ホレス・シルヴァー(Horace Silver)
ブルーノート(Blue Note Records)の稼ぎ頭の一人、ホレス・シルヴァー(Horace Silver)が、当時のレギュラー・クインテットを率いて1958年01月13日に録音したアルバムが「Further Explorations (Blue Note BLP-1589)」。日本語に訳すと「未来への探求」と…
アルバム「Blowing In From Chicago (Blue Note BLP-1549)」は、シカゴ出身の俊英テナーサックス奏者、クリフ・ジョーダン(Cliff Jordan)とジョン・ギルモア(John Gilmore)の双頭リーダー・アルバムであり、双方とも初リーダー・アルバムなんだそうです…
ブルーノート(Blue Note Records)のオーナー、アルフレッド・ライオン(Alfred Lion)がこよなく愛したテナーサックス奏者、ハンク・モブレー(Hank Mobley)。 マイルス・デイヴィス(Miles Davis)やジョン・コルトレーン(John Coltrane)の様に「俺が…
癖の強い独特な奏法でジャズ・マニアを引き付けるテナーサックス奏者、J.R.モンテローズ(J.R. Monterose)。 数少ない白人系ハード・バッパーとして人気があるJ.R.モンテローズが、ブルーノート(Blue Note Records)に残した唯一のリーダー・アルバムが、…
トランペッターのケニー・ドーハム(Kenny Dorham)が1955年、ブルーノート(Blue Note Records)で録音した二回のセッションから編纂されたアルバムが「Afro-Cuban (Blue Note BLP-1535)」です。 最初10インチ・レコード「Afro-Cuban (Blue Note BLP-5065…
天才ベーシスト、ポール・チェンバース(Paul Chambers)のブルーノート(Blue Note Records)第1弾が1956年09月21日に録音されたアルバム「Whims Of Chambers (Blue Note BLP-1534)」です。 私は最初、「最後の復刻」シリーズのアナログ・レコードを買って…
ブルーノート(Blue Note Records)が1950年代、後にモダン・ジャズと呼ばれるスタイルの録音を始めてから、レーベルが一旦、新規録音を終える1979年まで在籍していたアーティストが、オーナーであるアルフレッド・ライオン(Alfred Lion)の親友でもあった…
「傑出した(Eminent)」トロンボーン奏者、J. J. ジョンソン(Jay Jay Johnson)がブルーノートに残した3枚の10インチ・アルバムを、2枚の12インチ・アルバムに再編集した第2弾が「The Eminent Jay Jay Johnson Vol. 2 (Blue Note BLP-1506)」です。…
マイルス・デイヴィス(Miles Davis)は「麻薬の虜」になっていた1952年から1954年にかけ、毎年1回の割合で、良き理解者として付き合っていたアルフレッド・ライオン(Alfred Lion)が経営するブルーノート(Blue Note Records)で録音を行っておりますが19…
マイルス・デイヴィス(Miles Davis)の「Bags' Groove (Prestige PRLP-7109)」は、通称「喧嘩セッション」と呼ばれる録音を含むアルバム。 1、2曲目は1954年12月24日、クリスマス・イブの日に録音され、日本では通称「喧嘩セッション」と呼ばれております…
マイルス・デイヴス(Miles Davis)が、クスリの常習癖という束縛から解放された直後に録音されたセッションを収録したアルバムが「Walkin' (Prestige PRLP-7076)」です。 そんな背景もあった影響でしょうか。これまでの何処か陰りのある演奏から一変、マイ…
リーダーを明示しないジャズ・ユニット「The Jazz Messengers」が1955年11月23日、ジャズ・クラブ「カフェ・ボヘミア(The Cafe Bohemia)」で行ったライブ録音の後半(Vol.2)、2枚目となる「The Jazz Messengers At The Cafe Bohemia Vol. 2 (Blue Note B…
1955年当時、ニューヨークのミュージシャン達が「B」の付くジャズ・クラブを巡ると言った時は「Birdland」、「Basin Street」、そして今回の舞台「(Cafe) Bohemia」を巡る事を意味していたそうです。 さて、マイルス・デイヴィス(Miles Davis)との交流…
ホレス・シルヴァー(Horace Silver)が「The Jazz Messengers」を従えた様に表記されたアルバムが「Horace Silver and The Jazz Messengers (Blue Note BLP-1518)」です・・・実際の処、ホレス・シルヴァーが「The Jazz Messengers」を率いていた事はない様…
アルバム・ディスコグラフィー等で録音データを眺めると、ホレス・シルヴァー(Horace Silver)にとって1956年という年が重要な節目であった事が分かります。 1956年前半は、リーダー不在の人気バンド「ジャズ・メッセンジャーズ(The Jazz Messengers)」の…
「Hank Mobley With Donald Byrd And Lee Morgan (Blue Note BLP-1540)」は、ジャズ評論家レナード・フェザー(Leonard Feather)が「テナー・サックスのミドル級チャンピオン」と評したハンク・モブレー(Hank Mobley)をリーダーとして、1956年11月25日に…
今回の「Lee Morgan Sextet (Blue Note BLP-1541) 」あるいは「Lee Morgan Vol. 2」と呼ばれ親しまれるアルバムは、1956年11月のデビュー・アルバムから約1ヶ月後の1956年12月に録音された天才少年リー・モーガン(Lee Morgan)のブルーノートにおける2枚…
「Indeed! (Blue Note BLP-1538)」は、地元フィラデルフィアで活動している頃から「神童」と称賛されていた早熟の天才トランぺッター、リー・モーガン(Lee Morgan)のブルーノート(Blue Note Records)におけるデビュー・アルバムです。 記念すべきデビュ…
ジャズ界の巨人、マイルス・デヴィス(Miles Davis)の「Blue Haze (Prestige PRLP-7054)」は、チャーリー・パーカー(Charlie Parker)との出会いからもたらされた「負の遺産」とでもいうべき、麻薬中毒の長く絶望的なトンネルから抜け出した時期の演奏を含…
ホレス・シルヴァー(Horace Silver)がブルーノート(Blue Note Records)の1500番台に残したアルバムは名作揃いですが、そのうちの1枚がこの「The Stylings Of Silver (Blue Note BLP-1562)」です。 最初に輸入盤(Liberty)の中古レコードで買って、RVG…
大人気ピアニスト、ホレス・シルヴァー(Horace Silver)率いるクインテット(2管編成)が、曲によりビ・バップ・トロンボーンの開祖、J.J.ジョンソン(J.J. Johnson)を加えたセクステット(3管編成)に編成を拡大したアルバムが「The Cape Verdean B…
日本で人気の高いテナーサックス奏者、ハンク・モブレー(Hank Mobley)名義の1957年03月に録音された「Hank Mobley Quintet (Blue Note BLP-1550)」は、晩年のチェット・ベイカー(Chet Baker)が、何故か好んで演奏した曲「Funk In Deep Breeze」収録のア…
ホレス・シルヴァー(Horace Silver)の「Silver 'N シリーズ」第5弾、最終作はストリングスをオーバーダビングした2枚組アルバム「Horace Silver - Silver 'N Strings Play The Music Of The Spheres (Blue Note LWB-1033)」。 カタログ番号からは容易に…
ホレス・シルヴァー(Horace Silver)の「Silver 'N シリーズ」第4弾は「Silver 'N Percussion (BN-LA853-H)」。 クインテットのフロントには、トランペットのトム・ハレル(Tom Harrell)とテナー・サックスのラリー・シュナイダー(Larry Schneider)。 …
ホレス・シルバー(Horace Silver)の「Silver 'N シリーズ」第3弾は、ヴォーカル・アンサンブルとの共演(オーバー・ダビングだけど)する「Silver 'N Voices (BN-LA708-G) 」。 編曲、そしてヴォーカル・アンサンブルで歌われる歌詞も、ホレス・シルバー…
ホレス・シルバー(Horace Silver)の「Silver 'N シリーズ」第2弾は、クインテット録音に木管アンサンブルをオーバーダビングした「Silver 'N Wood (BN-LA581-G)」。 なるほど、「Silver 'N Wood」なんでジャケットに「木」が映ってる訳か・・・あまりにも…
ブルーノート(Blue Note Records)の看板アーティスト、ホレス・シルバー(Horace Silver)。 1975年、クインテット編成で録音したテープを元に編曲された、ブラスアンサンブルをオーバーダビングするという、珍しい手法で仕上げられたアルバム「Silver 'N …
ブルーノート(Blue Note Records)の看板アーティストの一人、ホレス・シルヴァー(Horace Silver)。 ライブアルバム「Doin' The Thing - At The Village Gate (Blue Note BST-84076)」は、フロントにトランペットのブルー・ミッチェル(Blue Mitchell)、…
1962年のお正月、前年に来日したアート・ブレイキー(Art Blakey)が巻き起こしたファンキー・ブーム真っ只中の日本に、米国で絶大なる人気を誇るホレス・シルヴァー(Horace Silver)のクインテットが初来日します。 米国に帰国して録音された「The Tokyo B…
テナーサックスの巨人、ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)のブルーノート第2弾「Sonny Rollins Vol. 2 (Blue Note BLP 1558)」は、相方にハードバップ・トロンボーンの名手、J.J.ジョンソン(Jay Jay Johnson)を起用したクインテット編成での録音です…