加持顕のジャズに願いをのせて

新潟在住の加持顕(かじあきら)がジャズ名盤の個人的感想など綴ってます。

ドナルド・バード(Donald Byrd)

「Jackie Mclean - 4,5 and 6 (Prestige) 1956」名盤には届かないものの、良盤

ジャッキー・マクリーン(Jackie McLean)の、1956年07月に行われた2回のセッションをまとめたアルバムが「4,5 and 6 (Prestige PRLP-7048)」です。 07月13日のセッションではドナルド・バード(Donald Byrd)とのクインテット、07月20日のセッションではド…

「Jackie McLean – Presenting... (Jackie McLean Quintet) (Ad Lib) 1955」青春時代の勢いとほろ苦さを含むアルバム

1955年10月21日に録音されたジャッキー・マクリーン(Jackie McLean)の初リーダーアルバム「Presenting... (Ad Lib ADL-6601)」。 アルトサックスのジャッキー・マクリーン(Jackie McLean)の他、トランペットのドナルド・バード(Donald Byrd)、ピアノの…

「Kenny Drew - This Is New (Riverside) 1957」ドナルド・バードの快演

ケニー・ドリュー(Kenny Drew)のホーン入りアルバム「This Is New (Riverside RLP12-236)」は、ハードバップ期の演奏スタイルで素敵な演奏を繰り広げるトランペッター、ドナルド・バード(Donald Byrd)を堪能するためのアルバムです、私の場合。 1~3曲…

「Horace Silver - Six Pieces Of Silver (Blue Note) 1956」恒久バンド化、最初の一歩

アルバム・ディスコグラフィー等で録音データを眺めると、ホレス・シルヴァー(Horace Silver)にとって1956年という年が重要な節目であった事が分かります。 1956年前半は、リーダー不在の人気バンド「ジャズ・メッセンジャーズ(The Jazz Messengers)」の…

「Sonny Rollins - Sonny Rollins Vol. 1 (Blue Note) 1956」リユニオン・バンド的なアルバム

マックス・ローチ(Max Roach)からブルーノート(Blue Note Records)のオーナー、アルフレッド・ライオン(Alfred Lion)にある提案があったようです。 「ソニー・ロリンズの調子が上がってきているので、ブルーノートでも録音した方がいいよ(意訳)」 そ…

「Hank Mobley With Donald Byrd And Lee Morgan (Hank Mobley Sextet) (Blue Note) 1956」M&M+バード

「Hank Mobley With Donald Byrd And Lee Morgan (Blue Note BLP-1540)」は、ジャズ評論家レナード・フェザー(Leonard Feather)が「テナー・サックスのミドル級チャンピオン」と評したハンク・モブレー(Hank Mobley)をリーダーとして、1956年11月25日に…

「Paul Chambers - Paul Chambers Quintet (Blue Note) 1958」良好なるハード・バップ

「Paul Chambers Quintet(Blue Note BLP-1564)」は、天才ベーシスト、ポール・チェンバース(Paul Chambers)がブルーノート(Blue Note Records)の名盤ひしめく1500番台に残した3枚のリーダーアルバム中、2枚目にあたります。 なお、ブルーノートだけ…

「Donald Byrd - Byrd In Hand (Blue Note) 1959」3管編成による重厚なアンサンブル

ドナルド・バード(Donald Byrd)のブルーノート(Blue Note Records)第2弾「Byrd In Hand (Blue Note BST-84019)」は、本国「米ダウン・ビート誌」のレビューにて、最高評価(星)を獲得したアルバムだそうです(伝聞系)。 ドナルド・バードのトランペッ…

「Lou Donaldson - Wailing With Lou (Blue Note) 1957」ハード・バップ過渡期の五目味なアルバム

6月30日の「夏越の大祓」が終わり、新潟も早々と梅雨が明け、暑さ厳しい7月に突入しました。 さて今回は、1957年初頭に録音された「Wailing With Lou (Blue Note BLP-1545) 」です。 チャーリー・パーカー(Charlie Parker)直系のアルトサックス奏者、ルー…

「Jackie McLean - New Soil (Blue Note) 1959」次の時代を見据えた新しいサウンドの萌芽

1950年代初頭よりチャーリー・パーカー直系のアルトサックス奏者として、演奏活動をスタートしたジャッキー・マクリーン(Jackie McLean)。 マイルス・デイヴィス(Miles Davis)、アート・ブレイキー(Art Blakey)、チャールス・ミンガス(Charles Mingus)…

「Donald Byrd - Off To The Races (Blue Note) 1958」謎多き表題曲含むハードバップの快演盤

「Donald Byrd - Off To The Races (Blue Note BST-84007)」は、トランぺッター、ドナルド・バード(Donald Byrd)のようやく実現したブルーノート初リーダーアルバム。 当時、コンビを組んでいたバリトンサックス奏者ペッパー・アダムス(Pepper Adams)に…

「Walter Davis Jr. - Davis Cup (Blue Note) 1959」明るく陽気なハードパップ・アルバム

「Davis Cup (Blue Note BST-84018)」は、ウォルター・デイヴィス Jr.(Walter Davis Jr.)のブルーノート(Blue Note Records)唯一のリーダーアルバム。 ウォルター・デイヴィス Jr.はこのアルバム「Davis Cup (Blue Note)」録音直後、ドラムスのアート・…

「Donald Byrd - Byrd Blows On Beacon Hill (Transition) 1956」幻のレーベルに残されたバードのワンホーンアルバム

幻のレーベル、トランジション・レコード(Transition Records)から発売された、ドナルド・バード(Donald Byrd)の珍しいワンホーンアルバム「Byrd Blows On Beacon Hill (Transition TRLP-17)」。 このアルバムは、ドナルド・バードの公式に録音が残され…

「George Wallington Quintet At The Bohemia」ハードバップ時代を代表するライブ

白人ビバップ系ピアニスト、ジョージ・ウォーリントン(George Wallington)が、フロントにドナルド・バード(Donald Byrd)とジャッキー・マクリーン(Jackie McLean)を迎えた人気盤「George Wallington Quintet At The Bohemia」。 ジャズファンには「The…

「Donald Byrd - Fuego (Blue Note) 1959」バード、ファンキー時代の決定盤

アルバム「Fuego (Blue Note)」は、ファンキー時代におけるドナルド・バード(Donald Byrd)の決定盤であり、いにしえなる日本のジャズ喫茶でも大人気だったそうです。 「フエゴ(Fuego)」とは、スペイン語で「火(炎)」の意味との事。 それまでホレス・シ…

「Thelonious Monk - The Thelonious Monk Orchestra at Town Hall (Riverside) 1959」高揚するモンクとオーケストラ

「The Thelonious Monk Orchestra at Town Hall (Riverside) 」は、超個性派ピアニスト、セロニアス・モンク(Thelonious Monk)が、10人編成のオーケストラを率いて1959年にニューヨークのタウンホール(Town Hall)で行ったライブの実況録音盤。 オーケ…