加持顕のジャズに願いをのせて

新潟在住の加持顕(かじあきら)が、ジャズの名盤について個人的感想を気まぐれに投稿。

ビリー・ヒギンズ(Billy Higgins)

「Ornette Coleman - Free Jazz (Atlantic) 1960」ダブルカルテットが放つ奔放な演奏

以前は「フリージャズ=訳分かんない」という先入観念で、フリー・ジャズの先駆者的立場にいたマルチ・リード奏者であるオーネット・コールマン(Ornette Coleman)のアルバムなんかは気軽に聴けなかったんですが・・・。 聴いて見ると、案外ふつーに聴けた…

「Sonny Rollins - Our Man In Jazz (RCA Victor) 1962」ドン・チェリーを加えたカルテットでのライブ

テナーサックス界の巨人、ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)が、何度かの世にいう処の「雲隠れ」を経てジャズシーンに復帰した際、当時物議をかもしていたフリージャズの先駆者、オーネット・コールマン(Ornette Coleman)が最初に率いたカルテットに参加…

「Art Farmer - Yesterday's Thoughts (East Wind) 1975」日本制作らしい渋めの良盤

名プロデューサー・伊藤八十八さんが1974年に設立した日本制作のジャズ・レーベル、イースト・ウィンド(East Wind)。 1975年03月05日に録音された「To Duke With Love (East Wind EW-7012)」に続くアルバムが、1975年07月16日と17日の2日間に渡り録音され…

「Art Farmer - To Duke With Love (East Wind) 1975」デューク・エリントンに捧げたアルバム

1974年に日本フォノグラムを親会社とし、名プロデューサー・伊藤八十八さんが設立したジャズ・レーベル、イースト・ウィンド(East Wind)。 そのイースト・ウィンド(East Wind)がアート・ファーマー(Art Farmer)をリーダーとし1975年03月05日にニューヨ…

「Dexter Gordon - Clubhouse (Blue Note) 1965」渡欧直前に録音された発掘盤

渡欧前のデクスター・ゴードン(Dexter Gordon)が、1965年05月27日に録音したアルバム「Clubhouse (Blue Note BN-LT989)」。 入手する機会を何年か伺っていたアルバムの中の1枚ですが、先日、某中古屋さんにRVG盤がリーズナブルな価格で入荷してたので…

「Lee Morgan - The Gigolo (Blue Note) 1965」ヴァラエティにとんだリー・モーガンの人気盤

日本でも人気が高いトランぺッター、リー・モーガン(Lee Morgan)のアルバム「The Gigolo (Blue Note BST-84212)」は、名曲「Speed Ball」を含む、健康上の問題で一時引退後、華麗なる復帰を果たした後で人気ある1枚。 ジャズ・メッセンジャーズ時代からの…

「Dodo Greene - My Hour Of Need (Blue Note) 1962」初期ブルーノートでは希少なヴォーカル・アルバム

アルフレッド・ライオン(Alfred Lion)が全てを仕切っていた頃のブルーノート(Blue Note Records)には、何故かヴォーカル「アルバム」が9000番台の2枚しかありません。 最初期から「シングル」用の録音は時々あった様なのですが、アルバム丸々1枚分の録…

「Dexter Gordon - Gettin' Around (Blue Note) 1965」暖かくも優しいテナー・サウンド

「Gettin' Around (Blue Note BST-84204)」はバップ時代の巨人、デクスター・ゴードン(Dexter Gordon)が、ボビー・ハッチャーソン(Bobby Hutcherson)、バリー・ハリス(Barry Harris)らをバックに録音したアルバムです。 しかし、ハッチャーソンが参加…

「Lee Morgan - Seach For The Newland (Blue Note) 1964」処女航海のアイデア拝借元はこのアルバムかも

リー・モーガン(Lee Morgan)の「Search for the New Land (Blue Note BST-84169)」は1964年02月に録音された、モードっぽい「海」や「航海」をテーマとした曲が入っている、他のリー・モーガン作品とは一味違うアルバムです。 リー・モーガンの復帰第1…

「Lee Morgan – The Rumproller (Blue Note) 1965」「月の砂漠」をエキゾチックに快演

リー・モーガン(Lee Morgan)の「The Rumproller (Blue Note BST-84199)」は、「The Sidewinder (BN4157)」の大ヒットを引っさげてのブルーノート(Blue Note Records)復帰第3弾。 このジャケットは、ユニクロのコラボTシャツシリーズ、UTコレクション「…

「Sonny Rollins - Complete Live At The Village Gate 1962 (SOLAR)」発掘された驚愕の6枚組ボックス

生真面目で繊細な一面を持ちつつ、豪快なる演奏を聴かせるテナーの巨人、ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)の1962年に録音された未発表ライブ音源が発掘されたようです。 今回紹介する、発掘された驚異の6枚組ボックスは「Complete Live At The Village Ga…

「Dexter Gordon - Go! (Blue Note) 1962」奔放で豪快なるテナーマンの代表作

タイトルは勿論、「Gordon」と「Go」をかけたんでしょうね。 ブルーノートのアルバムデザインを担当するリード・マイルス(Reid Miles)の、センスがひときわ光るジャケットでもあります。 このアルバムでは、ブルーノートのハウス・リズムセクションをバッ…

「Lee Morgan - The Sidewinder (Blue Note BST-84157) 1963」モーガン起死回生の1枚

「The Sidewinder (Blue Note BST-84157)」は、体調を崩し一時的に引退状態だったリー・モーガン(Lee Morgan)が復帰直後に録音したアルバムで大ヒットしました。 復帰第1弾のアルバムでありモーガンの復活を告げる、起死回生となったアルバムでもあります…