フィリー・ジョー・ジョーンズ(Philly Joe Jones)
フレディ・ハバード(Freddie Hubbard)が参加したアルバムを何枚も聴いている人にはご納得いただけるかと思われますが。 フレディ・ハバード(Freddie Hubbard)のリーダー・アルバムでは、音楽監督が居なとフレディのソロは別にして、全体の印象が散漫にな…
アート・ブレイキー(Art Blakey)をリーダーとし、1958年11月09日に録音されたアルバム第2弾「A Message From Blakey – Holiday For Skins Vol. 2 (Blue Note BST-84005)」。 1957年03月07日に録音された「Orgy In Rhythm Vol.1,2 (Blue Note BLP-1554/155…
アート・ブレイキー(Art Blakey)をリーダーとし、1958年11月09日に録音されたハードバップ風味な「リズムの饗宴」を記録したセッションの第1弾が、アルバム「A Message From Blakey – Holiday For Skins Vol. 1 (Blue Note BST-84004)」です。 このアルバ…
今回はジャズ界の巨人の一人、ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)のブルーノート(Blue Note Records)最終作であり、きら星の如き名盤ひしめく4000番台の冒頭を飾るアルバム「Newk's Time (Blue Note BLP-4001)」のご紹介です。 さて、アルフレッド・ライオ…
ビル・エヴァンス(Bill Evans)が1962年07月16日、17日の二日をかけ、クインテット編成で録音したアルバムが「Interplay (Riverside RM-445/RS-9445)」です。 演奏メンバーはビル・エヴァンス(Bill Evans)の他に、ベースのパーシー・ヒース(Percy Heath…
諸事情あって本国アメリカでは1980年代以降に、ようやく知名度が上がってきたものの、日本では輸入盤でしか聴けなかった1960年代当初から人気が高く、未だ人気が衰えないピアニスト、ソニー・クラーク(Sonny Clark)。 今回紹介するのは、レコード番号まで…
今回は、愛すべきテナー・サックス奏者、ハンク・モブレー(Hank Mobley)のアルバム「Hank (Blue Note BLP-1560)」です。 「1560」というキリの良いレコード番号を割り振っている事から、アルフレッド・ライオン(Alfred Lion)も力を入れて制作したアルバ…
癖の強い独特な奏法でジャズ・マニアを引き付けるテナーサックス奏者、J.R.モンテローズ(J.R. Monterose)。 数少ない白人系ハード・バッパーとして人気があるJ.R.モンテローズが、ブルーノート(Blue Note Records)に残した唯一のリーダー・アルバムが、…
天才ベーシスト、ポール・チェンバース(Paul Chambers)のブルーノート(Blue Note Records)第1弾が1956年09月21日に録音されたアルバム「Whims Of Chambers (Blue Note BLP-1534)」です。 私は最初、「最後の復刻」シリーズのアナログ・レコードを買って…
マイルス・デイヴィス(Miles Davis)が、ギル・エヴァンス(Gil Evans)楽団と共演したアルバム第2弾が「Porgy And Bess (Columbia CS-8085/CL-1274)」。 「ポーギーとベス(Porgy And Bess)」は、小説家・エドワード・デュボーズ・ヘイワード(Edwin DuB…
1958年の02月04日と03月04日の2日間のセッションから拾遺されたアルバムが、マイルス・デイヴィス(Miles Davis)の「Milestones (Columbia CL-1193)」であり、マイルス・デイヴィスの音楽(演奏スタイル)が、「ハードバップ」から「モード」へ遷移する過…
マイルス・デイヴィス(Miles Davis)のコロンビア(Columbia Records)移籍第1弾が、モノラル録音の「'Round About Midnight (Columbia CL-949)」です。 ギル・エヴァンス(Gil Evans)が編曲したとされる表題曲「'Round About Midnight」のインパクトが強…
デクスター・ゴードン(Dexter Gordon)の未発表録音をまとめた拾遺集「Landslide (Blue Note BN-LT1051)」が、予想外に良い演奏が揃っていて吃驚。 タイトル曲「Landslide」は、「Dexter Calling... (Blue Note BST-84083)」セッションの未発表曲で、残りは…
マイルス・デイヴィス(Miles Davis)率いる1950年代の黄金クインテットは、プレステッジ(Prestige Records)との録音契約を履行するため、1956年の05月11日と10月26日の2回に分けたスタジオをライブ会場に見立てた長時間録音、通称「マラソン・セッション…
コロンビア(Columbia Records)と契約を結んだ1956年は、マイルス・デイヴィス(Miles Davis)にとって変革の年となりました。 後に「1950年代の黄金クインテット」と呼ばれるバンドでのツアーは大成功を収め、出演するクラブは連日満員。 そんな中、1956年…
1955年11月16日に録音された「Miles (Prestige PRLP-7014)」。 解説文が印刷されるジャケット裏に「The New Miles Davis Quintet」と記載されている通り1955年の中頃、マイルスが新たに結成したバンドでの録音です。 マイルス・デイヴィス(Miles Davis)の…
マイルス・デイヴス(Miles Davis)の「The Musings Of Miles (Prestige PRLP-7007)」は、珍しいワンホーン・アルバムです。 マイルスの他、レッド・ガーランド(Red Garland)のピアノ、オスカー・ペティフォード(Oscar Pettiford)のベース、フィリー・ジ…
マイルス・デイヴィス(Miles Davis)の「Miles Davis And The Modern Jazz Giants (Prestige PRLP-7150)」は、通称「喧嘩セッション」から4曲、「マラソンセッション」から1曲を収録したアルバム。 セロニアス・モンク(Thelonious Monk)、ミルト・ジャ…
マイルス・デイヴィス(Miles Davis)の「Collectors' Items (Prestige PRLP-7044)」は1953年01月30日に行われたセッションと、マイルスがプレステッジ(Prestige)レコードを離れる直後の3年後、1956年03月16日に行われた消化試合的なセッションの2つを1…
天才ピアニスト、バド・パウエル(Bud Powell)のブルーノート(Blue Note Records)第4弾「The Time Waits (Blue Note BST-81598)」は、ドラムスにフィリー・ジョー・ジョーンズ(Philly Joe Jones)、ベースにサム・ジョーンズ(Sam Jones)を迎えたトリ…
天才少年リー・モーガン(Lee Morgan)がブルーノート(Blue Note Records)における第5弾アルバムが、今回の「The Cooker (Blue Note BLP-1578)」です。 参加メンバーは、フロントにバリトン・サックスのペッパー・アダムス(Pepper Adams)、ピアノがボビ…
「Indeed! (Blue Note BLP-1538)」は、地元フィラデルフィアで活動している頃から「神童」と称賛されていた早熟の天才トランぺッター、リー・モーガン(Lee Morgan)のブルーノート(Blue Note Records)におけるデビュー・アルバムです。 記念すべきデビュ…
ファッツ・ナバロ(Fats Navarro)との共演、クリフォード・ブラウン(Clifford Borwn)への作編曲の提供など、トランペット好きには外せないピアニスト兼作編家であるタッド・ダメロン(Tadd Dameron)。 そんなタッド・ダメロンが、テナーサックスの巨人ジ…
今回は、ケニー・ドリュー(Kenny Drew)のトリオ編成による、1956年09月録音の「The Kenny Drew Trio (Riverside RLP12-224)」です。 バックを務めるのは当時、いずれもトランペット奏者・マイルス・デイヴィス(Miles Davis)のレギュラーメンバーであり、…
色とりどりに塗られたピアノの鍵盤(黒鍵)が踊る印象的なジャケットでお馴染みの「Sonny Clark Trio (Blue Note BST-81579)」。 ブルーノートでは顔馴染みのメンバーが、ソニー・クラーク(Sonny Clark)をリーダーとするトリオ編成で録音したアルバム、と…
ソニー・クラーク(Sonny Clark)という短命だったミュージシャンが、1958年にブルーノート(Blue Note Records)に録音した「Cool Struttin' (Blue Note BST-81588) 」。 日本では「美脚ジャケット」に魅せられて購入する方も多いと噂される、ベストセラー…
マイルス・デイヴィス(Miles Davis)率いる、ジョン・コルトレーン(John Coltrane)を擁する50年代「第1期クインテット」が、1956年の05月11日と10月26日の2回に渡り行った、通称「マラソン・セッション」と呼ばれるスタジオ録音。 その第2弾として発売…
マイルス・デイヴィス(Miles Davis)率いる、ジョン・コルトレーン(John Coltrane)を擁する50年代「第1期クインテット」が、1956年の05月11日と10月26日の2回に渡り、通称「マラソン・セッション」と呼ばれるスタジオ録音を行いました。 プレステッジ(…
1957年01月に録音された「Art Pepper Meets The Rhythm Section (Contemporary) 」は、アルトサックス奏者、アート・ペッパー(Art Pepper)とマイルス・デイヴィス(Miles Davis)のリズムセクションが共演した企画もののアルバム。 マイルスのバンドで鍛え…
1956年は、ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)、ジョン・コルトレーン(John Coltrane)いずれにとっても重要な年であり、また、数多くの「歴史的名盤」に参加している年でもあります。 ソニー・ロリンズはクリフォード・ブラウン(Clifford Brown)とマック…