加持顕のジャズに願いをのせて

新潟在住の加持顕(かじあきら)がジャズ名盤の個人的感想など綴ってます。

グラント・グリーン(Grant Green)

「Grant Green - Idle Moments (Blue Note) 1963」タイトル曲のため、他の曲を再録音

ブルーノート(Blue Note Records)に残したアルバムにより、日本でも絶大なる人気を誇るギタリスト、グラント・グリーン(Grant Green)。 1963年11月に録音された「Idle Moments (Blue Note BST-84154)」は、グラント・グリーンの洗練されたブルース・フィ…

「Baby Face Willette - Face To Face (Blue Note) 1961」オルガン・ジャズ究極の古典

「Baby Face Willette - Face To Face (Blue Note BST-84068)」は、ベイビー・フェイス・ウィレット("Baby Face" Willette)の乗りの良いオルガンを堪能出来る最良の1枚。 ソウフルフルなグラント・グリーン(Grant Green)のギターも聴きどころですが、そ…

「Dodo Greene - My Hour Of Need (Blue Note) 1962」初期ブルーノートでは希少なヴォーカル・アルバム

アルフレッド・ライオン(Alfred Lion)が全てを仕切っていた頃のブルーノート(Blue Note Records)には、何故かヴォーカル「アルバム」が9000番台の2枚しかありません。 最初期から「シングル」用の録音は時々あった様なのですが、アルバム丸々1枚分の録…

「Lee Morgan - Seach For The Newland (Blue Note) 1964」処女航海のアイデア拝借元はこのアルバムかも

リー・モーガン(Lee Morgan)の「Search for the New Land (Blue Note BST-84169)」は1964年02月に録音された、モードっぽい「海」や「航海」をテーマとした曲が入っている、他のリー・モーガン作品とは一味違うアルバムです。 リー・モーガンの復帰第1…