アーマッド・ジャマル(Armad Jamal)のライブアルバム「Armad Jamal Trio At The Pershing - But Not For Me (Argo)」は、「ポインシアーナ(Poinciana)」の名演を含むベストセラー・アルバムです。
その軽快で屈託のないピアノスタイルは、あのマイルス・デイビス(Miles Davis)が惚れ込み、自身のバンドへの入るよう懇願したというエピソードがあるほど魅力的。
長期ツアーに出かける事に難色を示したジャマルがその誘いを断り、代わりにアーマッドと同様のタッチで弾ける、レッド・ガーランド(Red Garland)がマイルスのバンドに参加したというエピソードも有名です。
私もアーマッド・ジャマルのアルバムを聴き出すと、延々リピートしてしまいますね。
私もトランペット吹くので(何となく)分かるんですが、アーマッド・ジャマルの球を転がすような軽快なピアノタッチが作り出す「間」は、トランペットを吹く時に絶妙な「空間」を作り出してると思われます。
いずれにせよ、一度魅入られたら、離れられなくなるピアニストの一人だったりします。
Armad Jamal Trio At The Pershing - But Not For Me
Argo LP-628 / UCCU-9257 [2006.06.21] Jazz The Best 1500
side 1 (A)
01. But Not For Me (Gershwin / Gershwin) 3:33
02. Surrey With The Fringe On Top (Rodgers / Hammerstein) 2:36
03. Moonlight In Vermont (Blackburn, Suessdorf) 3:10
04. Music, Music, Music (Baum, Weiss) 2:57
05. No Greater Love (Jones, Symes) 3:26
side 2 (B)
06. Poinciana (Bernier, Simon) 8:09
07. Woody 'N You (Gillespie) 3:41
08. What's New (Haggart, Burke) 4:10
Ahmad Jamal (p) Israel Crosby (b) Vernell Fournier (ds)
January 16, 1958 at The Pershing Lounge, Chicago.
アーマッド・ジャマル(Armad Jamal)の公式サイトもあるようです。
2012年のライブでも「ポインシアーナ(Poinciana)」を演奏してますね。
2003年のライブ映像も残っているようですので、参考までに。
確か1990年代に日本のNHK-FMで放送された「Jazz In Europe」という特集番組でも、アーマッド・ジャマル(Armad Jamal)のライブがオンエアされた記憶がありますが、何年のライブだったかなあ・・・。
エアチェクしたテープは保存してあるので、整理したデータを後で探してみましょうかね。