加持顕のジャズに願いをのせて

新潟在住の加持顕(かじあきら)が、ジャズの名盤について個人的感想を気まぐれに投稿。

2025-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「Freddie Hubbard - Hub Cap (Blue Note) 1961」アンサンブルがしっかりしたアルバム

フレディ・ハバード(Freddie Hubbard)のアルバム「Hub Cap (BST-84073)」は、入手してしばらく棚にほったらかし状態だったものですが。 久々に聴き直したら、やけに「アンサンブルがシッカリしてるなー」という事に気が付き、英文ライナーノートを確認して…

「The Three Sounds - Feelin' Good (Blue Note) 1960」ひたすらファンキー

金太郎飴の如く、良質な演奏を大量生産する「The Three Sounds」のアルバムが、今回の「Feelin' Good (BST-84072)」です。 美女ジャケで有名な「Moods (BST-84044)」と同日(1960年06月28日)録音でもあります。 kaji-jazz.hatenablog.com 01曲目「When I Fa…

「Grant Green - Green Street (Blue Note) 1961」ベース参加でファンキー度が増すギター・トリオ

アルバム「Green Street (BST-84071)」は、グラント・グリーン(Grant Green)がトリオ編成で1961年04月01日に録音したリーダー作です。 自身のギター、ベースのベン・タッカー(Ben Tucker)、ドラムスのデイブ・ベイリー(Dave Bailey)というある意味異色…

「Stanley Turrentine - Up At Minton's Vol. 2 (Blue Note) 1961」爆走する「Us Three」トリオ

スタンリー・タレンタイン(Stanley Turrentine)名義でニューヨークのライブハウス「ミントンズ・プレイハウス(Minton's Playhouse)」で1961年02月23日に録音され、2枚に分散発売されたライブアルバムのうちの1枚、「Up At Minton's Vol. 2 (Blue Note …