ボビー・ティモンズ(Bobby Timmons)
チェット・ベイカー(Chet Baker)をリーダーとしパシフィック・ジャズ(Pacific Jazz Records)から発売された「Chet Baker And Crew (Pacific Jazz PJ-1224/ST-1004)」は8曲ほど収録されておりますが、実際のセッションは「To Mickey's Memory (alternate…
チェット・ベイカー(Chet Baker)が1956年07月24、25、31日に渡りカリフォルニア州ロサンゼルスにある「The Forum Theater」で録音した19曲の中から8曲を収録したアルバムが「Chet Baker - Chet Baker & Crew (Pacific Jazz PJ-1224/ST-1004)」です。 私が…
アート・ブレイキー(Art Blakey)率いる「The Jazz Messengers」が、音楽監督兼テナーサックス奏者としてウェイン・ショーター(Wayne Shorter)を迎え入れたスタジオ録音第1弾が、今回ご紹介する1960年03月06日に録音されたアルバム「The Big Beat (Blue …
「ホーン奏者の様にシングルトーンでソロをとる事が出来る」という理由で、ブルーノート(Blue Note Records)のオーナー、アルフレッド・ライオン(Alfred Lion)のお気に入りだったケニー・バレル(Kenny Burrell)。 ケニー・バレル(Kenny Burrell)は普…
1958年10月30日に世界的な大ヒットを記録した「Art Blakey And The Jazz Messengers - Moanin' (Blue Note BLP-4003)」を録音し、続く欧州巡業の熱狂的な歓迎を受けたアート・ブレイキー(Art Blakey)率いるジャズ・メッセンジャーズ(The Jazz Messengers…
ホレス・シルヴァー(Horace Silver)脱退後のジャズ・メッセンジャーズ(The Jazz Messengers)は、ブルーノートのオーナー、アルフレッド・ライオン(Alfred Lion)が録音を控えるほど、タガが緩んでおりました。 そんなバンドの再建を引き受けたのが、作…
ジャズ界が「ハードバップ・ジャズ」から派生した「ファンキー・ジャズ」に沸き立つ1959年、キャノンボール・アダレイ(Cannonball Adderley)の兄弟バンドが、サンフランシスコのジャズクラブ「The Jazz Workshop」で録音した熱狂的なライブ。 会場の熱気が…
1961年のお正月にアート・ブレイキー(Art Blakey)率いるジャズ・メッセンジャーズで初来日を果たしたピアニストのボビー・ティモンズ(Bobby Timmons)ですが、自身の人気も高まったであろう1961年の秋にはジャズ・メッセンジャースを退団し、自らのトリオ…
ニューヨークのライブ・スポット「ファイブ・スポット・カフェ(Five Spot Cafe)」は、セロニアス・モンク(Thelonious Monk)、ケニー・バレル(Kenny Burrell)、エリック・ドルフィー(Eric Dolphy)など、有名ミュージシャン達の名ライブ盤を数多く録音し…
「Blue Lights Vol. 2 (Blue Note BLP-1597)」は、ギターの名手、ケニー・バレル(Kenny Burrell)をリーダーに据え、今後、ブルーノート(Blue Note Records)での活躍がいっそう期待される若手を中心に集められたっぽい風情の、1958年05月14日に行われたス…
「Blue Lights Vol. 1 (Blue Note BLP-1596)」は、ギターの名手、ケニー・バレル(Kenny Burrell)をリーダーに据え、今後、ブルーノート(Blue Note Records)での活躍がいっそう期待される若手を中心に集められたっぱい感じの、1958年05月14日に行われたス…
今回は、愛すべきテナー・サックス奏者、ハンク・モブレー(Hank Mobley)のアルバム「Hank (Blue Note BLP-1560)」です。 「1560」というキリの良いレコード番号を割り振っている事から、アルフレッド・ライオン(Alfred Lion)も力を入れて制作したアルバ…
今回はキャノンボール・アダレイ(Cannonball Adderley)の弟でコルネット奏者であるナット・アダレイ(Nat Adderley)の代表作。 1960年01月の25日と27日の2日間に渡り録音された「Work Song (Riverside RLP12-318)」です。 偉大な兄ちゃん(キャノンボー…
そろそろ、「初心者お勧めの大名盤」の中から1枚、紹介しましょうかね・・・。 まあ、資料見つけて書き出したものの文章まとまらず、未だ保留中のアルバムが何枚かあったりしますので、少しづつ放出しておかないと(笑)。 さて今回紹介するアルバムは、ア…
アップ・テンポの火を吹くかのようなソロ、一転してしみじみとしたバラードにおいても、かすれ気味だが艶のあるハスキー気味な音で、飄々と独特のメロディを吹き綴る、哀愁のハード・バップ・トランぺッター、ケニー・ドーハム(Kenny Dorham)。 ビバップ時…
リー・モーガン(Lee Morgan)がリーダー名義のアルバム「Leeway (Blue Note BST-84034)」は、このアルバムにも参加するアート・ブレイキー(Art Blakey)率いるジャズ・メッセンジャーズに在籍していた頃の録音であり、ブルーノート(Blue Note Records)が…
天才少年リー・モーガン(Lee Morgan)がブルーノート(Blue Note Records)における第5弾アルバムが、今回の「The Cooker (Blue Note BLP-1578)」です。 参加メンバーは、フロントにバリトン・サックスのペッパー・アダムス(Pepper Adams)、ピアノがボビ…
「The Soul Man! (Prestige PRST-7465)」は、ボビー・ティモンズ(Bobby Timmons)[1935 - 1974]最後期の1966年、ジャズ・メッセンジャーズ時代の同僚・ウェイン・ショーター(Wayne Shorter)を迎えたアルバム。 兎に角、独自のサウンドを明確に押し出し始…
ブルーノート(Blue Note Records)で、リーダーアルバムを出したトロンボーン奏者といえば、ビバップ・トロンボーンの天才、J・J・ジョンソン(Jay Jay Johnson)が思い浮かびます。 第二弾が、今回紹介するハードバップ・トロンボーンの俊英、カーティス…
アート・ブレイキー(Art Blakey)がジャズ・メッセンジャーズ(The Jazz Messengers)を率いて世界中にファンキー・ブームを巻き起こすきっかけになったのが、このアルバム「Moanin' (Blue Note BST-84003)」。 オリジナルタイトルはバンド名だけですが、他…