ピアノ、フルート、ソプラノ・サックス、パーカッションと様々な楽器を奏でる
キース・ジャレット（Keith Jarrett）、ベースのチャーリー・ヘイデン（Charlie Haden）、ドラムス及びパーカッションのポール・モチアン（Paul Motian）というトリオが1972年06月14日、ハンブルク（Hamburg）のラジオ局で行った番組用ライブを、オリジナル・テープよりミックス・ダウンした発掘音源が「Hamburg '72 (ECM Records ECM-2422)」なんだそうです。
多分、このライブの映像だと思われるものがありましたので、貼っておきます（身も蓋もなし）。
民族音楽風の楽曲「Everything That Lives Laments」や、オーネット・コールマン（Ornette Coleman）風の「Piece For Ornette」など、振り幅激しい演奏が続きますが、マスタリングされた音の良さも相まって、フリーキーな音にイライラする事なく、最後まで聴き通す事が出来ます。
こんな感じで物凄いレベルのライブ音源が40年以上の時を経てお蔵出しされるヨーロッパの放送局ですが、近年になり大物ミュージシャンを中心に発掘音源が続々公開されてきてますね。
さて、次はどんな音源が出て来るか、けっこう楽しみにしてたりします。
Keith Jarrett / Charlie Haden / Paul Motian - Hamburg '72 (2014)
ECM Records ECM-2422 / Universal UCCE-1148 [2014.12.03]
01. Rainbow (Margot Jarrett) 9:42
02. Everything That Lives Laments (Keith Jarrett) 9:44
03. Piece For Ornette (Keith Jarrett) 9:32
04. Take Me Back (Keith Jarrett) 8:07
05. Life, Dance (Keith Jarrett) 2:59
06. Song For Che (Charlie Haden) 15:08
Keith Jarrett (p, fl, per, ss) Charlie Haden (b) Paul Motian (ds, per)
NDR-Jazz-Workshop 1972
Recorded live June 14, 1972 in Hamburg
Remixed July 12, 2014 at Rainbow Studio, Oslo
Album Produced by Manfred Eicher
Radio Producer by Michael Naura
Recording Engineer by Hans-Heinrich Breitkreuz
Remixed by Jan Erik Kongshaug, Manfred Eicher
