☆リバーサイド (Riverside - Jazzland)
キャノンボール・アダレイ(Cannonball Adderley)が、ピアニストのセルジオ・メンデス(Sergio Mendes)を含む「The Bossa Rio Sextet Of Brazil」をバックに、当時一世を風靡したボサノヴァ風味の曲を演奏した人気アルバムが、「Cannonball's Bossa Nova (…
ジャズ界が「ハードバップ・ジャズ」から派生した「ファンキー・ジャズ」に沸き立つ1959年、キャノンボール・アダレイ(Cannonball Adderley)の兄弟バンドが、サンフランシスコのジャズクラブ「The Jazz Workshop」で録音した熱狂的なライブ。 会場の熱気が…
短期間ではあるもののマイルス・デイヴィス(Miles Davis)のグループで共演したアルト・サックスのキャノンボール・アダレイ(Cannonball Adderley)と、ピアノのビル・エヴァンス(Bill Evans)が、MJQ(Modern Jazz Quartet)のリズム・セクションである…
1956年に18歳で衝撃的なデビューを果たし、「Dizzy Gillespie Big Band」や「Art Blakey And The Jazz Messengers」での張ったりの効いた演奏で、天才トランペット少年の名声を欲しいままにしたリー・モーガン(Lee Morgan)。 インディード+1 アーティスト:…
ビル・エヴァンス(Bill Evans)が1962年07月16日、17日の二日をかけ、クインテット編成で録音したアルバムが「Interplay (Riverside RM-445/RS-9445)」です。 演奏メンバーはビル・エヴァンス(Bill Evans)の他に、ベースのパーシー・ヒース(Percy Heath…
ピアノのビル・エヴァンス(Bill Evans)が、ベースのスコット・ラファロ(Scott LaFaro)、ドラムスのポール・モチアン(Paul Motian)と結成した革新的なピアノ・トリオ。 ベースがリズムキープという役割を超え、ピアノと対等に自由な動き(ソロ)をする…
ピアノのビル・エヴァンス(Bill Evans)が、ベースのスコット・ラファロ(Scott LaFaro)、ドラムスのポール・モチアン(Paul Motian)と結成したピアノ・トリオは、それまでのベースとピアノがソロ以外の時はリズムキープに徹するという暗黙の了解を打ち破…
ビル・エヴァンス(Bill Evans)派の番頭格というイメージが強い白人系叙情派ピアニスト、ドン・フリードマン(Don Friedman)。 さて、日本で一番売れたであろうドン・フリードマン(Don Friedman)のアルバムが、今回ご紹介する「Circle Walz (Riverside R…
1961年のお正月にアート・ブレイキー(Art Blakey)率いるジャズ・メッセンジャーズで初来日を果たしたピアニストのボビー・ティモンズ(Bobby Timmons)ですが、自身の人気も高まったであろう1961年の秋にはジャズ・メッセンジャースを退団し、自らのトリオ…
ニューヨークのライブ・スポット「ファイブ・スポット・カフェ(Five Spot Cafe)」は、セロニアス・モンク(Thelonious Monk)、ケニー・バレル(Kenny Burrell)、エリック・ドルフィー(Eric Dolphy)など、有名ミュージシャン達の名ライブ盤を数多く録音し…
昭和的な話から始まりますが。 今回は、アナログレコードからカセットテープに録音し、よく聴いていたアート・ブレイキー(Art Blakey)率いるジャズ・メッセンジャーズの、お馴染みバードランドで1963年06月16日に録音されたライブ盤「Ugetsu (Riverside RS…
今回はキャノンボール・アダレイ(Cannonball Adderley)の弟でコルネット奏者であるナット・アダレイ(Nat Adderley)の代表作。 1960年01月の25日と27日の2日間に渡り録音された「Work Song (Riverside RLP12-318)」です。 偉大な兄ちゃん(キャノンボー…
ジャズ界の巨人というか、天才の一人、超個性派ピアニストのセロニアス・モンク(Thelonious Monk)。 1956年の、10月と12月の三回に渡り録音された「Brilliant Corners (Riverside RLP12-226)」は、セロニアス・モンク(Thelonious Monk)がリヴァーサイド…
ビバップの伝道師として最晩年は教育活動に力を入れていたバリー・ハリス(Barry Harris)ですが、2021年12月08日に新型コロナウイルス感染に伴う合併症のため91歳で逝去されました。 さて、1960年05月15日、16日と二日間に渡り、サンフランシスコの「The Ja…
ケニー・ドリュー(Kenny Drew)のホーン入りアルバム「This Is New (Riverside RLP12-236)」は、ハードバップ期の演奏スタイルで素敵な演奏を繰り広げるトランペッター、ドナルド・バード(Donald Byrd)を堪能するためのアルバムです、私の場合。 1~3曲…
1958年08月07日、リバーサイド(Riverside Records)は、孤高の天才、セロニアス・モンク(Thelonious Monk)率いるカルテットのライブ録音を行いました。 ライブ会場は、ニューヨークにある有名な「ファイブ・スポット(Five Spot Cafe)」。 今回のライブ…
1957年は丁度、セロニアス・モンク(Thelonious Monk)は40歳になった年のようです。 1951年の身代わり逮捕から没収されていた「キャバレー・カード」を、パトロンであったニカ男爵夫人らの尽力により再交付。 ジャズクラブ「ファイブ・スポット(Five Spot …
「Mulligan Meets Monk (Riverside RLP-1106)」はタイトル通り、孤高の天才ピアニスト、セロニアス・モンク(Thelonious Monk)と、ウエスト・コースト・ジャズ界隈の人気者、ジェリー・マリガン(Gerry Mulligan)の共演を記録した、一期一会的なアルバム。…
1956年04月に録音された切手風味のジャケットが印象的な「The Unique Thelonious Monk (Riverside RLP12-209) 」は、セロニアス・モンク(Thelonious Monk)のトリオ編成によるジャズ・スタンダード集。 ただ1曲、「Memories Of You」だけは、セロニアス・…
セロニアス・モンク(Thelonious Monk)という超個性的なピアニストは、ビバップ時代から活躍するジャズの巨人の一人です。 ジャズ好きなら一度は聴いた事のあるセロニアス・モンクの自作曲は沢山ありますが、それらは活動初期にモンクの才能に惚れ込んたア…
今回は、ケニー・ドリュー(Kenny Drew)のトリオ編成による、1956年09月録音の「The Kenny Drew Trio (Riverside RLP12-224)」です。 バックを務めるのは当時、いずれもトランペット奏者・マイルス・デイヴィス(Miles Davis)のレギュラーメンバーであり、…
アート・ブレイキー率いるジャズ・メッセンジャーズ(Art Blakey and The Jazz Messengers)が残したアルバムの中で、一番地味で聴く機会が少ないのがこの「京都(Kyoto)」ではないかと思われます。 今日、どの音源紹介しようかな・・・と、パソコンデータ…
「Don Friedman – A Day In The City (Riverside)」は、白人系叙情派ピアニスト、ドン・フリードマン(Don Friedman)の初リーダーアルバム。 日本ではビル・エヴァンス(Bill Evans)派の番頭格というイメージが強いかと思われます。 ポートレイト・イン・…
「Wynton Kelly Trio & Sextet - Kelly Blue (Riverside)」は、ウイントン・ケリー(Wynton Kelly)が、ビル・エヴァンス (Bill Evans)の後釜ピアノストとして、マイルス・デイビス(Mlies Davis)のバンドに参加した直後の作品。 しかも、02月19日(Sextet…
ハッピーなウイントン・ケリー(Wynton Kelly)トリオをバックにした、ブルー・ミッチェル(Blue Mitchell)の珍しいワン・ホーン・アルバム「Blue's Moods (Riverside)」は、ファンキージャズ全盛時代の1960年に録音されたものです。 屈託なく明るいワンホ…
「The Thelonious Monk Orchestra at Town Hall (Riverside) 」は、超個性派ピアニスト、セロニアス・モンク(Thelonious Monk)が、10人編成のオーケストラを率いて1959年にニューヨークのタウンホール(Town Hall)で行ったライブの実況録音盤。 オーケ…
「Bill Evans - Sunday At The Village Vanguard」が発売された翌1962年、1961年07月に急死したベースのスコット・ラファロ(Scott LaFaro)追悼盤として「Waltz For Debby」が発売された様です。 「不朽の名盤想定外の続編」が、不幸な事故をきっかけにして…
ビル・エヴァンス(Bill Evans)が結成した、革新的なトリオ。 革新的である要因はスコット・ラファロ(Scott LaFaro)のピアノと対等に自己主張するベースであることに異論がある人は、まず居ないかと思われます。 彼ら革新的なトリオが残したライブアルバ…