ポール・チェンバース(Paul Chambers)
ブルーノート(Blue Note Records)で、リーダーアルバムを出したトロンボーン奏者といえば、ビバップ・トロンボーンの天才、J・J・ジョンソン(Jay Jay Johnson)が思い浮かびます。 第二弾が、今回紹介するハードバップ・トロンボーンの俊英、カーティス…
トロンボーンのベニー・グリーン(Bennie Green)が、タイム・レコードに残したアルバム「Bennie Green (Time)」 ベニー・グリーンのトロンボーンと、ジミー・フォレスト(Jimmy Forrest)のテナーサックスという低音楽器2管で演奏される、のほほんとした雰…
まず、このハンク・モブレー(Hank Mobley)のアルバム「Hank Mobley (Blue Note BST-81568)」は、プレス枚数の少なさからかオリジナル盤が「異常に高い」んだそうです。 そして、サックス奏者カーティス・ポーター(Curtis Porter)の参加で語られることの…
テナーサックスの巨人、ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)のブルーノート第2弾「Sonny Rollins Vol. 2 (Blue Note BLP 1558)」は、相方にハードバップ・トロンボーンの名手、J.J.ジョンソン(Jay Jay Johnson)を起用したクインテット編成での録音です…
ジャズ界の巨人・マイルス・デイヴィス(Miles Davis)の「1958 Miles (CBS/Sony 20AP-1401)」は、1979年にCBSソニーから発売された日本独自企画アルバム。 ジャケットデザインを手掛けたのは、池田満寿夫。 1958年05月26日に録音されながら、お蔵入りしてい…
ハービー・ハンコック(Herbie Hancock)の「Inventions And Dimensions (Blue Note BST-84147)」は、「ピアノ・トリオ+パーカッション」という編成で録音された、野心と冒険心溢れるアルバム。 珍しい編成ながら、なかなか聴き応えのある1枚。なので私は…
ティナ・ブルックス(Tina Brooks)、幻の名盤「Back To the Tracks (Blue Note)」。 いかにもブルー・ノート(Blue Note Records)らしい傑作なのですが、リアルタイムでは発売中止、お蔵入りとなってしまったモノ。 レコードを入れる袋にジャケットがモノ…
「Wynton Kelly Trio & Sextet - Kelly Blue (Riverside)」は、ウイントン・ケリー(Wynton Kelly)が、ビル・エヴァンス (Bill Evans)の後釜ピアノストとして、マイルス・デイビス(Mlies Davis)のバンドに参加した直後の作品。 しかも、02月19日(Sextet…
ビバップ時代、マイルス・デイヴィス(Miles Davis)の後任としてチャーリー・パーカー(Charlie Parker)のバンドで演奏していたトランぺッター、ケニー・ドーハム(Kenny Dorham)。 1959年11月に、かの有名なヴァン・ゲルダー・スタジオで録音されたワン…
白人ビバップ系ピアニスト、ジョージ・ウォーリントン(George Wallington)が、フロントにドナルド・バード(Donald Byrd)とジャッキー・マクリーン(Jackie McLean)を迎えた人気盤「George Wallington Quintet At The Bohemia」。 ジャズファンには「The…
「The Scene Changes (Blue Note)」は、モダンジャズピアノの巨人、バド・パウエル(Bud Powell)が、トリオ編成でブルーノート(Blue Note Records)に録音した渡欧直前の録音です。 日本では1曲目に収録された「クレオパトラの夢(Cleopatra's Dream)」…
色とりどりに塗られたピアノの鍵盤(黒鍵)が踊る印象的なジャケットでお馴染みの「Sonny Clark Trio (Blue Note BST-81579)」。 ブルーノートでは顔馴染みのメンバーが、ソニー・クラーク(Sonny Clark)をリーダーとするトリオ編成で録音したアルバム、と…
ソニー・クラーク(Sonny Clark)という短命だったミュージシャンが、1958年にブルーノート(Blue Note Records)に録音した「Cool Struttin' (Blue Note BST-81588) 」。 日本では「美脚ジャケット」に魅せられて購入する方も多いと噂される、ベストセラー…
ジャズ喫茶の人気盤でもある「Soul Station (Blue Note BST-84031)」。 このアルバムは、ハードバップ時代から活躍するハンク・モブレー(Hank Mobley)が、時流に乗ってファンキー路線に舵を切った時期に録音された傑作アルバムです。 モブレーがファンキー…
「Giant Steps (Atlantic)」は、ジョン・コルトレーンが目指していたジャズの最初の到達点、マイルストーン(Milestone)的なアルバムです。 この頃のコルトレーンは、単音楽器であるサックスでコードを鳴らすべく、「シーツ・オブ・サウンド」と呼ばれるよ…
マイルス・デイヴィス(Miles Davis)率いる、ジョン・コルトレーン(John Coltrane)を擁する50年代「第1期クインテット」が、1956年の05月11日と10月26日の2回に渡り行った、通称「マラソン・セッション」と呼ばれるスタジオ録音。 その第2弾として発売…
マイルス・デイヴィス(Miles Davis)率いる、ジョン・コルトレーン(John Coltrane)を擁する50年代「第1期クインテット」が、1956年の05月11日と10月26日の2回に渡り、通称「マラソン・セッション」と呼ばれるスタジオ録音を行いました。 プレステッジ(…
1957年01月に録音された「Art Pepper Meets The Rhythm Section (Contemporary) 」は、アルトサックス奏者、アート・ペッパー(Art Pepper)とマイルス・デイヴィス(Miles Davis)のリズムセクションが共演した企画もののアルバム。 マイルスのバンドで鍛え…
1956年は、ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)、ジョン・コルトレーン(John Coltrane)いずれにとっても重要な年であり、また、数多くの「歴史的名盤」に参加している年でもあります。 ソニー・ロリンズはクリフォード・ブラウン(Clifford Brown)とマック…
ジャズ界の巨人、ジョン・コルトレーン(John Coltrane)が、他社との契約をかいくぐりブルーノート・レコードに録音した唯一のリーダー・アルバム「Blue Train (Blue Note) 」。 「ハード・バップとは何ぞや?」と問われた時、黙ってこのアルバムを再生しそ…