加持顕のジャズに願いをのせて

新潟在住の加持顕(かじあきら)がジャズ名盤の個人的感想など綴ってます。

ケニー・ドーハム(Kenny Dorham)

「Kenny Dorham - Trampeta Toccata (Blue Note) 1964」本当は熱いトランぺッターの最終作

ビ・バップ時代に相当する1940年代後半、チャーリー・パーカー(Charlie Parker)クインテットに抜擢された頃から注目を集め、1950年代はアート・ブレイキー(Art Blakey)とホレス・シルヴァー(Horace Silver)を中心とするジャズ・メッセンジャーズ(The …

「Sonny Rollins - Plays For Bird (Prestige) 1956」チャーリー・パーカーに捧ぐ長尺メドレー

ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)名義の「Plays For Bird (Prestige PRLP-7095)」は、1955年03月12日に急逝したチャーリー・パーカー(Charlie Parker)を偲び、パーカーが亡くなった翌年の1956年10月05日、ソニー・ロリンズ自身も参加していた「Max Roach…

「The Jazz Messengers At The Cafe Bohemia Vol. 2 (Blue Note) 1955」充実したライブ録音、2枚目

リーダーを明示しないジャズ・ユニット「The Jazz Messengers」が1955年11月23日、ジャズ・クラブ「カフェ・ボヘミア(The Cafe Bohemia)」で行ったライブ録音の後半(Vol.2)、2枚目となる「The Jazz Messengers At The Cafe Bohemia Vol. 2 (Blue Note B…

「The Jazz Messengers At The Cafe Bohemia Vol. 1 (Blue Note) 1955」レギュラー・バンドによる充実したライブ録音

1955年当時、ニューヨークのミュージシャン達が「B」の付くジャズ・クラブを巡ると言った時は「Birdland」、「Basin Street」、そして今回の舞台「(Cafe) Bohemia」を巡る事を意味していたそうです。 さて、マイルス・デイヴィス(Miles Davis)との交流…

「Horace Silver and The Jazz Messengers (Blue Note) 1955」ジャズ・メッセンジャーズ名義のホレス・シルヴァー

ホレス・シルヴァー(Horace Silver)が「The Jazz Messengers」を従えた様に表記されたアルバムが「Horace Silver and The Jazz Messengers (Blue Note BLP-1518)」です・・・実際の処、ホレス・シルヴァーが「The Jazz Messengers」を率いていた事はない様…

「Kenny Dorham - 'Round About Midnight At The Cafe Bohemia (Blue Note) 1956」幻のバンド、ジャズ・プロフェッツのライブ録音

アップ・テンポの火を吹くかのようなソロ、一転してしみじみとしたバラードにおいても、かすれ気味だが艶のあるハスキー気味な音で、飄々と独特のメロディを吹き綴る、哀愁のハード・バップ・トランぺッター、ケニー・ドーハム(Kenny Dorham)。 ビバップ時…

「Kenny Dorham - Una Mas (Blue Note) 1963」煽るトニーに、燃えるケニー

(世間のイメージとして)静かなるトランぺッター、ケニー・ドーハム(Kenny Dorham)がバックメンバーに煽られ、珍しくも奔放な演奏を繰り広げているのが、本アルバム「Una Mas (Blue Note BST-84127)」です。 (一応)トランペットを吹く私自身の経験上、…

「John Coltrane - Coltrane Time (United Artists) 1963」想定外にハード・バップしてたアルバム

「John Coltrane - Coltrane Time (United Artists UAJS-15001)」は元々、フリージャズ界の巨人・セシル・テイラー(Cecil Taylor)のリーダー・アルバム「Hard Driving Jazz (United Artists Records UAL-4014)」として1959年頃に発売された後、1963年頃に…

「Andrew Hill - Point Of Departure (Blue Note) 1964」新主流派オールスターズによる録音

ブルーノート(Blue Note Records)のオーナー、アルフレッド・ライオン(Alfred Lion)が惚れ込んだ奇才アンドリュー・ヒル(Andrew Hill)のアルバム紹介続けます。 サイドメンの豪華さから彼の作品の中で最も売れているであろう「Point Of Departure(Blu…

「Joe Henderson - Page One (Blue Note) 1963」一生付き合えるアルバム

ジョー・ヘンダーソン(Joe Henderson)の人気盤「Page One (Blue Note BST-84140)」 「ジャズのあらゆるスタイルが含まれている」と言われる、ジョー・ヘンダーソンのスタイルを余すことなく伝えた、一生付き合えるアルバムです。 このアルバムを聴いている…

「秋吉敏子 – Toshiko At Top Of The Gate (Takt Jazz) 1968」ケニー・ドーハム参加のライブ盤

日本が誇るジャズ・ピアニストでありビックバンドのリーダーでもある秋吉敏子さん。 イラストレーター・和田誠さんが描くジャケットがかわいい、秋吉敏子さんのアルバム「Toshiko At Top Of The Gate (Takt Jazz)」は、1968年に録音されたライブ盤です。 晩…

「Kenny Dorham - Quiet Kenny (New Jazz) 1959」静かなるイメージを決定付けた日本人好みの名盤

ビバップ時代、マイルス・デイヴィス(Miles Davis)の後任としてチャーリー・パーカー(Charlie Parker)のバンドで演奏していたトランぺッター、ケニー・ドーハム(Kenny Dorham)。 1959年11月に、かの有名なヴァン・ゲルダー・スタジオで録音されたワン…