☆ブルーノート(Blue Note Records)
ヴァイヴラフォン奏者「ボビー・ハッチャーソン(Bobby Hutcherson)」のレア・グルーヴやクラブ・ジャズ・ジャズ・シーンで定番アイテムとなっているアルバムが今回の「Natural Illusions (Blue Note BST-84416)」。 イギリス付近から火がついた、ロックに…
今回ご紹介するのは1966年09月19日に録音された、ドン・チェリー(Don Cherry)をリーダーとする前衛ジャズ系のアルバム「即興演奏家のためのシンフォニー Symphony For Improvisers (Blue Note BST-84247)」です。 メロディアスな前衛ジャズである前作「Com…
1958年から1961年頃までオーネット・コールマン(Ornette Coleman)率いるピアノレス・カルテットのポケット・トランペット(コルネット)奏者として注目を集めたドン・チェリー(Don Cherry)。 kaji-jazz.hatenablog.com その後は、前衛的なジャズの影響を…
1970年代後半のブルーノート(Blue Note Records)には、こんな良質でファンキー、そしてクロスオーヴァー(昔でいう処のフュージョン)なアルバムがありまして。 エレクトリック・ベースのジョン・リー(John Lee)と、ドラムスのジェリー・ブラウン(Gerry…
医師であった親父さん(義父)の人徳か、ジャズ・ミュージシャン達が子供の頃から度々、自宅に遊びに来ていたらしい、医師とトランペット奏者という、昼夜別々の仕事をこなすトランペット奏者のエディ・ヘンダーソン(Eddie Henderson)。 そんな自宅に遊び…
1985年02月22日、ニューヨークの「Town Hall」で行われた歴史的なコンサートの模様を4枚のアルバムに分散収録した「One Night With Blue Note」についてご紹介してきましたが、2003年にCDとDVDの両方入ったお得盤「Various Artists - One Night With Blue N…
1985年02月22日、ニューヨークの「Town Hall」で行われた歴史的なコンサートの模様を4枚のアルバムに分散収録した「One Night With Blue Note」。 このコンサートに至るまでの経緯等は、「Vol. 1」にまとめて書き記しましたので、お時間のある方はどうぞ。 …
1985年02月22日、ニューヨークの「Town Hall」で行われた歴史的なコンサートの模様を4枚のアルバムに分散収録した「One Night With Blue Note」。 kaji-jazz.hatenablog.com コンサートの経緯等については、詳細情報をてんこ盛りした「Vol. 1」の記事をご覧…
1985年02月22日、ニューヨークの「Town Hall」で、ブルーノート(Blue Note Records)ゆかりのミュージシャンが集結し、歴史的なコンサートが行われました。 このコンサートは「One Night With Blue Note」と題され、4枚のアルバムに分散収録、発売されまし…
スイス・レマン湖畔のリゾート地・モントルー(Montreux)で毎年夏の時期に開催される「モントルー・ジャズ・フェスティバル(Montreux Jazz Festival)」。 www.montreuxjazzfestival.com 1973年のモントルー・ジャズ・フェスティバルでは、ブルーノート(B…
1953年、ヴィヴラフォン奏者であるライオネル・ハンプトン(Lionel Hampton)率いる楽団は、ヨーロッパ各地を巡業します。 で、バンドに参加していたデキシー~スイング系ミュージシャンを引き連れ、1953年09月28日にパリのスタジオで録音されたのが「Lionel…
只今、ブルーノート(Blue Note Records)初期のモダンシリーズ、5000番台(10インチ)のうち、ブルーノートが原盤の権利を持っていない「秘境地帯」(笑)のアルバム群をまとめてご紹介しております。 今回はヴィブラフォン奏者、ファッツ・サディ(Fats Sa…
今回もブルーノート(Blue Note Records)初期のモダンシリーズ、5000番台(10インチ)のうち、ブルーノートが原盤の権利を持っていない「秘境地帯」(笑)の1枚をご紹介します。 「Discogs」からお借りしました。 ピアニストであるウェイド・レグ(Wade Le…
ブルーノート(Blue Note Records)初期のモダンシリーズ、5000番台(10インチ)には、ブルーノート(Blue Note Records)が原盤の権利を持っていないため、通常ルートでは到達(入手)不能な「秘境地帯」が存在します(笑)。 例えば、ヨーロッパ現地のレコ…
「Blue Lights Vol. 2 (Blue Note BLP-1597)」は、ギターの名手、ケニー・バレル(Kenny Burrell)をリーダーに据え、今後、ブルーノート(Blue Note Records)での活躍がいっそう期待される若手を中心に集められたっぽい風情の、1958年05月14日に行われたス…
「Blue Lights Vol. 1 (Blue Note BLP-1596)」は、ギターの名手、ケニー・バレル(Kenny Burrell)をリーダーに据え、今後、ブルーノート(Blue Note Records)での活躍がいっそう期待される若手を中心に集められたっぱい感じの、1958年05月14日に行われたス…
寡作なミュージシャンでありながら、ブルーノート(Blue Note Records)に代表作を録音しているミュージシャンが何人か居たりしますが、そんな中の一人がトランペッターのルイ・スミス(Louis Smith)です。 ルイ・スミス(Louis Smith)は、クリフォード・…
諸事情あって本国アメリカでは1980年代以降に、ようやく知名度が上がってきたものの、日本では輸入盤でしか聴けなかった1960年代当初から人気が高く、未だ人気が衰えないピアニスト、ソニー・クラーク(Sonny Clark)。 今回紹介するのは、レコード番号まで…
ブルーノート(Blue Note Records)の稼ぎ頭の一人、ホレス・シルヴァー(Horace Silver)が、当時のレギュラー・クインテットを率いて1958年01月13日に録音したアルバムが「Further Explorations (Blue Note BLP-1589)」。日本語に訳すと「未来への探求」と…
モダン・ジャズ・オルガンの開祖、ジミー・スミス(Jimmy Smith)が、ハーレムで唯一、アフリカン・アメリカンによって経営されていた高級クラブ「Smalls' Paradise」でのライブを収録したアルバムの第2弾が「Groovin' At Smalls' Paradise Vol. 2 (Blue No…
モダン・ジャズ・オルガンの開祖、ジミー・スミス(Jimmy Smith)が、ハーレムで唯一、アフリカン・アメリカンによって経営されていた高級クラブ「Smalls' Paradise」でのライブを収録したアルバムが「Groovin' At Smalls' Paradise Vol. 1 (Blue Note BLP-1…
2023年、明けましておめでとうございます。このブログを開始したのは、2022年01月だったので、もうすぐ1年が過ぎようとしております。 用事が重なると、きっかり定時に「1日1枚更新」という感じにはなりませんが、「1日1枚ジャズのアルバムを紹介する」…
さて、日本に舞台を拡大した新生ブルーノートは1986年8月末、山梨県の山中湖畔で3日間に渡り繰り広げられたライブ・プログラムから1枚だけアルバムを発売します。 それが「OTB Live At Mt.Fuji (Blue Note BST-85141)」です。 当日のプログラムによると前半…
1980年代に一度新規録音を中断していた「ブルーノート(Blue Note Records)」が新規録音を再開した記念に、ニューヨークのタウン・ホールで後に「One Night with Blue Note」として発売されたコンサートを行います。 そのライブにブルーノート(Blue Note R…
クリフ・ジョーダン(Cliff Jordan)の1957年10月10日に録音されたアルバム「Cliff Craft (Blue Note BLP-1582)」は、アナログ・レコード時代のA面に相当する前半3曲を自作曲で固め、B面に相当する後半3曲は、バップ時代にチャーリー・パーカー(Charlie…
シカゴ生まれの早吹きテナーマン、ジョニー・グリフィン(Johnny Griffin)のブルーノート(Blue Note Records)第3弾が、1957年10月23日に録音されたアルバム「The Congregation (Blue Note BST-81580)」です。 アルバム・ジャケットを飾るイラストは、後…
ハンク・モブレー(Hank Mobley)とリー・モーガン(Lee Morgan)の「M & M」コンビが双頭リーダーとして表記されるアルバムが「Peckin' Time (Blue Note BLP-1574)」です。 フロントの2人をサポートするリズム隊は、ピアノに明るくファンキーなウイントン…
シカゴ出身のアルトサックス奏者、ジョン・ジェンキンス(John Jenkins)がブルーノート(Blue Note Records)に残した唯一のリーダー作が「John Jenkins With Kenny Burrell (Blue Note BLP-1573)」です。 ジョン・ジェンキンス(John Jenkins)以外には、…
ビバップ・オルガン・ジャズのパイオニア、ジミー・スミス(Jimmy Smith)のアルバム「Plays Pretty Just For You (Blue Note BLP-1563)」は、いつもと雰囲気をガラっと変え、古来からのオルガン奏法に立ち返った如きオーソドックスな演奏を楽しむ事が出来ま…
今回は、愛すべきテナー・サックス奏者、ハンク・モブレー(Hank Mobley)のアルバム「Hank (Blue Note BLP-1560)」です。 「1560」というキリの良いレコード番号を割り振っている事から、アルフレッド・ライオン(Alfred Lion)も力を入れて制作したアルバ…