加持顕のジャズに願いをのせて

新潟在住の加持顕(かじあきら)がジャズ名盤の個人的感想など綴ってます。

「Bill Evans - Sunday At The Village Vanguard +5 (Riverside)1961」不朽の名盤

ビル・エヴァンスBill Evans)が結成した、革新的なトリオ。

 

革新的である要因はスコット・ラファロScott LaFaro)のピアノと対等に自己主張するベースであることに異論がある人は、まず居ないかと思われます。

 

彼ら革新的なトリオが残したライブアルバムが、1961年に発売された「Bill Evans - Sunday At The Village Vanguard」と、翌年1962年に発売された「Bill Evans - Waltz For Debby」。

 

Bill Evans - Sunday At The Village Vanguard +5 (Riverside)1961

 

このアルバムは、ライブ録音にもかかわらず、比較的クリアな音で収録されている事もあり、初めてジャズを聴かれる方にもお勧め出来る1枚です。

 

最初の予定では、このライブ録音は「Sunday At The Village Vanguard」1枚のみ発売する予定だったそうですが、ベースのスコット・ラファロが交通事故で急死したため、追悼盤として「Waltz For Debby」を発売したとの事。

 

追加曲を収録したCD2枚で、1961年06月25日(日)昼夜にわたり行われた5公演(昼2、夜3)の演奏曲を、ほぼ聴くことが出来ます。


ここ最近、ほぼ毎日「Sunday At The Village Vanguard」と「Waltz For Debby」を聴いているので言える事ですが、この2枚は何回聴いても厭きない不朽の名盤です。


今でこそ大名盤としてもてはやされるライブ録音ではありますが、録音当日の観客は、
演奏を聴かず、食事やお喋りに夢中になっている風に感じられます。

 

ビル・エヴァンス達もそんな演奏に無関心な観客お構いなしに、後に「歴史的名盤」と評される物凄い演奏を繰り広げていた訳で・・・。


さて、「Sunday At The Village Vanguard」では何といっても1曲目、スコット・ラファロ作の「Gloria's Step [take 2] 」が何度聴いても凄いですね。

 


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オリジナルアルバム最後の6曲目「Jade Visions [take 2]」もラファロ作という事もあり、ぐいぐい迫りくるベースの低音が素晴らしいです。

お勧めの名盤。

 

 

 

Bill Evans - Sunday At The Village Vanguard +5 (1961)
Riverside RLP9376/OJCCD-140-2 / Victor Entertainment VICJ-60293 [1999.03.31]

side 1 (A)
01. Gloria's Step [take 2] (Scott LaFaro)  6:09
02. My Man's Gone Now (Heyward-Gershwin)  6:21
03. Solar (Miles Davis)  8:53

side 2 (B)
04. Alice in Wonderland [take 2] (Fain-Hilliard)  8:34
05. All of You [take 2] (Cole Porter)  8:18
06. Jade Visions [take 2] (Scott LaFaro)  3:43

CD Bonus Tracks
07. Gloria's Step [take 3] (Scott LaFaro)  6:54
08. Alice in Wonderland [take 1] (Fain-Hilliard)  7:00
09. All of You [take 1] (Cole Porter)  8:08
10. All of You [take 3] (Cole Porter)  8:03
11. Jade Visions [take 1] (Scott LaFaro)  4:15


Bill Evans (p) Scott LaFaro (b) Paul Motian (ds) 
June 25,1961 at the Village Vanguard, NYC.