加持顕のジャズに願いをのせて

新潟在住の加持顕(かじあきら)が、ジャズの名盤について個人的感想を気まぐれに投稿。

ソニー・クラーク(Sonny Clark)

「Jackie McLean - Jackie McLean Quintet (Blue Note)1962」ハードバップ寄りなためお蔵入りしてたアルバム

ジャッキー・マクリーン(Jackie McLean)をリーダーに据え、1962年06月14日に録音されたものの、長年お蔵入りしていたアルバムが「Jackie McLean Quintet (Blue Note BST-84116)」です。 このセッション(録音)は1978年頃、2枚組アルバム「Jackie McLean …

「Grant Green - The Latin Bit +3 (Blue Note)1962」グラント・グリーンらしからぬ陽気で明るい企画もの

グラント・グリーン(Grant Green)がパーカッション(コンガとシェケレ)を加えた編成で、ラテン系の音楽を題材に取りあげた企画もの的なアルバムが、今回の「The Latin Bit +3 (Blue Note BST-84111)」です。 ブルーノート(Blue Note Records)公式各種コ…

「Don Wilkerson - Preach Brother! (Blue Note)1962」踊れるジャズ界隈で人気の1枚

「テキサス・テナー」と呼ばれる演奏スタイルで、ダンサブルな演奏を聴かせてくれるドン・ウィルカーソン(Don Wilkerson)をリーダーとするアルバム「Preach Brother! (Blue Note BST-84107)」は、1962年06月18日に録音されました。 「21世紀版ブルーノート…

「Ike Quebec - Easy Living +2 (Blue Note)1962」低音3管とワンホーンという未発表ながら魅力的なアルバム

マイケル・カスクーナが手掛けた発掘音源の1枚として発売されたアルバム「Ike Quebec - Easy Living +2 (Blue Note)」。アイク・ケベック(Ike Quebec)をリーダーとした1962年01月20日の録音ですが、オルガンやギターをバックに演奏された他の録音とは毛色…

「Ike Quebec - Blue And Sentimental +2 (Blue Note) 1961」上品なソウルジャズ

ブルーノート(Blue Note Records)を長年、裏方として支えてきたテナーサックス奏者のアイク・ケベック(Ike Quebec)。 残念ながら1963年01月に肺がんのため逝去してしまうのですが、亡くなる少し前の1959年頃からブルーノート(Blue Note Records)でのリ…

「Sonny Clark - Leapin' And Lopin' +2 (Blue Note) 1961」玄人好みのメンバーによる滋味溢れるアルバム

ソニー・クラーク(Sonny Clark)久々のリーダー・アルバム「Leapin' And Lopin' (Blue Note BST-84091)」は、ベースのブッチ・ウォレン(Butch Warren)、ドラムスのビリー・ヒギンズ(Billy Higgins)を従えたピアノ・トリオに、トランペットのトミー・タ…

「Jackie McLean - A Fickle Sonance (Blue Note) 1961」新たなる飛翔への助走

ジャッキー・マクリーン(Jackie McLean)をリーダーとし、1961年10月26日に録音されたアルバム「A Fickle Sonance (Blue Note BST-84089)」 トランペットのトミー・タレンタイン(Tommy Turrentine)、ピアノのソニー・クラーク(Sonny Clark)、ベースのブ…

「Jackie McLean - Jackie's Bag (Blue Note)」ハードバップとブルージーな演奏

アルバム「Jackie's Bag (Blue Note BST-84051)」は、1959年01月18日に行われたジャッキー・マクリーン(Jackie McLean)のハードバップ味溢れるブルーノート初リーダー録音と、ティナ・ブルックス(Tina Brooks)らが参加したブルージーな1960年09月01日の…

Sonny Clark - Sonny Clark Trio (Time) 1960

日本のジャズ・ファンにとって、日本人好みとよく言われるピアニスト、ソニー・クラーク(Sonny Clark)が残した「Sonny Clark Trio」と言われたら、すぐ思い出すアルバムが2枚あるかと思われます。 まず、1枚は日本で「ジャズ喫茶の定番アルバム」として…

Stanley Turrentine - Stan "The Man" Turrentine (Time) 1960

スタンリー・タレンタイン(Stanley Turrentine)が「Time Records」に1960年01月に録音したアルバムが「Stanley Turrentine - Stan "The Man" Turrentine (Time S/2086)」です。 リズム隊のベースはジョージ・デュヴィヴィエ(George Duvivier)、ドラムス…

Lawrence Marable - Tenorman (Jazz West) 1956

1956年08月にハリウッドの「Capitol Recording Studios」で録音された「Lawrence Marable - Tenorman (Jazz West JWLP-8)」は、ドラムスのローレンス・マラブル(Lawrence Marable)をリーダーとしたアルバムでありながら、ジャケットはテナー・サックスのジ…

「Bennie Green - Soul Stirrin' (Blue Note) 1958」ほのぼのハード・バップ風味なアルバム

ブルーノート(Blue Note Records)4000番台の紹介を進めているのですが・・・。 次回紹介予定の「Walkin' & Talkin' (Blue Note BST-84010)」を聴き始めたら、1500番台の最後の方で紹介し損ねた、トロンボーン奏者ベニー・グリーン(Bennie Green)がリーダ…

「Louis Smith - Smithville (Blue Note)」寡作なトランペッターの人気盤

寡作なミュージシャンでありながら、ブルーノート(Blue Note Records)に代表作を録音しているミュージシャンが何人か居たりしますが、そんな中の一人がトランペッターのルイ・スミス(Louis Smith)です。 ルイ・スミス(Louis Smith)は、クリフォード・…

「Sonny Clark Quintet (Blue Note) 1957, 1958」大名盤の同日録音含むお蔵入りアルバム

諸事情あって本国アメリカでは1980年代以降に、ようやく知名度が上がってきたものの、日本では輸入盤でしか聴けなかった1960年代当初から人気が高く、未だ人気が衰えないピアニスト、ソニー・クラーク(Sonny Clark)。 今回紹介するのは、レコード番号まで…

「Cliff Jordan – Cliff Craft (Blue Note) 1957」ホレス・シルヴァーへのリスペクト・アルバム

クリフ・ジョーダン(Cliff Jordan)の1957年10月10日に録音されたアルバム「Cliff Craft (Blue Note BLP-1582)」は、アナログ・レコード時代のA面に相当する前半3曲を自作曲で固め、B面に相当する後半3曲は、バップ時代にチャーリー・パーカー(Charlie…

「Johnny Griffin - The Congregation (Blue Note) 1957」第3弾はゆったり豪快に

シカゴ生まれの早吹きテナーマン、ジョニー・グリフィン(Johnny Griffin)のブルーノート(Blue Note Records)第3弾が、1957年10月23日に録音されたアルバム「The Congregation (Blue Note BST-81580)」です。 アルバム・ジャケットを飾るイラストは、後…

「John Jenkins With Kenny Burrell (Blue Note) 1957」ハード・バップの隠れ名盤

シカゴ出身のアルトサックス奏者、ジョン・ジェンキンス(John Jenkins)がブルーノート(Blue Note Records)に残した唯一のリーダー作が「John Jenkins With Kenny Burrell (Blue Note BLP-1573)」です。 ジョン・ジェンキンス(John Jenkins)以外には、…

「Sonny Clark - Sonny's Crib (Blue Note) 1957」ジョン・コルトレーン参加の人気アルバム

ブルーノート(Blue Note Records)の1500番台でハウス・ピアニストとして活躍したソニー・クラーク(Sonny Clark)が、1957年07月21日録音の初リーダーアルバム「Dial "S" For Sonny (Blue Note BLP-1570)」に続いて録音したリーダー・アルバム第2弾が1957…

「Sonny Clark - Dial "S" For Sonny (Blue Note) 1957」初リーダーアルバムを誕生日に録音

ブルーノート(Blue Note Records)の1500番台では、ホレス・シルヴァー(Horace Silver)に続くハウス・ピアニストとして活躍したソニー・クラーク(Sonny Clark)。 そんなソニー・クラークは、誕生日である1957年07月21日に初リーダーアルバム「Dial "S" …

「Lou Donaldson - Lou Takes Off (Blue Note) 1957」若手注目株が繰り広げるハード・バップ・セッション

アルト・サックス奏者、ルー・ドナルドソン(Lou Donaldson)をリーダーに据えたブルーノート(Blue Note Records)オール・スター・ジャム・セッション風のアルバムが、今回ご紹介する1957年12月15日に、いつものニュージャージーのハッケンサックにあった…

「Jackie McLean - Tippin' The Scales (Blue Note) 1962」お蔵入りらしからぬ好盤

ジャッキー・マクリーン(Jackie McLean)をリーダーとする「Tippin' The Scales」は、1962年09月28日に録音された「お蔵入りセッション」。 ジャッキー・マクリーンとソニー・クラーク(Sonny Clark)による、唯一のワン・ホーン・カルテットであり、最後の…

「Dexter Gordon - Landslide (Blue Note) 1961,1962」好演奏揃いの拾遺集

デクスター・ゴードン(Dexter Gordon)の未発表録音をまとめた拾遺集「Landslide (Blue Note BN-LT1051)」が、予想外に良い演奏が揃っていて吃驚。 タイトル曲「Landslide」は、「Dexter Calling... (Blue Note BST-84083)」セッションの未発表曲で、残りは…

「Lee Morgan - Candy (Blue Note) 1957」鯔背(いなせ)なトランペットのワンホーン・アルバム

リー・モーガン(Lee Morgan)の「Candy (Blue Note BST-81590)」は、天才トランペット少年、リー・モーガン最初の絶頂期に録音されたワン・ホーン・アルバムです。 これまでのリー・モーガンのブルーノート(Blue Note Records)におけるリーダーアルバムは…

「Curtis Fuller - Bone & Bari (Blue Note) 1957」珍しい低音2管編成のアルバム

「Bone & Bari (Blue Note BLP-1572) 」は、カーティス・フラー(Curtis Fuller)のブルーノート第2弾。 カーティス・フラー(Curtis Fuller)のトロンボーンに、テイト・ヒューストン(Tate Houston)のバリトン・サックスが相方を務めるという、珍しい低…

「Curtis Fuller - Curtis Fuller Vol. 3 (Blue Note) 1957」ブルーノートらしい好ハードバップ・アルバム

「Curtis Fuller Vol. 3 (Blue Note BLP-1583)」は、ハード・バップ・トロンボーンの人気者、カーティス・フラー(Curtis Fuller)がリーダーの2管編成による好アルバム。 叙情的な演奏を得意とするアート・ファーマー(Art Farmer)を相方に従え、ピアノに…

「Bennie Green - Bennie Green (Time) 1960」3曲携え参加のソニー・クラークがポイント

トロンボーンのベニー・グリーン(Bennie Green)が、タイム・レコードに残したアルバム「Bennie Green (Time)」 ベニー・グリーンのトロンボーンと、ジミー・フォレスト(Jimmy Forrest)のテナーサックスという低音楽器2管で演奏される、のほほんとした雰…

「Hank Mobley (Blue Note BLP-1568) 1957」脇役の健闘著しいアルバム

まず、このハンク・モブレー(Hank Mobley)のアルバム「Hank Mobley (Blue Note BST-81568)」は、プレス枚数の少なさからかオリジナル盤が「異常に高い」んだそうです。 そして、サックス奏者カーティス・ポーター(Curtis Porter)の参加で語られることの…

「Dexter Gordon - Go! (Blue Note) 1962」奔放で豪快なるテナーマンの代表作

タイトルは勿論、「Gordon」と「Go」をかけたんでしょうね。 ブルーノートのアルバムデザインを担当するリード・マイルス(Reid Miles)の、センスがひときわ光るジャケットでもあります。 このアルバムでは、ブルーノートのハウス・リズムセクションをバッ…

「Sonny Clark - Sonny Clark Trio (Blue Note BST-81579)1957」春の光ほのかに

色とりどりに塗られたピアノの鍵盤(黒鍵)が踊る印象的なジャケットでお馴染みの「Sonny Clark Trio (Blue Note BST-81579)」。 ブルーノートでは顔馴染みのメンバーが、ソニー・クラーク(Sonny Clark)をリーダーとするトリオ編成で録音したアルバム、と…

「Sonny Clark - Cool Struttin' (Blue Note BST-81588) 1958」美脚ジャケットの誘惑と謎

ソニー・クラーク(Sonny Clark)という短命だったミュージシャンが、1958年にブルーノート(Blue Note Records)に録音した「Cool Struttin' (Blue Note BST-81588) 」。 日本では「美脚ジャケット」に魅せられて購入する方も多いと噂される、ベストセラー…