ビリー・ヒギンズ(Billy Higgins)
以前は「フリージャズ=訳分かんない」という先入観念で、フリー・ジャズの先駆者的立場にいたマルチ・リード奏者であるオーネット・コールマン(Ornette Coleman)のアルバムなんかは気軽に聴けなかったんですが・・・。 聴いて見ると、案外ふつーに聴けた…
テナーサックス界の巨人、ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)が、何度かの世にいう処の「雲隠れ」を経てジャズシーンに復帰した際、当時物議をかもしていたフリージャズの先駆者、オーネット・コールマン(Ornette Coleman)が最初に率いたカルテットに参加…
名プロデューサー・伊藤八十八さんが1974年に設立した日本制作のジャズ・レーベル、イースト・ウィンド(East Wind)。 1975年03月05日に録音された「To Duke With Love (East Wind EW-7012)」に続くアルバムが、1975年07月16日と17日の2日間に渡り録音され…
1974年に日本フォノグラムを親会社とし、名プロデューサー・伊藤八十八さんが設立したジャズ・レーベル、イースト・ウィンド(East Wind)。 そのイースト・ウィンド(East Wind)がアート・ファーマー(Art Farmer)をリーダーとし1975年03月05日にニューヨ…
渡欧前のデクスター・ゴードン(Dexter Gordon)が、1965年05月27日に録音したアルバム「Clubhouse (Blue Note BN-LT989)」。 入手する機会を何年か伺っていたアルバムの中の1枚ですが、先日、某中古屋さんにRVG盤がリーズナブルな価格で入荷してたので…
日本でも人気が高いトランぺッター、リー・モーガン(Lee Morgan)のアルバム「The Gigolo (Blue Note BST-84212)」は、名曲「Speed Ball」を含む、健康上の問題で一時引退後、華麗なる復帰を果たした後で人気ある1枚。 ジャズ・メッセンジャーズ時代からの…
アルフレッド・ライオン(Alfred Lion)が全てを仕切っていた頃のブルーノート(Blue Note Records)には、何故かヴォーカル「アルバム」が9000番台の2枚しかありません。 最初期から「シングル」用の録音は時々あった様なのですが、アルバム丸々1枚分の録…
「Gettin' Around (Blue Note BST-84204)」はバップ時代の巨人、デクスター・ゴードン(Dexter Gordon)が、ボビー・ハッチャーソン(Bobby Hutcherson)、バリー・ハリス(Barry Harris)らをバックに録音したアルバムです。 しかし、ハッチャーソンが参加…
リー・モーガン(Lee Morgan)の「Search for the New Land (Blue Note BST-84169)」は1964年02月に録音された、モードっぽい「海」や「航海」をテーマとした曲が入っている、他のリー・モーガン作品とは一味違うアルバムです。 リー・モーガンの復帰第1…
リー・モーガン(Lee Morgan)の「The Rumproller (Blue Note BST-84199)」は、「The Sidewinder (BN4157)」の大ヒットを引っさげてのブルーノート(Blue Note Records)復帰第3弾。 このジャケットは、ユニクロのコラボTシャツシリーズ、UTコレクション「…
生真面目で繊細な一面を持ちつつ、豪快なる演奏を聴かせるテナーの巨人、ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)の1962年に録音された未発表ライブ音源が発掘されたようです。 今回紹介する、発掘された驚異の6枚組ボックスは「Complete Live At The Village Ga…
タイトルは勿論、「Gordon」と「Go」をかけたんでしょうね。 ブルーノートのアルバムデザインを担当するリード・マイルス(Reid Miles)の、センスがひときわ光るジャケットでもあります。 このアルバムでは、ブルーノートのハウス・リズムセクションをバッ…
「The Sidewinder (Blue Note BST-84157)」は、体調を崩し一時的に引退状態だったリー・モーガン(Lee Morgan)が復帰直後に録音したアルバムで大ヒットしました。 復帰第1弾のアルバムでありモーガンの復活を告げる、起死回生となったアルバムでもあります…