加持顕のジャズに願いをのせて

新潟在住の加持顕(かじあきら)が、ジャズの名盤について個人的感想を気まぐれに投稿。

クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)

Quincy Jones - Golden Boy (Mercury) 1965

「Golden Boy (Mercury MG-20938/SR-60938)」は、クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)楽団の1965年頃に発売されたアルバムです。 ゆったりとしたストリングスの調べから始まるMJQの代表曲「Django」におけるジム・ホール(Jim Hall)らしきクールなギタ…

Quincy Jones - Quincy Jones Plays For Pussycats (Mercury) 1966

ジャズ・ミュージシャンの事を「CATS」なんて呼ぶこともある位、猫とジャズの相性は良かったりします。 そんないわゆる「猫ジャケ」で、有名ヒット曲のジャズ・カヴァーを聴かせてくれるのが、クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)楽団の「Quincy Jones P…

Quincy Jones - Quincy's Got A Brand New Bag (Mercury) 1965

ソウル・ミュージックとホーン・アンサンブルの相性の良さは、数多の有名楽曲が存在する事でも皆さま、ご存知の事かと思われますが。 そんなソウル・ミュージックを素材にクインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)楽団が作り上げたインストルメンタル・アルバ…

Quincy Jones - Quincy Jones Plays The Hip Hits (Mercury) 1963

クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)楽団のアルバムで、当時のヒット曲というか超有名曲をビックバンド・アレンジで聴かせてくれるのが、このアルバム「Quincy Jones Plays The Hip Hits (Mercury MG-20751/SR-60751)」です。 私も新発田高校ブラスバン…

Quincy Jones - Big Band Bossa Nova (Mercury) 1962

クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)楽団初期のアルバムで、一番有名なのはこの「Big Band Bossa Nova (Mercury MG-20751/SR-60751)」で、間違いないかと思われます。 「Desafinado」や「Black Orpheus (Manha De Carnaval)」などボサノヴァの名曲達を、…

Quincy Jones - The Quintessence (Impulse!) 1961

クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)が念願であった、花形ミュージシャンをふんだんに起用した自身のビッグ・バンドを結成。ミュージカル「Free and Easy」の伴奏バンドという形で1960年、ヨーロッパを訪問しました。 が、ミュージカル自体は不評で巡業…

Quincy Jones – Go West, Man! (ABC-Paramount) 1957

トランペット奏者としてプロ活動を始め、作編曲者として2023年現在も90歳という高齢ながら音楽活動を続けている、クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)。 kaji-jazz.hatenablog.com 前回ご紹介したアメリカの東海岸で録音された「私の考えるジャズ(That'…

Quincy Jones - That's How I Feel About Jazz (ABC-Paramount) 1956

2023年現在も、御年90歳となるクインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)は、精力的な音楽活動を続けている様です。 ヴィヴラフォンの名手、ライオネル・ハンプトン(Lionel Hampton)が楽団を率いて1953年に行ったヨーロッパ巡業の際、トランペット奏者として…

「Quincy Jones - Live In Ludwigshafen 1961 (Jazzhaus)」豪華メンバーによる痛快なるライブ

南西ドイツ放送局(SWR)が保有していたアーカイヴ音源から、クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)が豪華なビッグバンドを率いて1961年03月15日、ドイツのルートヴィヒスハーフェン(Ludwigshafen)で行ったライブで演奏された13曲を収録したアルバムが…

「Art Farmer - The Art Farmer Septet (Prestige) 1954」クインシーの作編曲が冴える隠れ名盤

アート・ファーマー(Art Farmer)が、ライオネル・ハンプトン(Lionel Hampton)楽団で一緒に演奏したクインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)とジジ・グライス(Gigi Gryce)を迎え、4管編成のアンサンブルをバックに演奏した快作が、このアルバム「The A…