加持顕のジャズに願いをのせて

新潟在住の加持顕(かじあきら)が、ジャズの名盤について個人的感想を気まぐれに投稿。

アート・テイラー(Art Taylor)

「Jackie McLean - Swing, Swang, Swingin' (Blue Note) 1959」マクリーンの人気ジャズスタンダード集

ジャッキー・マクリーン(Jackie McLean)が、ウォルター・ビショップ(Walter Bishop Jr.)トリオをバックに吹き込んだジャズスタンダード集「Swing, Swang, Swingin' (Blue Note)」。 このアルバムでは、チャーリー・パーカー(Charlie Parker)派の一人と…

「The Amazing Bud Powell Vol. 5 - The Scene Changes (Blue Note) 1958」ジャズ喫茶の人気盤

「The Scene Changes (Blue Note)」は、モダンジャズピアノの巨人、バド・パウエル(Bud Powell)が、トリオ編成でブルーノート(Blue Note Records)に録音した渡欧直前の録音です。 日本では1曲目に収録された「クレオパトラの夢(Cleopatra's Dream)」…

「Thelonious Monk - The Thelonious Monk Orchestra at Town Hall (Riverside) 1959」高揚するモンクとオーケストラ

「The Thelonious Monk Orchestra at Town Hall (Riverside) 」は、超個性派ピアニスト、セロニアス・モンク(Thelonious Monk)が、10人編成のオーケストラを率いて1959年にニューヨークのタウンホール(Town Hall)で行ったライブの実況録音盤。 オーケ…

「John Coltrane - Giant Steps (Atlantic) 1959」コード進行ジャズの極北

「Giant Steps (Atlantic)」は、ジョン・コルトレーンが目指していたジャズの最初の到達点、マイルストーン(Milestone)的なアルバムです。 この頃のコルトレーンは、単音楽器であるサックスでコードを鳴らすべく、「シーツ・オブ・サウンド」と呼ばれるよ…