カーティス・フラー(Curtis Fuller)
フレディ・ハバード(Freddie Hubbard)が参加したアルバムを何枚も聴いている人にはご納得いただけるかと思われますが。 フレディ・ハバード(Freddie Hubbard)のリーダー・アルバムでは、音楽監督が居なとフレディのソロは別にして、全体の印象が散漫にな…
クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)が念願であった、花形ミュージシャンをふんだんに起用した自身のビッグ・バンドを結成。ミュージカル「Free and Easy」の伴奏バンドという形で1960年、ヨーロッパを訪問しました。 が、ミュージカル自体は不評で巡業…
ジャズ・オルガンの演奏スタイルとイメージを革新したジミー・スミス(Jimmy Smith)はデビュー直後から早々に人気ミュージシャンとなり、商売下手だと伝わるブルーノート(Blue Note Records)に、少なからぬ売り上げをもたらした様です。 そんな人気者の彼…
南西ドイツ放送局(SWR)が保有していたアーカイヴ音源から、クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)が豪華なビッグバンドを率いて1961年03月15日、ドイツのルートヴィヒスハーフェン(Ludwigshafen)で行ったライブで演奏された13曲を収録したアルバムが…
「Art Blakey and The Jazz Messengers」が1964年11月14日、16日、25日の3日間かけて録音したアルバムが「'S Make It (Limelight LS-86001)」です。 音楽監督であったウェイン・ショーター(Waynes Shorter)が抜け、バンドとしてのまとまりにはやや欠ける…
ドラマーのアート・ブレイキー(Art Blakey)率いる「The Jazz Messengers」が、人気が出ている時期は、リーダーとは別に優秀な音楽監督が居た時期と重なっていると断言出来ます。 1958年に欧米を中心に人気が沸騰した時は、ベニー・ゴルソン(Benny Golson…
1985年02月22日、ニューヨークの「Town Hall」で行われた歴史的なコンサートの模様を4枚のアルバムに分散収録した「One Night With Blue Note」。 このコンサートに至るまでの経緯等は、「Vol. 1」に書き尽くしました(笑)ので、お時間のある方はどうぞご…
ブルーノート(Blue Note Records)の1500番台でハウス・ピアニストとして活躍したソニー・クラーク(Sonny Clark)が、1957年07月21日録音の初リーダーアルバム「Dial "S" For Sonny (Blue Note BLP-1570)」に続いて録音したリーダー・アルバム第2弾が1957…
ブルーノート(Blue Note Records)の1500番台では、ホレス・シルヴァー(Horace Silver)に続くハウス・ピアニストとして活躍したソニー・クラーク(Sonny Clark)。 そんなソニー・クラークは、誕生日である1957年07月21日に初リーダーアルバム「Dial "S" …
アルト・サックス奏者、ルー・ドナルドソン(Lou Donaldson)をリーダーに据えたブルーノート(Blue Note Records)オール・スター・ジャム・セッション風のアルバムが、今回ご紹介する1957年12月15日に、いつものニュージャージーのハッケンサックにあった…
昭和的な話から始まりますが。 今回は、アナログレコードからカセットテープに録音し、よく聴いていたアート・ブレイキー(Art Blakey)率いるジャズ・メッセンジャーズの、お馴染みバードランドで1963年06月16日に録音されたライブ盤「Ugetsu (Riverside RS…
1957年08月03日に録音された「The Amazing Bud Powell Vol. 3 - Bud! (Blue Note BLP-1571)」は天才ピアニスト、バド・パウエル(Bud Powell)のブルーノート(Blue Note Records)復帰第1弾となるアルバムです。 以前、トリオ編成にて行われた録音が1953年…
当時はトランペットの若手注目筆頭株であったであろう、リー・モーガン(Lee Morgan)。 彼が「Lee Morgan Vol. 3 (Blue Note BLP-1557)」の録音から約5ヶ月後の1957年08月25日、4枚目のリーダーアルバム「City Lights (Blue Note BLP-1575)」を録音しまし…
アート・ブレイキー率いるジャズ・メッセンジャーズ(Art Blakey and The Jazz Messengers)が残したアルバムの中で、一番地味で聴く機会が少ないのがこの「京都(Kyoto)」ではないかと思われます。 今日、どの音源紹介しようかな・・・と、パソコンデータ…
1967年10月に録音されたウェイン・ショーター(Wayne Shorter)の「Schizophrenia (Blue Note BST-84297)」は、トロンボーン、アルトサックス、テナーサックスという珍しいフロント3管編成のアルバムです。 さて「Schizophrenia」とは、統合失調症を意味す…
「Cliff(Clifford) Jordan - Cliff Jordan (Blue Note BLP-1565)」はシカゴ出身のテナーマン、クリフ・ジョーダン(Cliff Jordan)をリーダーに据えた、最大4管編成となるブローイング・セッション。 トランペットのリー・モーガン(Lee Morgan)、トロンボ…
「Bone & Bari (Blue Note BLP-1572) 」は、カーティス・フラー(Curtis Fuller)のブルーノート第2弾。 カーティス・フラー(Curtis Fuller)のトロンボーンに、テイト・ヒューストン(Tate Houston)のバリトン・サックスが相方を務めるという、珍しい低…
「Curtis Fuller Vol. 3 (Blue Note BLP-1583)」は、ハード・バップ・トロンボーンの人気者、カーティス・フラー(Curtis Fuller)がリーダーの2管編成による好アルバム。 叙情的な演奏を得意とするアート・ファーマー(Art Farmer)を相方に従え、ピアノに…
私は愛聴する、フレディ・ハバード(Freddie Hubbard)の後釜としてリー・モーガン(Lee Morgan)が復帰した、3管ジャズ・メッセンジャーズの好盤「Indestructive (Blue Note BST-84193)」。 日本のミュージシャンが何故かこのアルバムに収録された「Callin…
ブルーノート(Blue Note Records)で、リーダーアルバムを出したトロンボーン奏者といえば、ビバップ・トロンボーンの天才、J・J・ジョンソン(Jay Jay Johnson)が思い浮かびます。 第二弾が、今回紹介するハードバップ・トロンボーンの俊英、カーティス…
数少ないハードバップ時代から活躍していたトロンボーン奏者・カーティス・フラー(Curtis Fuller)。 彼をリーダーとし、ベニー・ゴルソン(Benny Golson)が音楽監督を務めるアルバム「Blues-ette (Savoy)」は、1959年06月21日に録音された、サヴォイ(Sav…