☆アトランテック(Atlantic Records)
ジョン・コルトレーン(John Coltrane)のアルバム「Coltrane's Sound (Atlantic SD-1419)」、邦題「夜は千の眼を持つ (The Night Has A Thousand Eyes)」は、アトランテック時代の諸作の中でも、コルトレーンを敬愛するミュージシャン達によく聴かれている…
ジョン・コルトレーン(John Coltrane)のアトランテック時代のアルバムとしては異色な感じがするのは、エリック・ドルフィー(Eric Dolphy)とフレディ・ハバード(Freddie Hubbard)という強力なメンバーでフロントを補強しているからでしょうか。 さらに…
ジョン・コルトレーン(John Coltrane)のアルバム「My Favorite Things (Atlantic SD-1361)」に関しては、面白いエピソードが色々とあるので、前置きとして2つの話を書きますね。 最初に、ジョン・コルトレーン(John Coltrane)は1960年の春、マイルス・…
ジョン・コルトレーン(John Coltrane)のアルバム「Coltrane Jazz (Atlantic SD-1354)」は私、アトランテック(Atlantic Records)時代の他の有名アルバムばかり聴いていて、今までしっかりと聴いた事が無かったのですが。 ジョン・コルトレーン(John Colt…
1966年から1968年年頃までドラムスのジャック・デジョネット(Jack DeJohnette)と共にチャールス・ロイド(Charles Lloyd)のカルテットで活動。 Forest Flower: Charles Lloyd at Monterey / Soundtrack アーティスト:Charles Lloyd Rhino/atlantic Amazon…
レニー・トリスターノ(Lennie Tristano)を師と仰ぐ、クール・ジャズの一派「トリスターノ派」の番頭的な存在が、サックス奏者のリー・コニッツ(Lee Konitz)です。 そんなリー・コニッツ(Lee Konitz)の代表作が、今回ご紹介する「Lee Konitz - Inside H…
盲目のジャズ・ピアニスト、レニー・トリスターノ(Lennie Tristano)は、「トリスターノ派」と呼ばれるミュージシャン達の育成にも注力しておりました。 彼に師事した有名ミュージシャンをパッと思い出してみると、リー・コニッツ(Lee Konitz)、ビル・エ…
以前は「フリージャズ=訳分かんない」という先入観念で、フリー・ジャズの先駆者的立場にいたマルチ・リード奏者であるオーネット・コールマン(Ornette Coleman)のアルバムなんかは気軽に聴けなかったんですが・・・。 聴いて見ると、案外ふつーに聴けた…
「Art Blakey's Jazz Messengers with Thelonious Monk (Atlantic) 」は、「Art Blakey and The Jazz Messengers」にセロニアス・モンク(Thelonious Monk)がピアニストとして参加する珍しいアルバムです。 演奏曲目もブルージーな「Purple Shades」除き、…
「盲目の怪人」という呼称がぴったりなローランド・カーク(Roland Kirk)の代表作が、この「The Inflated Tear(溢れ出る涙)(Atlantic)」。 ジャケット写真でもお分かりの通り、複数の楽器を同時に吹奏したり、循環呼吸を用いて延々と吹き続けるなど、盲目…
昨日の記事書いてたら聴きたくなったので、図書館(ほんぽーと)から借りてきました(笑)。 レイ・ブライアント(Ray Bryant)の「Alone At Montreux (Atlantic)」は、1972年、スイスの「モントルー・ジャズ・フェスティバル」のソロ・パフォーマンス。 何…
チャールス・ミンガス(Charles Mingus)率いる「The Charles Mingus Jazz Workshop」による「直立猿人(Pithecanthropus Erectus)」は、モダンジャズの傑作アルバムです。 ジャッキー・マクリーン(Jackie McLean)、J.R.モンテローズ(J.R. Monterose)、…
「Giant Steps (Atlantic)」は、ジョン・コルトレーンが目指していたジャズの最初の到達点、マイルストーン(Milestone)的なアルバムです。 この頃のコルトレーンは、単音楽器であるサックスでコードを鳴らすべく、「シーツ・オブ・サウンド」と呼ばれるよ…