加持顕のジャズに願いをのせて

新潟在住の加持顕(かじあきら)がジャズ名盤の個人的感想など綴ってます。

オリバー・ネルソン(Oiver Nelson)

Oliver Nelson - The Blues and The Abstract Truth (Impulse!) 1961

オリバー・ネルソン(Oliver Nelson)と言えば真っ先に思う浮かぶのが、この大名盤「Oliver Nelson - The Blues and The Abstract Truth (Impulse! AS-5)」です。 邦題「ブルースの真実」と書いた方が、あー、アレね、と言う人が多いのかもしれません。 1曲…

Quincy Jones - The Quintessence (Impulse!) 1961

クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)が念願であった、花形ミュージシャンをふんだんに起用した自身のビッグ・バンドを結成。ミュージカル「Free and Easy」の伴奏バンドという形で1960年、ヨーロッパを訪問しました。 が、ミュージカル自体は不評で巡業…

「Eddie "Lockjaw" Davis - Trane Whistle (Prestige) 1960」重厚なアンサンブルが魅力のアルバム

オリバー・ネルソン(Oliver Nelson)とアーニー・ウィルキンス(Ernie Wilkins)が編曲した重厚なアンサンブルと、オリバー・ネルソンの代表曲「The Stolen Moment (Stolen Moments)」が4曲目に収録されている事で(私含む一部)ジャズ・マニアが興味を示…

「Oliver Nelson with Eric Dolphy - Straight Ahead (New Jazz) 1961」前衛と知性の絶妙な融合

ラージ・アンサンブルやビックバンド向けの作編曲者で有名なオリバー・ネルソン(Oliver Nelson)のアルバムに、マルチリード奏者のエリック・ドルフィー(Eric Dolphy)が準主役として参加するのが「Straight Ahead (New Jazz NJLP-8255)」です。 一聴する…

「Oliver Nelson - Screamin' The Blues (New Jazz) 1960」隙のないアンサンブルと魅力的なソロ

今回は、エリック・ドルフィー(Eric Dolphy)のBOXセットにも収録されていた、オリバー・ネルソン(Oliver Nelson)がリーダーのアルバム「Screamin' The Blues (New Jazz NJLP-8243)」です。 フロントはアルト・サックスとテナー・サックスを吹き分けるオ…

「Joe Newman – At Count Basie's(Mercury)」ファンキーで重厚なるコンボ作品

棚とデータを整理してて久々に聴いたら、ジョー・ニューマンとオリバー・ネルソンが何故か共演してる「At Count Basie's(Mercury)」が、とっても良かったので紹介しちゃいます。 黄金期のカウント・ベイシー(Count Basie)楽団のメンバーとして名高いジョー…