加持顕のジャズに願いをのせて

新潟在住の加持顕(かじあきら)がジャズ名盤の個人的感想など綴ってます。

◆Vocal

Chet Baker - Chet Baker Sings and Plays with Bud Shank, Russ Freeman and Strings (Pacific Jazz) 1955

パシフィック・ジャズ(Pacific Jazz Records)におけるチェット・ベイカー(Chet Baker)のヴォーカルものといえば、「Chet Baker Sings (Pacific Jazz PJ-1222)」が断トツの人気盤で、私含め多くの人が、それ1枚を聴く事で満足してしていると思います。 k…

Chet Baker - Sings Again (Timeless) 1985

チェット・ベイカー(Chet Baker)というと、日本での評価としては大手レコード会社が大々的に宣伝の上、再発続ける「Pacific Jazz」時代が一番、という評価が固定されていた様で・・・。 謎の転落死であっけなく世を去った1988年まで、新規録音は出るものの…

Chet Baker with Strings - Heartbreak (Timeless) 1991

チェット・ベイカー(Chet Baker)が「Timeless Records」で録音したコンボ編成の録音に、1988年に謎の転落死して少し、時間経過した1991年04月、「Funk Haus Berlin String」が演奏するストリングスをオーバーダビングしたアルバムが「Chet Baker with Stri…

「Dodo Greene - My Hour Of Need (Blue Note) 1962」初期ブルーノートでは希少なヴォーカル・アルバム

アルフレッド・ライオン(Alfred Lion)が全てを仕切っていた頃のブルーノート(Blue Note Records)には、何故かヴォーカル「アルバム」が9000番台の2枚しかありません。 最初期から「シングル」用の録音は時々あった様なのですが、アルバム丸々1枚分の録…

「Chet Baker - Chet Baker Sings (Pacific Jazz) 1956」中性的なボーカルが最大の魅力

チェット・ベイカー(Chet Baker)最大のヒットアルバムであろう「Chet Baker Sings」。 バリトンサックス奏者で作編曲家でもあったジェリー・マリガン(Gerry Mulligan)率いるピアノレス・カルテットで、トランぺッターとしての頭角を現したチェット。 マ…