加持顕のジャズに願いをのせて

新潟在住の加持顕(かじあきら)がジャズ名盤の個人的感想など綴ってます。

ロイ・ヘインズ(Roy Haynes)

「Miles Davis And Horns (Prestige) 1951,1953」若きマイルス葛藤の日々の記録

ジャズ界の帝王、マイルス・デイヴィス(Miles Davis)がまだ駆け出しの頃は、天才チャーリー・パーカー(Charlie Parker)との共演で腕を磨きつつ、パーカーの悪影響でクスリにハマる事となります。 クスリを入手するために演奏をこなす、といった日々を過…

「Thelonious Monk - Thelonious In Action (Riverside) 1958」ファイブ・スポットでのライブ盤

1958年08月07日、リバーサイド(Riverside Records)は、孤高の天才、セロニアス・モンク(Thelonious Monk)率いるカルテットのライブ録音を行いました。 ライブ会場は、ニューヨークにある有名な「ファイブ・スポット(Five Spot Cafe)」。 今回のライブ…

「Ted Curson - Plenty Of Horn (Old Town)」エリック・ドルフィーが参加した幻の名盤

「Plenty Of Horn (Old Town LP P-2003)」はトランペット奏者、テッド・カーソン(Ted Curson)の初リーダーアルバムであり、エリック・ドルフィー(Eric dolphy)が参加しているためか、「幻の名盤」呼ばれる1枚。 リーダーのテッド・カーソン(Ted Curson…

「Andrew Hill - Black Fire (Blue Note) 1964」シカゴの奇才ピアニストが残した最高作

ブルーノート(Blue Note Records)が売り出した新主流派ピアニストの一人が、アンドリュー・ヒル(Andrew Hill)です。 アンドリュー・ヒルは、私が一番好きなジャズミュージシャンでありまして、2007年に逝去した際は、別のブログではありますが「追悼特集…

「Roy Haynes - We Three (Prestige/New Jazz) 1958」変幻自在な3人対等のバンド

予測不能で個性的なリズムを叩き出すロイ・ヘインズ(Roy Haynes)。 1958年11月14日に録音されたアルバム「We Three」はロイ・ヘインズ名義ではありますが、「We Three」とタイトルをつけているので「3人対等」のバンドなのでしょう。 ジャケットを見ると…

「Jimmy Jones - Jimmy Jones Trio (Vogue/Swing)1954」小粋なピアノトリオ、マニアご用達

ジミー・ジョーンズ(Jimmy Jones)の「Jimmy Jones Trio (Vogue/Swing)1954」は1954年10月、サラ・ヴォーン(Sarah Vaughan)欧州ツアーに同行した時にパリで録音されたもの。 かなり控えめですが、ドラムはロイ・ヘインズ(Roy Haynes)だったりします。 …

「Eric Dolphy - Outward Bound (New Jazz) 1960」伝統とアヴァンギャルドの融合

前の記事でも書きましたが、エリック・ドルフィー(Eric Dolphy)の演奏の特徴は、当時の最先端なスタイルである「伝統的なスタイルをベースにして、そこにアヴァンギャルドな要素を付け加える」という事に尽きると思います。 ベースに「伝統的なスタイル」…

「Booker Little – Booker Little (Time) 1960」伝統から突き抜けた奔放なフレーズが魅力のトランぺッター

クリフォード・ブラウン(Clifford Brown)と同様、短命ながらマックス・ローチ(Max Roach)や、エリック・ドルフィー(Eric Dolphy)との共演で、強烈な印象を残すトランぺッターが、今回ご紹介するブッカー・リトル(Booker Little)。 伝統から突き抜け…