加持顕のジャズに願いをのせて

新潟在住の加持顕(かじあきら)が、ジャズの名盤について個人的感想を気まぐれに投稿。

「Horace Parlan - Up & Down +1 (Blue Note) 1961」どす黒過さマシマシなアルバム

ホレス・パーラン(Horace Parlan)が1961年06月18日に録音したアルバム「Up & Down +1 (Blue Note BST-84082)」。

 

ピアノのホレス・パーラン(Horace Parlan)、ベースのジョージ・タッカー(George Tucker)、ドラムスのアル・ハレウッド(Al Harewood)というメンバー編成はアルバム「Us Three (Blue Note BST-84037)」でお馴染みのトリオですね。

 

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いわゆる「Us Three」トリオに、テナー・サックスのブッカー・アーヴィンBooker Ervin)が加わったカルテットは、ニューヨークのハーレム地区にありビバップ発祥の地とされるライブハウス「ミントンズ・プレイハウス(Minton's Playhouse)」のハウスバンドであったと、ジャズ系雑誌などで読んだ記憶があります。

 

そこにギターのグラント・グリーンGrant Green)が加わる訳ですが、このメンバーは、スタンリー・タレンタイン(Stanley Turrentine)のどす黒過ぎるライブ盤としてご紹介した「Up At Minton's Vol. 1 (Blue Note BST-84069)」と、「Up At Minton's Vol. 2 (Blue Note BST-84070)」で、スタンリー・タレンタイン(Stanley Turrentine)の代わりにブッカー・アーヴィンBooker Ervin)が入った編成なんですよね。

 

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なお演奏はブッカー・アーヴィンBooker Ervin)の参加により、「どす黒過さマシマシ」状態になっているので、コテコテのジャズがお好みでない方は、注意が必要です(笑)。

 

 

「Horace Parlan - Up & Down +1 (Blue Note) 1961」どす黒過さマシマシなアルバム

Horace Parlan - Up & Down +1 (RVG)
Blue Note BST-84082 / 50999 2 65137 2 0 [2009]
RVG Edition

side 1 (A)
01. The Book's Beat (Booker Ervin)  9:46
02. Up And Down (Horace Parlan)  6:07
03. Fugee (George Tucker)  7:02

side 2 (B)
04. The Other Part Of Town (Grant Green)  11:38
05. Lonely One (Babs Gonzales)  4:03
06. Light Blue (Tommy Turrentine)  6:00

bonus track
07. Fugee (alternate take) (George Tucker)  7:00


Booker Ervin (ts) Horace Parlan (p) Grant Green (g) George Tucker (b) Al Harewood (ds)
June 18, 1961 at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ. 

 

アップ・アンド・ダウン

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Up & Down [Analog]

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ブッカー・アーヴィンBooker Ervin)作曲の1曲目「The Book's Beat」におけるブッカー・アーヴィンのクセの強いテナー・サックス・ソロから、どす黒過さマシマシなアルバムである事は、容易に想像出来るのですが・・・。

 


続くホレス・パーラン(Horace Parlan)作曲の2曲目「Up And Down」における名演「Us Three」に通じるアク強めでどす黒過さマシマシの演奏は、一旦ハマると抜け出せなくなる危険な香りが全編に漂っております(笑)。

 


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ジョージ・タッカー(George Tucker)作曲の3曲目「Fugee」 も、軽快なテンポなのに、濃厚な黒さ溢れ出る演奏ですね(笑)。


グラント・グリーンGrant Green)作曲の4曲目「The Other Part Of Town」は、他の曲と比べると軽めの演奏ではありますが、グラント・グリーンのねちっこいソロから、隠しきれないアクの強さが滲み出てきてますね・・・。


バブズ・ゴンザレス(Babs Gonzales)作曲の5曲目「Lonely One」は、耽美的なバラッド演奏であり、泥の中で咲く「蓮の花」の様な美しさを感じます。


トミー・タレンタイン(Tommy Turrentine)作曲の6曲目「Light Blue」は、ハード・バップ風味漂う曲ではありますが、ソロに入るとブッカー・アーヴィンBooker Ervin)が大暴れしてます(笑)。

 


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なお、CDボーナス・トラックとして「Fugee」の別テイクが収録されております。

 

 

 

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