加持顕のジャズに願いをのせて

新潟在住の加持顕(かじあきら)が、ジャズの名盤について個人的感想を気まぐれに投稿。

「Bennie Green - Bennie Green (Time) 1960」3曲携え参加のソニー・クラークがポイント

トロンボーンのベニー・グリーン(Bennie Green)が、タイム・レコードに残したアルバム「Bennie Green (Time)」

 

「Bennie Green - Bennie Green (Time) 1960」3曲携え参加のソニー・クラークがポイント

ベニー・グリーンのトロンボーンと、ジミー・フォレスト(Jimmy Forrest)のテナーサックスという低音楽器2管で演奏される、のほほんとした雰囲気がたまらなく素敵なアルバムです。

 

「Bennie Green - Bennie Green (Time) 1960」3曲携え参加のソニー・クラークがポイント

リラックスしたい時に聴くアルバムとして、いいかもしれません。

※スキャンしてたアルバム画像、小さいのしかみつからなかったです。

 

 

1曲目「時には楽しく(Sometimes I'm Happy)」は、お勧め曲。リラックス出来ますよ。

 


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さて、このアルバム最大の推薦ポイントは、自作曲を3曲携えて参加しているソニー・クラークSonny Clark)です。

 

Cool Struttin' [12 inch Analog]

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2曲目ミディアムテンポのブルース「Cool Struttin'」と、5曲目マイナー・ハードバップ・チューン「Blue Minor」は、私が大学時代に参加していたバンドで演奏した曲なので、思い入れがあります。

 


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ソニー・クラーク作のも一曲、4曲目「Sonny's Crib」は、ブルーノート盤準拠ですね。

 

 

3曲目、デューク・エリントンDuke Ellington)の「Solitude」も、バラッドではなく、朴訥とした雰囲気の仕上がりになっております。

 


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軽快なテンポの6曲目「And That I Am So In Love」は、アルバムの締めくくりにふさわしく、ソニー・クラークのリラックスしたソロもお楽しみいただけます。

 

Bennie Green - Bennie Green (1960)
Time S2021 / Teichiku TECW-20635[1997.12.17]

side 1 (A)
01. Sometimes I'm Happy (V. Youmans)  5:21
02. Cool Struttin' (Sonny Clark)  7:01 
03. Solitude (Duke Ellington)  5:45

side 2 (B)
04. Sonny's Crib (Sonny Clark)  6:02
05. Blue Minor (Sonny Clark)  5:24
06. And That I Am So In Love (H. Ousley)  3:50


Bennie Green (tb) Jimmy Forrest (ts) Sonny Clark (p) 
Paul Chambers (b) Alfred Dreares (ds) 
Joseph Gorgas (conga,bongo) 

September 27,1960 in NYC

 

 

「時には楽しく(Sometimes I'm Happy)」の名演と言えば、ウォルター・ビショップJr(Walter Bishop Jr,)の「Speak Low(Jazztime)」でも演奏されておりましたね。

 

かつて「幻の名盤」といわれたあのアルバムも、リラックス出来ますよ。

 


ついでにこのアルバムでベニーのトロンボーンが好きになったので、ブルーノートに残された3枚のリーダー・アルバムも購入・・・。

 

Blue Note BLP1587 Bennie Green - Back On The Scene (1958)

バック・オン・ザ・シーン

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Blue Note BLP1599 Bennie Green - Soul Stirrin (1958)

ソウル・スターリン

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Blue Note BLP4010 Bennie Green - Walkin' & Talkin' (1959)

ウォーキン・アンド・トーキン

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ブルーノートの3枚もリラックス出来る、いいアルバムです。

 

ちなみに、ピアニストにもベニー・グリーン(Benny Green)が居りますが、今回はそちらじゃありませんのでご注意を(笑)。