加持顕のジャズに願いをのせて

新潟在住の加持顕(かじあきら)がジャズ名盤の個人的感想など綴ってます。

ロン・カーター(Ron Carter)

「Herbie Hancock - Quartet (Columbia) 1981」ザ・トリオ VS ウイントン・マルサリス

1960年代にジャズ・トランペットの巨人、マイルス・ディヴィス(Miles Davis)のバンドで演奏。 その後もマイルスの代わりにフレディ・ハバード(Freddie Hubbard)を加えたバンド「V. S. O. P.」を結成するなど、一緒に演奏する機会が多かったのが、ザ・ト…

「Dexter Gordon - Landslide (Blue Note) 1961,1962」好演奏揃いの拾遺集

デクスター・ゴードン(Dexter Gordon)の未発表録音をまとめた拾遺集「Landslide (Blue Note BN-LT1051)」が、予想外に良い演奏が揃っていて吃驚。 タイトル曲「Landslide」は、「Dexter Calling... (Blue Note BST-84083)」セッションの未発表曲で、残りは…

「Chet Baker - She Was Too Good To Me (CTI) 1974」ストリングス入り、後期を代表する1枚

今回は人気トランペッター、チェット・ベイカー(Chet Baker)のアルバム「She Was Too Good To Me (CTI CTI-6050-S1)」、邦題「枯葉」を取り上げたいと思います。 このアルバムは、新発田高校という新潟県内の城下町にあった(一応)進学校に入り、成り行き…

「McCoy Tyner - The Real McCoy (Blue Note) 1967」激動の時代の熱いアルバム

ジョン・コルトレーン(John Coltrnae)カルテットのピアニスト、マッコイ・タイナー(McCoy Tyner)のブルーノート(Blue Note Records)移籍第1弾となるアルバムが「McCoy Tyner - The Real McCoy (Blue Note BST-84264)」です。 ジョン・コルトレーン(J…

「Freddie Hubbard – Red Clay (CTI Records) 1970」クロスオーバー・ジャズ時代の大人気盤

新潟のアマチュア・トランペット界隈でも絶大なる人気を誇っていた(気がする)フレディ・ハバード(Freddie Hubbard)。 そんなフレディ・ハバードが、1970年にルディ・ヴァン・ゲルダー(Rudy Van Gelder)スタジオで録音したのが「クロスオーバー・ジャズ…

「Wayne Shorter - Schizophrenia (Blue Note) 1967」3管編成のゴキゲンなアルバム

1967年10月に録音されたウェイン・ショーター(Wayne Shorter)の「Schizophrenia (Blue Note BST-84297)」は、トロンボーン、アルトサックス、テナーサックスという珍しいフロント3管編成のアルバムです。 さて「Schizophrenia」とは、統合失調症を意味す…

「Andrew Hill - Grass Roots (Blue Note) 1968」過激な時代に作られた穏やかなアルバム

アンドリュー・ヒル(Andrew Hill)が1968年08月に録音したアルバム「Grass Roots(BST-84303)」は、アンドリュー・ヒルのバラエティーに富んだ穏やかな面も垣間見える、魅力満載の1枚。 フロント陣は、トランペットにリー・モーガン(Lee Morgan)、テナ…

「Horace Silver - Silver 'N Strings (Blue Note LWB-1033) 1978」最終作はストリングスをオーバー・ダビング

ホレス・シルヴァー(Horace Silver)の「Silver 'N シリーズ」第5弾、最終作はストリングスをオーバーダビングした2枚組アルバム「Horace Silver - Silver 'N Strings Play The Music Of The Spheres (Blue Note LWB-1033)」。 カタログ番号からは容易に…

「Horace Silver - Silver 'N Percussion (BN-LA853-H) 1977」パーカッションと共演し、エグいコーラスをダビング

ホレス・シルヴァー(Horace Silver)の「Silver 'N シリーズ」第4弾は「Silver 'N Percussion (BN-LA853-H)」。 クインテットのフロントには、トランペットのトム・ハレル(Tom Harrell)とテナー・サックスのラリー・シュナイダー(Larry Schneider)。 …

「Horace Silver - Silver 'N Voices (BN-LA708-G) 1976」クインテット録音にヴォーカル・アンサンブルをダビング

ホレス・シルバー(Horace Silver)の「Silver 'N シリーズ」第3弾は、ヴォーカル・アンサンブルとの共演(オーバー・ダビングだけど)する「Silver 'N Voices (BN-LA708-G) 」。 編曲、そしてヴォーカル・アンサンブルで歌われる歌詞も、ホレス・シルバー…

「Horace Silver - Silver 'N Wood (BN-LA581-G) 1976」クインテット録音に木管アンサンブルをダビング

ホレス・シルバー(Horace Silver)の「Silver 'N シリーズ」第2弾は、クインテット録音に木管アンサンブルをオーバーダビングした「Silver 'N Wood (BN-LA581-G)」。 なるほど、「Silver 'N Wood」なんでジャケットに「木」が映ってる訳か・・・あまりにも…

「Horace Silver - Silver 'N Brass (BN-LA406-G) 1975」クインテットでの録音に、ブラス・アンサンブルをダビング

ブルーノート(Blue Note Records)の看板アーティスト、ホレス・シルバー(Horace Silver)。 1975年、クインテット編成で録音したテープを元に編曲された、ブラスアンサンブルをオーバーダビングするという、珍しい手法で仕上げられたアルバム「Silver 'N …

「Select Live Under The Sky '92 (3) Highlight」FMエアチェック音源

手元にある整理が済んだ「FMエアチェック音源」のご紹介、今週末は「Select Live Under The Sky '92」を3回に渡りお送りしております。 3回目の放送はハイライトとしてライブ当日、未オンエアだった音源が放送されました。 「Pat Metheny Group」、「富…

「Select Live Under The Sky '92 (1) 0725」FMエアチェック音源

手元にある整理が済んだ「FMエアチェック音源」のご紹介、今週末は「Select Live Under The Sky '92」を3回に渡りお送りいたします。 1992年07月25日の放送では「Pat Metheny Group」と、「V.S.O.P. Quintet Tribute To Miles Davis」の2組を中心に放送…

「Herbie Hancock - Speak Like A Child (Blue Note) 1968」ひたすら美しいメロディとアンサンブルを堪能

1968年03月に2回に分けて録音されたハービー・ハンコック(Herbie Hancock)の代表作の1枚「Speak Like A Child (Blue Note BST-84279)」は、ひたすら美しいメロディとアンサンブルを堪能出来る一枚。 夕景をバックに撮影されたハービーのシルエットも印象…

「Bobby Timmons - The Soul Man! (Prestige) 1966」絶好調のウェイン・ショーターだけ聴こう

「The Soul Man! (Prestige PRST-7465)」は、ボビー・ティモンズ(Bobby Timmons)[1935 - 1974]最後期の1966年、ジャズ・メッセンジャーズ時代の同僚・ウェイン・ショーター(Wayne Shorter)を迎えたアルバム。 兎に角、独自のサウンドを明確に押し出し始…

「秋吉敏子 – Toshiko At Top Of The Gate (Takt Jazz) 1968」ケニー・ドーハム参加のライブ盤

日本が誇るジャズ・ピアニストでありビックバンドのリーダーでもある秋吉敏子さん。 イラストレーター・和田誠さんが描くジャケットがかわいい、秋吉敏子さんのアルバム「Toshiko At Top Of The Gate (Takt Jazz)」は、1968年に録音されたライブ盤です。 晩…

「Wayne Shorter - Speak No Evil (Blue Note BST-84194) 1964」新主流派の傑作アルバム

「悪しき事は言わざる(Speak No Evil)」は、ウェイン・ショーター(Wayne Shorter)の、そして「新主流派 (New Mainstream)」と呼ばれたミュージシャンが残した代表作です。 ちなみに「See No Evil, Hear No Evil, Speak No Evil」で、日本でもお馴染みの…

「Herbie Hancock - Maiden Voyage (Blue Note) 1965」テレビCMがきっかけとなったコンセプトアルバム

壮大なる海に初めて挑む様子を曲で表現した、ハービー・ハンコック(Herbie Hancock)がブルーノート(Blue Note Records)に録音したコンセプトアルバム「処女航海(Maiden Voyage)」。 新主流派、英語圏ではポスト・バップ(Post-Bop)と呼ばれる作品群の…