加持顕のジャズに願いをのせて

新潟在住の加持顕(かじあきら)がジャズ名盤の個人的感想など綴ってます。

ドン・チェリー(Don Cherry)

「Don Cherry – Symphony For Improvisers (Blue Note) 1966」前衛ジャズの宴

今回ご紹介するのは1966年09月19日に録音された、ドン・チェリー(Don Cherry)をリーダーとする前衛ジャズ系のアルバム「即興演奏家のためのシンフォニー Symphony For Improvisers (Blue Note BST-84247)」です。 メロディアスな前衛ジャズである前作「Com…

「Don Cherry - Complete Communion (Blue Note) 1965」メロディアスな前衛ジャズ

1958年から1961年頃までオーネット・コールマン(Ornette Coleman)率いるピアノレス・カルテットのポケット・トランペット(コルネット)奏者として注目を集めたドン・チェリー(Don Cherry)。 kaji-jazz.hatenablog.com その後は、前衛的なジャズの影響を…

「Ornette Coleman - Free Jazz (Atlantic) 1960」ダブルカルテットが放つ奔放な演奏

以前は「フリージャズ=訳分かんない」という先入観念で、フリー・ジャズの先駆者的立場にいたマルチ・リード奏者であるオーネット・コールマン(Ornette Coleman)のアルバムなんかは気軽に聴けなかったんですが・・・。 聴いて見ると、案外ふつーに聴けた…

「Sonny Rollins - Our Man In Jazz (RCA Victor) 1962」ドン・チェリーを加えたカルテットでのライブ

テナーサックス界の巨人、ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)が、何度かの世にいう処の「雲隠れ」を経てジャズシーンに復帰した際、当時物議をかもしていたフリージャズの先駆者、オーネット・コールマン(Ornette Coleman)が最初に率いたカルテットに参加…

「Sonny Rollins - Complete Live At The Village Gate 1962 (SOLAR)」発掘された驚愕の6枚組ボックス

生真面目で繊細な一面を持ちつつ、豪快なる演奏を聴かせるテナーの巨人、ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)の1962年に録音された未発表ライブ音源が発掘されたようです。 今回紹介する、発掘された驚異の6枚組ボックスは「Complete Live At The Village Ga…