加持顕のジャズに願いをのせて

新潟在住の加持顕(かじあきら)がジャズ名盤の個人的感想など綴ってます。

チェット・ベイカー(Chet Baker)

「Chet Baker – Live In Rosenheim (Timeless) 1988」最晩年のご機嫌なライブ

「Chet Baker – Live In Rosenheim (Timeless SJP-233)」は、西ドイツ・ローゼンハイムで1988年04月17日に行われた「Rosenheim Jazz Festival」におけるチェット・ベイカー(Chet Baker)カルテットのライブ録音を収録したもの。 副題に「Chet Baker's Last …

「Charlie Parker & Chet Baker - Inglewood Jam 1952」バードとチェットの伝説的な共演

1952年、西海岸のカリフォルニアに単身現れたチャーリー・パーカー(Charlie Parker)は、現地のミュージシャンを雇ってライブをするため、オーディションを行います。 そこで選ばれたトランペッターは、まだ無名だった若き日のチェット・ベイカー(Chet Bak…

「Chet Baker - She Was Too Good To Me (CTI) 1974」ストリングス入り、後期を代表する1枚

今回は人気トランペッター、チェット・ベイカー(Chet Baker)のアルバム「She Was Too Good To Me (CTI CTI-6050-S1)」、邦題「枯葉」を取り上げたいと思います。 このアルバムは、新発田高校という新潟県内の城下町にあった(一応)進学校に入り、成り行き…

「Chet Baker - Chet Baker Sings (Pacific Jazz) 1956」中性的なボーカルが最大の魅力

チェット・ベイカー(Chet Baker)最大のヒットアルバムであろう「Chet Baker Sings」。 バリトンサックス奏者で作編曲家でもあったジェリー・マリガン(Gerry Mulligan)率いるピアノレス・カルテットで、トランぺッターとしての頭角を現したチェット。 マ…