加持顕のジャズに願いをのせて

新潟在住の加持顕(かじあきら)がジャズ名盤の個人的感想など綴ってます。

ラス・フリーマン(Russ Freeman)

Chet Baker - Pretty/Groovy (World Pacific) 1953

アルバム「Chet Baker - Pretty/Groovy (World Pacific WP-1249)」は、収録された14曲中、後述する5曲だけが注目されますが。 「Winter Wonderland」など残りの9曲は、ラス・フリーマン(Russ Freeman)のピアノを中心としたカルテット、あるいはドラム…

Chet Baker - Quartet: Russ Freeman Chet Baker (World Pacific) 1956

天才トランペッター、チェット・ベイカー(Chet Baker)が、ラス・フリーマン(Russ Freeman)のトリオをバックに、かなりハードな演奏を繰り広げる1956年11月06日録音のセッションのみを収録したアルバムが、「Chet Baker - Quartet: Russ Freeman Chet Bak…

Chet Baker - The Trumpet Artistry of Chet Baker (Pacific Jazz) 1954

チェット・ベイカー(Chet Baker)のアルバム「The Trumpet Artistry of Chet Baker (Pacific Jazz PJ-1206)」はカルテット(4人編成)、セクステット(6人編成)、アンサンブル(8人編成)という3つの編成で録音された合計6回に及ぶセッションから拾遺…

Chet Baker - Jazz at Ann Arbor (Pacific Jazz) 1954

1950年代のチェット・ベイカー(Chet Baker)は、一緒にバンド活動していたジェリー・マリガン(Gerry Mulligan)がとある理由(おクスリ関連)で一時、音楽活動が出来なくなった事を契機に独立したと記憶しております。 独立したチェット・ベイカー(Chet B…

Chet Baker - Chet Baker Sings and Plays with Bud Shank, Russ Freeman and Strings (Pacific Jazz) 1955

パシフィック・ジャズ(Pacific Jazz Records)におけるチェット・ベイカー(Chet Baker)のヴォーカルものといえば、「Chet Baker Sings (Pacific Jazz PJ-1222)」が断トツの人気盤で、私含め多くの人が、それ1枚を聴く事で満足してしていると思います。 k…

「Charlie Parker & Chet Baker - Inglewood Jam 1952」バードとチェットの伝説的な共演

1952年、西海岸のカリフォルニアに単身現れたチャーリー・パーカー(Charlie Parker)は、現地のミュージシャンを雇ってライブをするため、オーディションを行います。 そこで選ばれたトランペッターは、まだ無名だった若き日のチェット・ベイカー(Chet Bak…

「Art Pepper - Modern Art (Intro) 1957」幻のレーベルに残された絶頂期の演奏

「Modern Art (Intro ILP-606)」は、マイナーレーベル「Intro」に残された天才アルトサックス奏者アート・ペッパー(Art Pepper)絶頂期の録音です。 マイナーレーベルゆえ、以前は入手困難であったそうで。 それゆえ「幻の名盤」と呼ばれ、日本のジャズコレ…

「Chet Baker - Chet Baker Sings (Pacific Jazz) 1956」中性的なボーカルが最大の魅力

チェット・ベイカー(Chet Baker)最大のヒットアルバムであろう「Chet Baker Sings」。 バリトンサックス奏者で作編曲家でもあったジェリー・マリガン(Gerry Mulligan)率いるピアノレス・カルテットで、トランぺッターとしての頭角を現したチェット。 マ…