2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧
スリー・サウンズ(The Three Sounds)の人気盤で、物憂げな美女がカラー・ジャケットを飾る印象的なアルバムが、「The Three Sounds - Moods (Blue Note BLP-4044)」。 気になるジャケットを登場する美女は、ルース・メイソン(Ruth Mason)さん。ラジオDJ…
1960年07月14日録音のアルバム「Speakin' My Piece (Blue Note BLP-4043)」は、ピアノのホレス・パーラン(Horace Parlan)、ベースのジョージ・タッカー(George Tucker)、ドラムスのアル・ハレウッド(Al Harewood)の「Us Three (Blue Note BLP-4037)」…
ホレス・シルヴァー(Horace Silver)率いる鉄壁なるクインテットが、1960年07月08日と09日の2日間に渡りスタジオ録音したアルバムが「Horace-Scope (Blue Note BLP-4042)」です。 このアルバムに参加しているクインテットのメンバーはピアノのホレス・シル…
寡作なテナーサックス奏者、ティナ・ブルックス(Tina Brooks)の、ブルーノート(Blue Note Records)からリアルタイムに発売された唯一のアルバムが「True Blue (Blue Note BLP-4041)」です。 フロントの相方には当時、新進気鋭のトランペット奏者だったフ…
テナーサックス奏者、スタンリー・タレンタイン(Stanley Turrentine)のブルーノート(Blue Note Records)初リーダー作品となるワン・ホーン・アルバムが、今回ご紹介する1960年06月18日録音の「Look Out! (Blue Note BLP-4039)」です。 私事ではございま…
1960年04月20日に録音されたアルバム「Us Three (Blue Note BLP-4037)」は、ピアノのホレス・パーラン(Horace Parlan)、ベースのジョージ・タッカー(George Tucker)、ドラムスのアル・ハレウッド(Al Harewood)というメンバーによる人気盤です。 特に、…
ルー・ドナルドソン(Lou Donaldson)の「Sunny Side Up (Blue Note BLP-4036)」は、好調な演奏を聴かせるトランペットのビル・ハードマン(Bill Hardman)をフロントの相方に迎えたクインテット編成による録音です。 ホレス・パーラン(Horace Parlan)を中…
端正で知的な演奏が魅力のピアニスト、デューク・ピアソン(Duke Pearson)。 後年、ブルーノート(Blue Note Records)の裏方としても活躍するデューク・ピアソン(Duke Pearson)のリーダー・アルバム第2弾が、今回ご紹介する1959年12月16日と12月19日の…
イギリス連邦加盟国ジャマイカ(Jamaica)のキングストン(Kingston)出身で、ヨーロッパで活動した後、アメリカに移住したディジー・リース(Dizzy Reece)。 そんなディジー・リース(Dizzy Reece)がブルーノート(Blue Note Records)に残した三部作の最…
ミシガン州デトロイト出身のアルトサックス奏者、ソニー・レッド(Sonny Red)のブルーノート(Blue Note Records)初リーダー・アルバムが、今回ご紹介する「Out Of The Blue (Blue Note BLP-4032)」です。 演奏される多くの楽曲に記載されるシルヴェスター…
ビバップ・オルガン・ジャズの開祖、ジミー・スミス(Jimmy Smith)が、1960年01月04日に録音したアルバムが「Crazy! Baby (Blue Note)」です。 ギターはクウェンティン・ウォーレン(Quentin Warren)、ドラムスはドナルド・ベイリー(Donald Bailey)とい…
アート・ブレイキー(Art Blakey)率いる「The Jazz Messengers」が、音楽監督兼テナーサックス奏者としてウェイン・ショーター(Wayne Shorter)を迎え入れたスタジオ録音第1弾が、今回ご紹介する1960年03月06日に録音されたアルバム「The Big Beat (Blue …
「どす黒い」といった表現がぴったりな、一度ハマると容易に抜け出せなくなる特異なピアノ奏法が魅力のホレス・パーラン(Horace Parlan)。 唯一無比ともいえるピアノ奏法は、子供の頃に患ったポリオ(急性灰白髄炎)のために、右手が変形してる事から編み…
チャーリー・パーカー(Charlie Parker)直系のアルトサックス奏者であり、1950年代後半にソウルフルでファンキーなアルバム「Blues Walk (Blue Note BST-81593)」が人気となったルー・ドナルドソン(Lou Donaldson)。 kaji-jazz.hatenablog.com ソウルフル…
今回のアルバムは、イギリス連邦加盟国の一つ、ジャマイカ(Jamaica)のキングストン(Kingston)出身で、ヨーロッパで活動した後、アメリカに移住してきたディジー・リース(Dizzy Reece)のブルーノート(Blue Note Records)第2弾で、1959年11月19日に録…
「ホーン奏者の様にシングルトーンでソロをとる事が出来る」という理由で、ブルーノート(Blue Note Records)のオーナー、アルフレッド・ライオン(Alfred Lion)のお気に入りだったケニー・バレル(Kenny Burrell)。 ケニー・バレル(Kenny Burrell)は普…
スリー・サウンズ(The Three Sounds)はピアノのジーン・ハリス(Gene Harris)、ベースのアンドリュー・シンプキン(Andrew Simpkins)、ドラムスのビル・ダウディ(Bill Dowdy)の3名からなるユニットです。 1959年05月20日に録音された10曲中8曲が、…
1958年10月30日に世界的な大ヒットを記録した「Art Blakey And The Jazz Messengers - Moanin' (Blue Note BLP-4003)」を録音し、続く欧州巡業の熱狂的な歓迎を受けたアート・ブレイキー(Art Blakey)率いるジャズ・メッセンジャーズ(The Jazz Messengers…
ホレス・シルヴァー(Horace Silver)脱退後のジャズ・メッセンジャーズ(The Jazz Messengers)は、ブルーノートのオーナー、アルフレッド・ライオン(Alfred Lion)が録音を控えるほど、タガが緩んでおりました。 そんなバンドの再建を引き受けたのが、作…
ピアノのジーン・ハリス(Gene Harris)、ベースのアンドリュー・シンプキン(Andrew Simpkins)、ドラムスのビル・ダウディ(Bill Dowdy)の3名からなるユニットであるスリー・サウンズ(The Three Sounds)。 程よくファンキー、程よくソウル風味をまぶし…
1950年代前半からチャーリー・パーカー(Charlie Parker)直系のアルトサックス奏者として頭角を現したルー・ドナルドソン(Lou Donaldson)。 kaji-jazz.hatenablog.com 1950年代後半にはソウルフルでファンキーな路線にシフトし、ピアノのハーマン・フォス…
ハード・バップ全盛期のブルーノート(Blue Note Records)に抱く、我々日本人が持つイメージとは少しかけ離れた、ほのぼのムード満点のトロンボーン奏者であるベニー・グリーン(Bennie Green)。 ブルーノート(Blue Note Records)1500番台での第2弾とし…
ブルーノート(Blue Note Records)4000番台の紹介を進めているのですが・・・。 次回紹介予定の「Walkin' & Talkin' (Blue Note BST-84010)」を聴き始めたら、1500番台の最後の方で紹介し損ねた、トロンボーン奏者ベニー・グリーン(Bennie Green)がリーダ…
ブルーノート(Blue Note Records)に一番長く在籍し、数々のヒット・アルバムを生み出したホレス・シルヴァー(Horace Silver)。 どうせなんで、ホレス・シルヴァー(Horace Silver)クインテットが、歴代最強メンバーだと皆が考える、ブルー・ミッチェル…
長年、ブルーノート(Blue note Records)の録音とマスター音源作成に関わるルディ・ヴァン・ゲルダー(Rudy Van Gelder)が学生時代ではありますが、トランペットの演奏経験があるからか・・・ブルーノートが録音したアルバム群で聴けるトランぺットは、音…
アート・ブレイキー(Art Blakey)をリーダーとし、1958年11月09日に録音されたアルバム第2弾「A Message From Blakey – Holiday For Skins Vol. 2 (Blue Note BST-84005)」。 1957年03月07日に録音された「Orgy In Rhythm Vol.1,2 (Blue Note BLP-1554/155…
アート・ブレイキー(Art Blakey)をリーダーとし、1958年11月09日に録音されたハードバップ風味な「リズムの饗宴」を記録したセッションの第1弾が、アルバム「A Message From Blakey – Holiday For Skins Vol. 1 (Blue Note BST-84004)」です。 このアルバ…
1957年08月25日と1858年02月25日の2日間に渡り、ニューヨークの「Manhattan Towers」で行われた「ブルーノート・オールスターズ」による豪華なジャム・セッションを収録したアルバム「The Sermon! (Blue Note BLP-4011)」。 これはビバップ・オルガンの始祖…
ジャズ・オルガンの演奏スタイルとイメージを革新したジミー・スミス(Jimmy Smith)はデビュー直後から早々に人気ミュージシャンとなり、商売下手だと伝わるブルーノート(Blue Note Records)に、少なからぬ売り上げをもたらした様です。 そんな人気者の彼…
今回はジャズ界の巨人の一人、ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)のブルーノート(Blue Note Records)最終作であり、きら星の如き名盤ひしめく4000番台の冒頭を飾るアルバム「Newk's Time (Blue Note BLP-4001)」のご紹介です。 さて、アルフレッド・ライオ…