加持顕のジャズに願いをのせて

新潟在住の加持顕(かじあきら)が、ジャズの名盤について個人的感想を気まぐれに投稿。

★Blue Note BN-LA

「John Lee & Gerry Brown – Still Can't Say Enough (Blue Note) 1976」ブレッカー兄弟参加の隠れ名盤

1970年代後半のブルーノート(Blue Note Records)には、こんな良質でファンキー、そしてクロスオーヴァー(昔でいう処のフュージョン)なアルバムがありまして。 エレクトリック・ベースのジョン・リー(John Lee)と、ドラムスのジェリー・ブラウン(Gerry…

「Eddie Henderson – Heritage (Blue Note) 1976」音量豊かで饒舌なトランペット

医師であった親父さん(義父)の人徳か、ジャズ・ミュージシャン達が子供の頃から度々、自宅に遊びに来ていたらしい、医師とトランペット奏者という、昼夜別々の仕事をこなすトランペット奏者のエディ・ヘンダーソン(Eddie Henderson)。 そんな自宅に遊び…

「Donald Byrd - Live: Cookin' with Blue Note at Montreux (Blue Note) 1973」発掘された熱すぎるライブ

スイス・レマン湖畔のリゾート地・モントルー(Montreux)で毎年夏の時期に開催される「モントルー・ジャズ・フェスティバル(Montreux Jazz Festival)」。 www.montreuxjazzfestival.com 1973年のモントルー・ジャズ・フェスティバルでは、ブルーノート(B…

「Horace Silver - Silver 'N Percussion (BN-LA853-H) 1977」パーカッションと共演し、エグいコーラスをダビング

ホレス・シルヴァー(Horace Silver)の「Silver 'N シリーズ」第4弾は「Silver 'N Percussion (BN-LA853-H)」。 クインテットのフロントには、トランペットのトム・ハレル(Tom Harrell)とテナー・サックスのラリー・シュナイダー(Larry Schneider)。 …

「Horace Silver - Silver 'N Voices (BN-LA708-G) 1976」クインテット録音にヴォーカル・アンサンブルをダビング

ホレス・シルバー(Horace Silver)の「Silver 'N シリーズ」第3弾は、ヴォーカル・アンサンブルとの共演(オーバー・ダビングだけど)する「Silver 'N Voices (BN-LA708-G) 」。 編曲、そしてヴォーカル・アンサンブルで歌われる歌詞も、ホレス・シルバー…

「Horace Silver - Silver 'N Wood (BN-LA581-G) 1976」クインテット録音に木管アンサンブルをダビング

ホレス・シルバー(Horace Silver)の「Silver 'N シリーズ」第2弾は、クインテット録音に木管アンサンブルをオーバーダビングした「Silver 'N Wood (BN-LA581-G)」。 なるほど、「Silver 'N Wood」なんでジャケットに「木」が映ってる訳か・・・あまりにも…

「Horace Silver - Silver 'N Brass (BN-LA406-G) 1975」クインテットでの録音に、ブラス・アンサンブルをダビング

ブルーノート(Blue Note Records)の看板アーティスト、ホレス・シルバー(Horace Silver)。 1975年、クインテット編成で録音したテープを元に編曲された、ブラスアンサンブルをオーバーダビングするという、珍しい手法で仕上げられたアルバム「Silver 'N …