音されたライブ盤「Ugetsu (Riverside RS…
1951年、ニューヨークのライブスポット、バードランドは定期的にライブの模様を実況中継としてラジオ放送していたようです。 ちなみにこの年の初めは、アート・ブレイキー(Art Blakey)を擁するディジー・ガレスピー(Dizzy Gillespie)バンドの演奏が放送…
マイルス・デイヴィス(Miles Davis)初期のリーダー・アルバムで、1951年01月17日と1953年02月19日に録音された「Miles Davis And Horns (Prestige PRLP-7025)」に続くアルバムが、1951年10月05日に録音された「Dig (Prestige PRLP-7012)」となります。 こ…
そろそろ、「初心者お勧めの大名盤」の中から1枚、紹介しましょうかね・・・。 まあ、資料見つけて書き出したものの文章まとまらず、未だ保留中のアルバムが何枚かあったりしますので、少しづつ放出しておかないと(笑)。 さて今回紹介するアルバムは、ア…
リーダーを明示しないジャズ・ユニット「The Jazz Messengers」が1955年11月23日、ジャズ・クラブ「カフェ・ボヘミア(The Cafe Bohemia)」で行ったライブ録音の後半(Vol.2)、2枚目となる「The Jazz Messengers At The Cafe Bohemia Vol. 2 (Blue Note B…
1955年当時、ニューヨークのミュージシャン達が「B」の付くジャズ・クラブを巡ると言った時は「Birdland」、「Basin Street」、そして今回の舞台「(Cafe) Bohemia」を巡る事を意味していたそうです。 さて、マイルス・デイヴィス(Miles Davis)との交流…
ホレス・シルヴァー(Horace Silver)が「The Jazz Messengers」を従えた様に表記されたアルバムが「Horace Silver and The Jazz Messengers (Blue Note BLP-1518)」です・・・実際の処、ホレス・シルヴァーが「The Jazz Messengers」を率いていた事はない様…
リー・モーガン(Lee Morgan)がリーダー名義のアルバム「Leeway (Blue Note BST-84034)」は、このアルバムにも参加するアート・ブレイキー(Art Blakey)率いるジャズ・メッセンジャーズに在籍していた頃の録音であり、ブルーノート(Blue Note Records)が…
1928年04月24日、イリノイ州シカゴで生まれたジョニー・グリフィン(Johnny Griffin)。最初はアルトサックスを吹いていたみたいですが1940年代、17歳でライオネル・ハンプトン(Lionel Hampton)楽団にて演奏を始めた頃には、すでにテナー・サックスに持ち…
モダンジャズ・サックスの巨人であり一時期、世界中のモダン・テナーサックス奏者のお手本となった、ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)と、孤高の天才、セロニアス・モンク(Thelonious Monk)の共演を集めた拾遺集が、今回の「Thelonious Monk and Sonny R…
1957年は丁度、セロニアス・モンク(Thelonious Monk)は40歳になった年のようです。 1951年の身代わり逮捕から没収されていた「キャバレー・カード」を、パトロンであったニカ男爵夫人らの尽力により再交付。 ジャズクラブ「ファイブ・スポット(Five Spot …
1956年04月に録音された切手風味のジャケットが印象的な「The Unique Thelonious Monk (Riverside RLP12-209) 」は、セロニアス・モンク(Thelonious Monk)のトリオ編成によるジャズ・スタンダード集。 ただ1曲、「Memories Of You」だけは、セロニアス・…
ジャズ界の巨人、マイルス・デヴィス(Miles Davis)の「Blue Haze (Prestige PRLP-7054)」は、チャーリー・パーカー(Charlie Parker)との出会いからもたらされた「負の遺産」とでもいうべき、麻薬中毒の長く絶望的なトンネルから抜け出した時期の演奏を含…
日本で人気の高いテナーサックス奏者、ハンク・モブレー(Hank Mobley)名義の1957年03月に録音された「Hank Mobley Quintet (Blue Note BLP-1550)」は、晩年のチェット・ベイカー(Chet Baker)が、何故か好んで演奏した曲「Funk In Deep Breeze」収録のア…
アート・ブレイキー率いるジャズ・メッセンジャーズ(Art Blakey and The Jazz Messengers)が残したアルバムの中で、一番地味で聴く機会が少ないのがこの「京都(Kyoto)」ではないかと思われます。 今日、どの音源紹介しようかな・・・と、パソコンデータ…
最初にブルーノート(Blue Note Records)がレコード番号5000番台の10インチレコードを発売していた時期におけるアルフレッド・ライオン(Alfred Lion)の傾向というか嗜好を。 ブルーノートを立ち上げた熱意そのままに、商業的な成功は二の次で、惚れ込ん…
当初、ブルーノート(Blue Note Records)のハウス・ドラマーとして活躍していたアート・ブレイキー(Art Blakey)をリーダーとして1957年に録音されたのが、この「リズムの饗宴(Orgy In Rhythm)」と題されたアルバム。 〇Art Blakey - Orgy In Rhythm Vol…
私は愛聴する、フレディ・ハバード(Freddie Hubbard)の後釜としてリー・モーガン(Lee Morgan)が復帰した、3管ジャズ・メッセンジャーズの好盤「Indestructive (Blue Note BST-84193)」。 日本のミュージシャンが何故かこのアルバムに収録された「Callin…
テナーサックスの巨人、ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)のブルーノート第2弾「Sonny Rollins Vol. 2 (Blue Note BLP 1558)」は、相方にハードバップ・トロンボーンの名手、J.J.ジョンソン(Jay Jay Johnson)を起用したクインテット編成での録音です…
「Art Blakey's Jazz Messengers with Thelonious Monk (Atlantic) 」は、「Art Blakey and The Jazz Messengers」にセロニアス・モンク(Thelonious Monk)がピアニストとして参加する珍しいアルバムです。 演奏曲目もブルージーな「Purple Shades」除き、…
アート・ブレイキー(Art Blakey)がジャズ・メッセンジャーズ(The Jazz Messengers)を率いて世界中にファンキー・ブームを巻き起こすきっかけになったのが、このアルバム「Moanin' (Blue Note BST-84003)」。 オリジナルタイトルはバンド名だけですが、他…
1954年02月21日、ニューヨークのジャズスポット「バードランド(Birdland)」で開催された、ブルーノート(Blue Note Records)ウィークの最終日を実況録音したものが、この「A Night At Birdland Vol. 1&2 (Blue Note 1521/1522)」。 ピー・ウィー・マーケ…
ジャズ喫茶の人気盤でもある「Soul Station (Blue Note BST-84031)」。 このアルバムは、ハードバップ時代から活躍するハンク・モブレー(Hank Mobley)が、時流に乗ってファンキー路線に舵を切った時期に録音された傑作アルバムです。 モブレーがファンキー…
ブルーノート(Blue Note Records)のオーナーであるアルフレッド・ライオン(Alfred Lion)とマイルス・デイヴィス(Miles Davis)との付き合いは、相当深かったようです。 コロンビア(Columbia Records)と契約し人気上昇中のマイルスが、不遇時代に手を…