ハービー・ハンコック(Herbie Hancock)
(世間のイメージとして)静かなるトランぺッター、ケニー・ドーハム(Kenny Dorham)がバックメンバーに煽られ、珍しくも奔放な演奏を繰り広げているのが、本アルバム「Una Mas (Blue Note BST-84127)」です。 (一応)トランペットを吹く私自身の経験上、…
新潟のアマチュア・トランペット界隈でも絶大なる人気を誇っていた(気がする)フレディ・ハバード(Freddie Hubbard)。 そんなフレディ・ハバードが、1970年にルディ・ヴァン・ゲルダー(Rudy Van Gelder)スタジオで録音したのが「クロスオーバー・ジャズ…
1967年10月に録音されたウェイン・ショーター(Wayne Shorter)の「Schizophrenia (Blue Note BST-84297)」は、トロンボーン、アルトサックス、テナーサックスという珍しいフロント3管編成のアルバムです。 さて「Schizophrenia」とは、統合失調症を意味す…
手元にある整理が済んだ「FMエアチェック音源」のご紹介、今週末は「Select Live Under The Sky '92」を3回に渡りお送りしております。 3回目の放送はハイライトとしてライブ当日、未オンエアだった音源が放送されました。 「Pat Metheny Group」、「富…
手元にある整理が済んだ「FMエアチェック音源」のご紹介、今週末は「Select Live Under The Sky '92」を3回に渡りお送りいたします。 1992年07月25日の放送では「Pat Metheny Group」と、「V.S.O.P. Quintet Tribute To Miles Davis」の2組を中心に放送…
1968年03月に2回に分けて録音されたハービー・ハンコック(Herbie Hancock)の代表作の1枚「Speak Like A Child (Blue Note BST-84279)」は、ひたすら美しいメロディとアンサンブルを堪能出来る一枚。 夕景をバックに撮影されたハービーのシルエットも印象…
週末は手元にあるFMエアチェック音源を整理したものの中から、どんな曲を演奏したのか、ご紹介していく事にしました。 棚にあるCDとにらめっこするのも、そろそろ飽きてきた事もありますが、世界的な疫病騒ぎの影響で、自宅の(秘蔵)FMエアチェック音源…
リー・モーガン(Lee Morgan)の「Search for the New Land (Blue Note BST-84169)」は1964年02月に録音された、モードっぽい「海」や「航海」をテーマとした曲が入っている、他のリー・モーガン作品とは一味違うアルバムです。 リー・モーガンの復帰第1…
ハービー・ハンコック(Herbie Hancock)の「Inventions And Dimensions (Blue Note BST-84147)」は、「ピアノ・トリオ+パーカッション」という編成で録音された、野心と冒険心溢れるアルバム。 珍しい編成ながら、なかなか聴き応えのある1枚。なので私は…
「悪しき事は言わざる(Speak No Evil)」は、ウェイン・ショーター(Wayne Shorter)の、そして「新主流派 (New Mainstream)」と呼ばれたミュージシャンが残した代表作です。 ちなみに「See No Evil, Hear No Evil, Speak No Evil」で、日本でもお馴染みの…
壮大なる海に初めて挑む様子を曲で表現した、ハービー・ハンコック(Herbie Hancock)がブルーノート(Blue Note Records)に録音したコンセプトアルバム「処女航海(Maiden Voyage)」。 新主流派、英語圏ではポスト・バップ(Post-Bop)と呼ばれる作品群の…