加持顕のジャズに願いをのせて

新潟在住の加持顕(かじあきら)がジャズ名盤の個人的感想など綴ってます。

マックス・ローチ(Max Roach)

「Thelonious Monk - Brilliant Corners (Riverside) 1956」超個性派ピアニスト、モンクのユーモア溢れる好盤

ジャズ界の巨人というか、天才の一人、超個性派ピアニストのセロニアス・モンク(Thelonious Monk)。 1956年の、10月と12月の三回に渡り録音された「Brilliant Corners (Riverside RLP12-226)」は、セロニアス・モンク(Thelonious Monk)がリヴァーサイド…

「Sonny Rollins - Plays For Bird (Prestige) 1956」チャーリー・パーカーに捧ぐ長尺メドレー

ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)名義の「Plays For Bird (Prestige PRLP-7095)」は、1955年03月12日に急逝したチャーリー・パーカー(Charlie Parker)を偲び、パーカーが亡くなった翌年の1956年10月05日、ソニー・ロリンズ自身も参加していた「Max Roach…

「Sonny Rollins - Sonny Rollins Plus 4 (Prestige) 1956」ブラウンーローチ・クインテット、最後の輝き

モダンジャズ・テナーサックスの巨人、ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)のアルバムを紹介するにあたり、「クリフォード・ブラウンとマックス・ローチの双頭クインテット」関連の話題を断続的に書いてきましたが、その過程で思い出した「裏技的」なアルバム…

「Johnny Griffin - Introducing Johnny Griffin (Blue Note) 1956」シカゴの俊英登場

最初期(1940年代後半)にはライオネル・ハンプトン(Lionel Hampton)楽団等のビックバンドで活動していた俊英、超絶速吹きテナー・サックス奏者のジョニー・グリフィン(Johnny Griffin)。 1956年04月17日に録音された「Introducing Johnny Griffin (Blue…

「Sonny Rollins - Sonny Rollins Vol. 1 (Blue Note) 1956」リユニオン・バンド的なアルバム

マックス・ローチ(Max Roach)からブルーノート(Blue Note Records)のオーナー、アルフレッド・ライオン(Alfred Lion)にある提案があったようです。 「ソニー・ロリンズの調子が上がってきているので、ブルーノートでも録音した方がいいよ(意訳)」 そ…

「Sonny Rollins - Saxophone Colossus (Prestige)」悲劇の4日前に録音された大名盤

豪快で大胆。自然体のまま自由奔放に吹いただけで、持ち味が最大限に引き出されたアルバム。 ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)のアルバム「Saxophone Colossus (Prestige PRLP-7079)」は、1956年06月22日、クリフォード・ブラウン&マックス・ローチ・クイ…

「Max Roach - Complete 1958-1959 "Plus Four" Sessions (Jazz Connections)」ニューポートでのブッカー・リトルの快演

ビバップの時代にはチャーリー・パーカー(Charlie Perker)、バド・パウエル(Bud Powell)らと共演し、ハードバップ時代の「ブラウン‐ローチ・クインテット(Brown-Roach Quintet)」で人気を決定的にしたドラマーのマックス・ローチ(Max Roach)。 2008…

「Miles Davis – Birth Of The Cool (Capitol) 1950」西海岸クール・ジャズの教科書

マイルス・デヴィス(Miles Davis)の「Birth Of The Cool (Capitol)」は、ジャズ界におけるマイルストーン(milestone)的な作品。 ※ジャケット写真は「Discogs」からお借りしました。 「クールの誕生(Birth Of The Cool)」というタイトルは、レコード会…

「Bud Powell - Jazz At Massey Hall Vol. 2 (Debut) 1953」伝説のマッセイホールでのトリオ録音

「Jazz At Massey Hall (Debut DEB-124)」は1953年05月15日、カナダ・トロントの「Massey Hall」で開催されたビバップの巨人達が競演する歴史的なコンサートの実況録音盤ですが・・・。 もう1枚、同日録音の「Jazz At Massey Hall Vol. 2 (Debut DLP-3)」が…

「The Quintet - Jazz At Massey Hall (Debut) 1953」ビバップ時代の消化試合的アルバム

「Jazz At Massey Hall (Debut DEB-124)」は1953年05月15日、カナダ・トロントの「Massey Hall」で開催された、ビバップの巨人達が競演する歴史的なコンサートの実況録音盤。 演奏メンバーは、ビバップ(Be-Bop)ジャズの歴史には欠かせない、我が強く、個性…

「Bud Powell - The Bud Powell Trio (Roost)」ピアノトリオの頂点

ビバップ・ピアノの始祖とも言うべきミュージシャンが、バド・パウエル(Bud Powell)。 初リーダー録音を含むアルバムが、この「The Bud Powell Trio (Roost)」、邦題は「バド・パウエルの芸術」なんだそうで。 識者からは、ビバップ・スタイルでのピアノト…

「Duke Ellington - Money Jungle (United Artists) 1962」無骨すぎるピアノトリオ

デューク・エリントン(Duke Ellington)は、カウント・ベイシー(Count Basie)と並び、ジャズの有名ビックバンドを率いるバンド・リーダー。 ちなみにデューク(Duke)は公爵、カウント(Count)は伯爵なんだそうです。 きら星の如きスター・プレイヤーを…

「Clifford Brown – Clifford Brown With Strings (EmArcy) 1955」トランペット奏者の聖典

「Clifford Brown With Strings (EmArcy)」は、早世した天才トランペット奏者クリフォード・ブラウン(Clifford Brown)が、カウント・ベイシー(Count Basie)楽団などへの編曲提供で有名な作編曲家、ニール・ヘフティ(Neal Hefti)編曲指揮によるストリン…

「Clifford Brown & Max Roach - Study In Brown (EmArcy) 1955」短命なる天才トランぺッターが残した名盤

ブラウニー(Brownie)の愛称で誰からも愛された天才トランぺッター、クリフォード・ブラウン(Clifford Brown)。 ファッツ・ナバロ(Fats Navarro)の後を継ぐ逸材として期待されておりましたが、彼もまた短命で、実質4年間のプロ活動ではありましたが、…