加持顕のジャズに願いをのせて

新潟在住の加持顕(かじあきら)がジャズ名盤の個人的感想など綴ってます。

ロン・カーター(Ron Carter)

Mt.Fuji Jazz Festival '89 (December 16)【NHK-FM】

引き続き、1986年から1995年まで山梨県の山中湖畔で行われた「Mt.Fuji Jazz Festival with Blue Note」という野外ジャズフェスティバルの様子を「NHK-FM」がデジタルPCM録音で収録し、オンエアされたものの詳細をご紹介しております。 「Mt.Fuji Jazz Festiv…

Mt.Fuji Jazz Festival '89 (August 26)【NHK-FM】

前回に引き続き、1986年から1995年まで山梨県の山中湖畔で行われた「Mt.Fuji Jazz Festival with Blue Note」という野外ジャズフェスティバルの様子を「NHK-FM」がデジタルPCM録音で収録し、オンエアされたものの詳細をご紹介します。 「Mt.Fuji Jazz Festiv…

「Miles Davis - Filles De Kilimanjaro (Columbia) 1968」コンセプト・アルバム「キリマンジャロの娘」

マイルス・デイヴィス(Miles Davis)のアルバム「キリマンジャロの娘 Filles De Kilimanjaro (Columbia CS-9750)」は、エレクトリック路線に舵を切ったマイルスの「Miles In The Sky (Columbia CS-9628)」に続いて発売されたスタジオ録音です。 ジャケット…

「Miles Davis - Miles In The Sky (Columbia) 1968」エレクトリック・サウンドへの転換模索

1967年06~07月にかけ録音された「Nefertiti (Columbia CS-9594)」は、60年代黄金クインテットが作り出すアコーステック・サウンドの頂点というか到達点に至ったアルバムであります。 往々にしてある分野の頂点を極めしてしまうと、次にどの方向へ行くべき…

「Miles Davis - Nefertiti (Columbia) 1968」耽美的なウェイン・ショーター・サウンドの到達点かな

「60年代黄金クインテット」を率いるマイルス・デイヴィス(Miles Davis)のスタジオ録音第4弾は、1967年06~07月にかけ4回行われた録音から拾遺された「Nefertiti (Columbia CS-9594)」です。 シシリー・タイソン(Cicely Tyson)の顔のドアップがあし…

「Miles Davis - Sorcerer (Columbia) 1967」耽美的なバラッド多めのアルバム

「60年代黄金クインテット」を率いるマイルス・デイヴィス(Miles Davis)のスタジオ録音第3弾が、1967年05月に録音された「Sorcerer (Columbia CS-9532/CL-2732)」です。 ジャケットの女性は、後に結婚するシシリー・タイソン(Cicely Tyson)との事。 …

「Miles Davis - Miles Smiles (Columbia) 1966」マイルスとトニーの真剣勝負(一騎打ち)

「60年代黄金クインテット」を率いるマイルス・デイヴィス(Miles Davis)は1965年03月に録音されたアルバム「E.S.P. (Columbia CS-9150/CL-2350)」から約1年半後、1966年10月にスタジオ録音第2弾となる「Miles Smiles (Columbia CS-9401/CL-2601)」を録…

「Miles Davis - E.S.P. (Columbia) 1965」ウェイン・ショーター加入後、最初のスタジオ録音。

ウェイン・ショーター(Wayne Shorter)がマイルス・デイヴィス(Miles Davis)のバンドに加入して最初のスタジオ録音が、今回の「E.S.P. (Columbia CS-9150/CL-2350)」です。 後に「60年代の黄金クインテット」と呼ばれるメンバーが集結した、最初のスタ…

「Miles Davis - Miles In Berlin (Columbia)」ウェイン・ショーター加入後のライブ

「Miles Davis - Miles In Berlin (CBS S-62-976/Columbia C2-38506)」は、これまでの一連のライブ録音とは一味違う演奏なので参考資料漁りつつ、どう感想を書こうか悩んでたら、結構時間が過ぎてしまいましたね。 週末は終日、遠方に出かける事が多いので、…

「Miles Davis - Miles In Tokyo (CBS/Sony)」マイルスを煽る過激なリズム隊

1964年、東京オリンピックが開催された年にマイルス・デイヴィス(Miles Davis)は、「第1回世界ジャズ・フェスティバル(The World Jazz Festival)」の参加グループの一つとして、ファン待望の初来日を果たします。 日本での公演の一つ、1964年07月14日「…

「Miles Davis - 'Four' & More (Columbia) 1964」アップテンポ中心の名ライブ

1963年初頭に新バンドを結成したマイルス・デイヴィス(Miles Davis)は、ウェイン・ショーター(Wayne Shorter)を獲得するまでの間、制作(コロンビア)側との確執があったためかライブアルバムだけを発売していく事になります。 マイルス・デイヴィス(Mi…

「Miles Davis - My Funny Valentine (Columbia) 1964」バラッド中心の名ライブ

1963年初頭に新バンドを結成したマイルス・デイヴィス(Miles Davis)は、スタジオには入らず、ひたすらライブに明け暮れる日々を送っていた様です。 そんな中、公式にライブ録音された、1964年02月12日の「Philharmonic Hall」でのライブは、記録(ディスコ…

「Miles Davis In Europe (Columbia) 1963」トニーのボコボコ叩きまくるドラムが・・・

1963年からのマイルスの快進撃は、トニー・ウィリアムスを筆頭とした若手3人「The Trio」がメンバーに加わった事から始まります。 アルバム「Seven Steps To Heaven (Columbia CS-8851/CL-2051)」の録音に入る直前、マイルスはリズム隊の三人を自宅に呼び寄…

「Miles Davis - Seven Steps To Heaven (Columbia)」若手3人「The Trio」との初共演

マイルス・デイヴィス(Miles Davis)のアルバム「Seven Steps To Heaven (Columbia CS-8851/CL-2051)」は、トニー・ウィリアムス(Tony Williams)、ロン・カーター(Ron Carter)、そしてハービー・ハンコック(Herbie Hancock)という若手3人が、マイル…

「Herbie Hancock - Quartet (Columbia) 1981」ザ・トリオ VS ウイントン・マルサリス

1960年代にジャズ・トランペットの巨人、マイルス・ディヴィス(Miles Davis)のバンドで演奏。 その後もマイルスの代わりにフレディ・ハバード(Freddie Hubbard)を加えたバンド「V. S. O. P.」を結成するなど、一緒に演奏する機会が多かったのが、ザ・ト…

「Dexter Gordon - Landslide (Blue Note) 1961,1962」好演奏揃いの拾遺集

デクスター・ゴードン(Dexter Gordon)の未発表録音をまとめた拾遺集「Landslide (Blue Note BN-LT1051)」が、予想外に良い演奏が揃っていて吃驚。 タイトル曲「Landslide」は、「Dexter Calling... (Blue Note BST-84083)」セッションの未発表曲で、残りは…

「Chet Baker - She Was Too Good To Me (CTI) 1974」ストリングス入り、後期を代表する1枚

今回は人気トランペッター、チェット・ベイカー(Chet Baker)のアルバム「She Was Too Good To Me (CTI CTI-6050-S1)」、邦題「枯葉」を取り上げたいと思います。 このアルバムは、新発田高校という新潟県内の城下町にあった(一応)進学校に入り、成り行き…

「McCoy Tyner - The Real McCoy (Blue Note) 1967」激動の時代の熱いアルバム

ジョン・コルトレーン(John Coltrnae)カルテットのピアニスト、マッコイ・タイナー(McCoy Tyner)のブルーノート(Blue Note Records)移籍第1弾となるアルバムが「McCoy Tyner - The Real McCoy (Blue Note BST-84264)」です。 ジョン・コルトレーン(J…

「Freddie Hubbard – Red Clay (CTI Records) 1970」クロスオーバー・ジャズ時代の大人気盤

新潟のアマチュア・トランペット界隈でも絶大なる人気を誇っていた(気がする)フレディ・ハバード(Freddie Hubbard)。 そんなフレディ・ハバードが、1970年にルディ・ヴァン・ゲルダー(Rudy Van Gelder)スタジオで録音したのが「クロスオーバー・ジャズ…

「Wayne Shorter - Schizophrenia (Blue Note) 1967」3管編成のゴキゲンなアルバム

1967年10月に録音されたウェイン・ショーター(Wayne Shorter)の「Schizophrenia (Blue Note BST-84297)」は、トロンボーン、アルトサックス、テナーサックスという珍しいフロント3管編成のアルバムです。 さて「Schizophrenia」とは、統合失調症を意味す…

「Andrew Hill - Grass Roots (Blue Note) 1968」過激な時代に作られた穏やかなアルバム

アンドリュー・ヒル(Andrew Hill)が1968年08月に録音したアルバム「Grass Roots(BST-84303)」は、アンドリュー・ヒルのバラエティーに富んだ穏やかな面も垣間見える、魅力満載の1枚。 フロント陣は、トランペットにリー・モーガン(Lee Morgan)、テナ…

「Horace Silver - Silver 'N Strings (Blue Note LWB-1033) 1978」最終作はストリングスをオーバー・ダビング

ホレス・シルヴァー(Horace Silver)の「Silver 'N シリーズ」第5弾、最終作はストリングスをオーバーダビングした2枚組アルバム「Horace Silver - Silver 'N Strings Play The Music Of The Spheres (Blue Note LWB-1033)」。 カタログ番号からは容易に…

「Horace Silver - Silver 'N Percussion (BN-LA853-H) 1977」パーカッションと共演し、エグいコーラスをダビング

ホレス・シルヴァー(Horace Silver)の「Silver 'N シリーズ」第4弾は「Silver 'N Percussion (BN-LA853-H)」。 クインテットのフロントには、トランペットのトム・ハレル(Tom Harrell)とテナー・サックスのラリー・シュナイダー(Larry Schneider)。 …

「Horace Silver - Silver 'N Voices (BN-LA708-G) 1976」クインテット録音にヴォーカル・アンサンブルをダビング

ホレス・シルバー(Horace Silver)の「Silver 'N シリーズ」第3弾は、ヴォーカル・アンサンブルとの共演(オーバー・ダビングだけど)する「Silver 'N Voices (BN-LA708-G) 」。 編曲、そしてヴォーカル・アンサンブルで歌われる歌詞も、ホレス・シルバー…

「Horace Silver - Silver 'N Wood (BN-LA581-G) 1976」クインテット録音に木管アンサンブルをダビング

ホレス・シルバー(Horace Silver)の「Silver 'N シリーズ」第2弾は、クインテット録音に木管アンサンブルをオーバーダビングした「Silver 'N Wood (BN-LA581-G)」。 なるほど、「Silver 'N Wood」なんでジャケットに「木」が映ってる訳か・・・あまりにも…

「Horace Silver - Silver 'N Brass (BN-LA406-G) 1975」クインテットでの録音に、ブラス・アンサンブルをダビング

ブルーノート(Blue Note Records)の看板アーティスト、ホレス・シルバー(Horace Silver)。 1975年、クインテット編成で録音したテープを元に編曲された、ブラスアンサンブルをオーバーダビングするという、珍しい手法で仕上げられたアルバム「Silver 'N …

「Select Live Under The Sky '92 (3) Highlight」FMエアチェック音源

手元にある整理が済んだ「FMエアチェック音源」のご紹介、今週末は「Select Live Under The Sky '92」を3回に渡りお送りしております。 3回目の放送はハイライトとしてライブ当日、未オンエアだった音源が放送されました。 「Pat Metheny Group」、「富…

「Select Live Under The Sky '92 (1) 0725」FMエアチェック音源

手元にある整理が済んだ「FMエアチェック音源」のご紹介、今週末は「Select Live Under The Sky '92」を3回に渡りお送りいたします。 1992年07月25日の放送では「Pat Metheny Group」と、「V.S.O.P. Quintet Tribute To Miles Davis」の2組を中心に放送…

「Herbie Hancock - Speak Like A Child (Blue Note) 1968」ひたすら美しいメロディとアンサンブルを堪能

1968年03月に2回に分けて録音されたハービー・ハンコック(Herbie Hancock)の代表作の1枚「Speak Like A Child (Blue Note BST-84279)」は、ひたすら美しいメロディとアンサンブルを堪能出来る一枚。 夕景をバックに撮影されたハービーのシルエットも印象…

「Bobby Timmons - The Soul Man! (Prestige) 1966」絶好調のウェイン・ショーターだけ聴こう

「The Soul Man! (Prestige PRST-7465)」は、ボビー・ティモンズ(Bobby Timmons)[1935 - 1974]最後期の1966年、ジャズ・メッセンジャーズ時代の同僚・ウェイン・ショーター(Wayne Shorter)を迎えたアルバム。 兎に角、独自のサウンドを明確に押し出し始…