フレディ・ハバード(Freddie Hubbard)
ジョン・コルトレーン(John Coltrane)をリーダーとするアルバム「Bahia (Prestige PR-7353)」は、1958年06月11日と12月26日の録音から拾遺されております。 さて、1、2、5曲目は、1958年12月26日の録音です。 5曲目のみトランペットのフレディ・ハバー…
ジョン・コルトレーン(John Coltrane)をリーダーとし、1958年01月10日の録音と、1958年12月26日の録音から拾遺されたアルバムが「The Believer (Prestige PRLP-7292)」です。 いずれの録音もピアノのレッド・ガーランド(Red Garland)、ベースのポール・…
ジョン・コルトレーン(John Coltrane)をリーダーとするアルバム「Stardust (Prestige PRLP-7268)」は、1958年の06月11日と12月26日に行われた2つのセッションから拾遺されたアルバムです。 1曲目と3曲目は、1958年06月11日の録音です。 ピアノのレッド…
ジョン・コルトレーン(John Coltrane)のアトランテック時代のアルバムとしては異色な感じがするのは、エリック・ドルフィー(Eric Dolphy)とフレディ・ハバード(Freddie Hubbard)という強力なメンバーでフロントを補強しているからでしょうか。 さらに…
「Golden Boy (Mercury MG-20938/SR-60938)」は、クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)楽団の1965年頃に発売されたアルバムです。 ゆったりとしたストリングスの調べから始まるMJQの代表曲「Django」におけるジム・ホール(Jim Hall)らしきクールなギタ…
フレディ・ハバード(Freddie Hubbard)が参加したアルバムを何枚も聴いている人にはご納得いただけるかと思われますが。 フレディ・ハバード(Freddie Hubbard)のリーダー・アルバムでは、音楽監督が居なとフレディのソロは別にして、全体の印象が散漫にな…
オリバー・ネルソン(Oliver Nelson)と言えば真っ先に思う浮かぶのが、この大名盤「Oliver Nelson - The Blues and The Abstract Truth (Impulse! AS-5)」です。 邦題「ブルースの真実」と書いた方が、あー、アレね、と言う人が多いのかもしれません。 1曲…
クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)が念願であった、花形ミュージシャンをふんだんに起用した自身のビッグ・バンドを結成。ミュージカル「Free and Easy」の伴奏バンドという形で1960年、ヨーロッパを訪問しました。 が、ミュージカル自体は不評で巡業…
寡作なテナーサックス奏者、ティナ・ブルックス(Tina Brooks)の、ブルーノート(Blue Note Records)からリアルタイムに発売された唯一のアルバムが「True Blue (Blue Note BLP-4041)」です。 フロントの相方には当時、新進気鋭のトランペット奏者だったフ…
南西ドイツ放送局(SWR)が保有していたアーカイヴ音源から、クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)が豪華なビッグバンドを率いて1961年03月15日、ドイツのルートヴィヒスハーフェン(Ludwigshafen)で行ったライブで演奏された13曲を収録したアルバムが…
マルチ・リード奏者エリック・ドルフィー(Eric Dolphy)が、プレステッジ(Prestige/New Jazz Records)に残したライブ録音や未発表曲、別テイクなどからなるアルバムが「Here And There (Prestige PR-7382) 」です。 拾遺集であるため後年、CD化された際…
1965年05月12日と13日にかけて録音された、「Art Blakey And The Jazz Messengers」の「Soul Finger (Limelight LS-86018)」。 リーダーであるアート・ブレイキー(Art Blakey)の他、トランペットがフレディ・ハバード(Freddie Hubbard)とリー・モーガン…
ドラマーのアート・ブレイキー(Art Blakey)率いる「The Jazz Messengers」が、人気が出ている時期は、リーダーとは別に優秀な音楽監督が居た時期と重なっていると断言出来ます。 1958年に欧米を中心に人気が沸騰した時は、ベニー・ゴルソン(Benny Golson…
以前は「フリージャズ=訳分かんない」という先入観念で、フリー・ジャズの先駆者的立場にいたマルチ・リード奏者であるオーネット・コールマン(Ornette Coleman)のアルバムなんかは気軽に聴けなかったんですが・・・。 聴いて見ると、案外ふつーに聴けた…
1985年02月22日、ニューヨークの「Town Hall」で行われた歴史的なコンサートの模様を4枚のアルバムに分散収録した「One Night With Blue Note」。 このコンサートに至るまでの経緯等は、「Vol. 1」に書き尽くしました(笑)ので、お時間のある方はどうぞご…
1985年02月22日、ニューヨークの「Town Hall」で、ブルーノート(Blue Note Records)ゆかりのミュージシャンが集結し、歴史的なコンサートが行われました。 このコンサートは「One Night With Blue Note」と題され、4枚のアルバムに分散収録、発売されまし…
ビル・エヴァンス(Bill Evans)が1962年07月16日、17日の二日をかけ、クインテット編成で録音したアルバムが「Interplay (Riverside RM-445/RS-9445)」です。 演奏メンバーはビル・エヴァンス(Bill Evans)の他に、ベースのパーシー・ヒース(Percy Heath…
「マウント・フジ・ジャズ・フェスティバル」は「日本テレビ系列」で映像が、「NHK-FM」で当日の生放送含む音源がオンエアされましたが、最初の年、1986年に関しては、「NHK-FM」でオンエアされた事が分からず、「日本テレビ系列」で放送された映像(ビデオ…
引き続き、「マウント・フジ・ジャズ・フェスティバル '86」のビデオ(LD)をご紹介します。「Vol.2」ですよ。 あ、ここでも最初にアルフレッド・ライオン(Alfred Lion)のスピーチが挿入されていますね。 ●Mt.Fuji Jazz Festival '86 with BLUE NOTE Vol.2…
前回に引き続き、1986年から1995年まで山梨県の山中湖畔で行われた「Mt.Fuji Jazz Festival with Blue Note」という野外ジャズフェスティバルの様子を「NHK-FM」がデジタルPCM録音で収録し、オンエアされたものの詳細をご紹介します。 「Mt.Fuji Jazz Festiv…
2022年の12月は、私が保有するエアチェック音源をご紹介する事にしました。 前回に引き続き、1986年から1995年まで山梨県の山中湖畔で行われた「Mt.Fuji Jazz Festival with Blue Note」という野外ジャズフェスティバルの様子を「NHK-FM」がデジタルPCM録音…
2022年も、もう12月。 師走という言葉通り、私も用事が山積み状態となっております。 という事で、12月は淡々と更新を進めるべく、私が保有するFMエアチェック音源の詳細情報を掲載していきたいと思います。 で、今回からジャズ系のアルバム紹介はお休みに…
昭和的な話から始まりますが。 今回は、アナログレコードからカセットテープに録音し、よく聴いていたアート・ブレイキー(Art Blakey)率いるジャズ・メッセンジャーズの、お馴染みバードランドで1963年06月16日に録音されたライブ盤「Ugetsu (Riverside RS…
渡欧前のデクスター・ゴードン(Dexter Gordon)が、1965年05月27日に録音したアルバム「Clubhouse (Blue Note BN-LT989)」。 入手する機会を何年か伺っていたアルバムの中の1枚ですが、先日、某中古屋さんにRVG盤がリーズナブルな価格で入荷してたので…
日本でも絶大なる人気を誇るトランペッター、フレディ・ハバード(Freddie Hubbard)が、ブルーノート(Blue Note Records)で1960年に録音した初リーダー・アルバムが「Open Sesame (Blue Note BST-84040)」。 ブルーノート(Blue Note Records)にとっては…
ブルーノート(Blue Note Records)におけるミルト・ジャクソン(Milt Jackson)に続き登場した第二のヴァイブラフォン奏者、ボビー・ハッチャーソン(Bobby Hutcherson)。 フレディ・ハバード(Freddie Hubbard)、サム・リヴァース(Sam Rivers)、アンド…
アート・ブレイキー率いるジャズ・メッセンジャーズ(Art Blakey and The Jazz Messengers)が残したアルバムの中で、一番地味で聴く機会が少ないのがこの「京都(Kyoto)」ではないかと思われます。 今日、どの音源紹介しようかな・・・と、パソコンデータ…
新潟のアマチュア・トランペット界隈でも絶大なる人気を誇っていた(気がする)フレディ・ハバード(Freddie Hubbard)。 そんなフレディ・ハバードが、1970年にルディ・ヴァン・ゲルダー(Rudy Van Gelder)スタジオで録音したのが「クロスオーバー・ジャズ…
前の記事でも書きましたが、エリック・ドルフィー(Eric Dolphy)の演奏の特徴は、当時の最先端なスタイルである「伝統的なスタイルをベースにして、そこにアヴァンギャルドな要素を付け加える」という事に尽きると思います。 ベースに「伝統的なスタイル」…
「悪しき事は言わざる(Speak No Evil)」は、ウェイン・ショーター(Wayne Shorter)の、そして「新主流派 (New Mainstream)」と呼ばれたミュージシャンが残した代表作です。 ちなみに「See No Evil, Hear No Evil, Speak No Evil」で、日本でもお馴染みの…