加持顕のジャズに願いをのせて

新潟在住の加持顕(かじあきら)がジャズ名盤の個人的感想など綴ってます。

トミー・フラナガン(Tommy Flanagan)

「Miles Davis - Collectors' Items (Prestige) 1953,1956」バードとロリンズの共演盤

マイルス・デイヴィス(Miles Davis)の「Collectors' Items (Prestige PRLP-7044)」は1953年01月30日に行われたセッションと、マイルスがプレステッジ(Prestige)レコードを離れる直後の3年後、1956年03月16日に行われた消化試合的なセッションの2つを1…

「Kenny Dorham - Trampeta Toccata (Blue Note) 1964」本当は熱いトランぺッターの最終作

ビ・バップ時代に相当する1940年代後半、チャーリー・パーカー(Charlie Parker)クインテットに抜擢された頃から注目を集め、1950年代はアート・ブレイキー(Art Blakey)とホレス・シルヴァー(Horace Silver)を中心とするジャズ・メッセンジャーズ(The …

「Sonny Rollins - Saxophone Colossus (Prestige)」悲劇の4日前に録音された大名盤

豪快で大胆。自然体のまま自由奔放に吹いただけで、持ち味が最大限に引き出されたアルバム。 ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)のアルバム「Saxophone Colossus (Prestige PRLP-7079)」は、1956年06月22日、クリフォード・ブラウン&マックス・ローチ・クイ…

「Paul Chambers - Paul Chambers Quintet (Blue Note) 1958」良好なるハード・バップ

「Paul Chambers Quintet(Blue Note BLP-1564)」は、天才ベーシスト、ポール・チェンバース(Paul Chambers)がブルーノート(Blue Note Records)の名盤ひしめく1500番台に残した3枚のリーダーアルバム中、2枚目にあたります。 なお、ブルーノートだけ…

「Thad Jones - Detroit-New York Junction (Blue Note) 1956」デトロイト人脈を従えたブルーノート第1弾

最晩年にカウント・ベイシー(Count Basie)楽団を率いるなど、ビックバンド界隈での活躍が目立つ、トランペット奏者であり作編曲もこなすマルチプレイヤーで、デトロイト出身のサド・ジョーンズ(Thad Jones)。 サド・ジョーンズ(Thad Jones)は自作曲携…

「Booker Ervin - The Song Book (Prestige) 1964」豪快なるハード・バップ系テナー

「The Song Book (Prestige PR-7318)」は1964年初頭、ブッカー・アーヴィン(Booker Ervin)が米国のジャズレーベルであるプレステッジ(Prestige Records)に録音したアルバム。 今まで私にとってブッカー・アーヴィン(Booker Ervin)は、ブルーノート(Bl…

「Louis Smith - Here Comes Louis Smith (Blue Note) 1958」端正で知性溢れるトランペット奏者

米テネシー州出身のトランペット奏者で教育者でもあるルイ・スミス(Louis Smith)。 早逝したクリフォード・ブラウン(Clifford Brown)直系の、端正で知性溢れるトランペット奏者であります。 スタディ・イン・ブラウン(SHM-CD) アーティスト:クリフォード…

「Booker Little – Booker Little (Time) 1960」伝統から突き抜けた奔放なフレーズが魅力のトランぺッター

クリフォード・ブラウン(Clifford Brown)と同様、短命ながらマックス・ローチ(Max Roach)や、エリック・ドルフィー(Eric Dolphy)との共演で、強烈な印象を残すトランぺッターが、今回ご紹介するブッカー・リトル(Booker Little)。 伝統から突き抜け…

「Kenny Dorham - Quiet Kenny (New Jazz) 1959」静かなるイメージを決定付けた日本人好みの名盤

ビバップ時代、マイルス・デイヴィス(Miles Davis)の後任としてチャーリー・パーカー(Charlie Parker)のバンドで演奏していたトランぺッター、ケニー・ドーハム(Kenny Dorham)。 1959年11月に、かの有名なヴァン・ゲルダー・スタジオで録音されたワン…

「Curtis Fuller - Blues-ette (Savoy) 1959」魅力的な重低音サウンド誕生のいきさつ

数少ないハードバップ時代から活躍していたトロンボーン奏者・カーティス・フラー(Curtis Fuller)。 彼をリーダーとし、ベニー・ゴルソン(Benny Golson)が音楽監督を務めるアルバム「Blues-ette (Savoy)」は、1959年06月21日に録音された、サヴォイ(Sav…

「John Coltrane - Giant Steps (Atlantic) 1959」コード進行ジャズの極北

「Giant Steps (Atlantic)」は、ジョン・コルトレーンが目指していたジャズの最初の到達点、マイルストーン(Milestone)的なアルバムです。 この頃のコルトレーンは、単音楽器であるサックスでコードを鳴らすべく、「シーツ・オブ・サウンド」と呼ばれるよ…