天才ピアニスト、キース・ジャレット（Keith Jarrett）率いるトリオが、1983年01月ニューヨークの「The Power Station」で録音したアルバムが「Changes (ECM ECM-1276)」です。
因みにこのアルバム、大名盤「Standards, Vol. 1 (ECM ECM-1255)」と、「Standards, Vol. 2 (ECM ECM-1289)」が同時期に録音されておりますね。
全曲、キース・ジャレット（Keith Jarrett）の自作曲であり、ベースのゲイリー・ピーコック（Gary Peacock）、ドラムスのジャック・ディジョネット（Jack DeJohnette）という通称「スタンダーズ・トリオ」による演奏となっております。
16分にも及ぶ叙情的なイントロから疾走感溢れる演奏へと移行する１曲目「Flying, Part 1」、15分弱の躍動的でファンキーな感じさえする２曲目「Flying, Part 2」、6分半の耽美時な雰囲気漂う３曲目「Prism」と演奏は続きます。
「Standards, Vol. 1」、「Standards, Vol. 2」と同時期の録音ですので、演奏のクオリティと勢いは、いわゆるジャズ・スタンダードを演奏した「Standards, Vol. 1&2」と遜色ないですね。
Keith Jarrett - Changes
ECM ECM-1276 / Polydor POCJ-2414 [1996.02.25]
side 1 (A)
01. Flying, Part 1 (Keith Jarrett) 16:03
side 2 (B)
02. Flying, Part 2 (Keith Jarrett) 14:45
03. Prism (Keith Jarrett) 6:31
Keith Jarrett (p) Gary Peacock (b) Jack DeJohnette (ds)
January, 1983 at The Power Station, NYC.
