◆棚から1枚
名プロデューサー・伊藤八十八さんが1974年に設立した日本制作のジャズ・レーベル、イースト・ウィンド(East Wind)。 1975年03月05日に録音された「To Duke With Love (East Wind EW-7012)」に続くアルバムが、1975年07月16日と17日の2日間に渡り録音され…
日本では人気のあるピアニスト、ハンプトン・ホーズ(Hampton Hawes)をリーダーとし、1958年03月17日に録音された「For Real (Contemporary Records S-7589)」は、天才ベーシスト、スコット・ラファロ(Scott La Faro)とテナーサックスのハロルド・ランド…
1974年に日本フォノグラムを親会社とし、名プロデューサー・伊藤八十八さんが設立したジャズ・レーベル、イースト・ウィンド(East Wind)。 そのイースト・ウィンド(East Wind)がアート・ファーマー(Art Farmer)をリーダーとし1975年03月05日にニューヨ…
ジャッキー・マクリーン(Jackie McLean)のアルバム「McLean's Scene (New Jazz NJLP-8212)」は、1956年12月14日と1957年02月15日に録音された2回のセッションから拾遺されております。 1957年02月15日のセッションはこのアルバムの他「Makin' The Changes…
ジャッキー・マクリーン(Jackie McLean)の、1956年07月に行われた2回のセッションをまとめたアルバムが「4,5 and 6 (Prestige PRLP-7048)」です。 07月13日のセッションではドナルド・バード(Donald Byrd)とのクインテット、07月20日のセッションではド…
1955年10月21日に録音されたジャッキー・マクリーン(Jackie McLean)の初リーダーアルバム「Presenting... (Ad Lib ADL-6601)」。 アルトサックスのジャッキー・マクリーン(Jackie McLean)の他、トランペットのドナルド・バード(Donald Byrd)、ピアノの…
ジャッキー・マクリーン(Jackie McLean)をリーダーとする「Tippin' The Scales」は、1962年09月28日に録音された「お蔵入りセッション」。 ジャッキー・マクリーンとソニー・クラーク(Sonny Clark)による、唯一のワン・ホーン・カルテットであり、最後の…
デクスター・ゴードン(Dexter Gordon)の未発表録音をまとめた拾遺集「Landslide (Blue Note BN-LT1051)」が、予想外に良い演奏が揃っていて吃驚。 タイトル曲「Landslide」は、「Dexter Calling... (Blue Note BST-84083)」セッションの未発表曲で、残りは…
渡欧前のデクスター・ゴードン(Dexter Gordon)が、1965年05月27日に録音したアルバム「Clubhouse (Blue Note BN-LT989)」。 入手する機会を何年か伺っていたアルバムの中の1枚ですが、先日、某中古屋さんにRVG盤がリーズナブルな価格で入荷してたので…
マルチリード奏者であるハル・マクシック(Hal McKusick)のアルバム「Triple Exposire (Prestige PRLP-7135)」を先日、時々行く中古CD屋さんで入手。 まあ、私も大好きなゴリゴリとしたピアノ演奏でスタイルで人気が高い、エディ・コスタ(Eddie Costa)…
カーメル・ジョーンズ(Carmel Jones)の「Jay Hawk Talk (Prestige PR-7401)」は、1965年05月08日に録音された、遅れて登場した極上のハード・バップという感じのアルバムです。 リーダーであるトランペットのカーメル・ジョーンズ(Carmel Jones)の他、フ…
マイルス・デイヴィス(Miles Davis)率いる1950年代の黄金クインテットは、プレステッジ(Prestige Records)との録音契約を履行するため、1956年の05月11日と10月26日の2回に分けたスタジオをライブ会場に見立てた長時間録音、通称「マラソン・セッション…
コロンビア(Columbia Records)と契約を結んだ1956年は、マイルス・デイヴィス(Miles Davis)にとって変革の年となりました。 後に「1950年代の黄金クインテット」と呼ばれるバンドでのツアーは大成功を収め、出演するクラブは連日満員。 そんな中、1956年…
1955年11月16日に録音された「Miles (Prestige PRLP-7014)」。 解説文が印刷されるジャケット裏に「The New Miles Davis Quintet」と記載されている通り1955年の中頃、マイルスが新たに結成したバンドでの録音です。 マイルス・デイヴィス(Miles Davis)の…
マイルス・デイヴィス(Miles Davis)の1955年08月05日に録音された「Miles Davis And Milt Jackson Quintet/Sextet (Prestige PRLP-7034)」は、録音時にジャッキー・マクリーン(Jackie McLean)とひと悶着が起きた事から、嘘偽りない本当の意味での「喧嘩…
1955年07月09日に録音された「Blue Moods (Debut DEB-120)」は、マイルス・デイヴィス(Miles Davis)名義のアルバムではあるものの、他のマイルスのアルバムとは少し毛色の変わっている感じがします。 アルバムを聴き通すと分かる事ですが、マイルスの自叙…
マイルス・デイヴス(Miles Davis)の「The Musings Of Miles (Prestige PRLP-7007)」は、珍しいワンホーン・アルバムです。 マイルスの他、レッド・ガーランド(Red Garland)のピアノ、オスカー・ペティフォード(Oscar Pettiford)のベース、フィリー・ジ…
マイルス・デイヴィス(Miles Davis)の「Miles Davis And The Modern Jazz Giants (Prestige PRLP-7150)」は、通称「喧嘩セッション」から4曲、「マラソンセッション」から1曲を収録したアルバム。 セロニアス・モンク(Thelonious Monk)、ミルト・ジャ…
マイルス・デイヴィス(Miles Davis)の「Collectors' Items (Prestige PRLP-7044)」は1953年01月30日に行われたセッションと、マイルスがプレステッジ(Prestige)レコードを離れる直後の3年後、1956年03月16日に行われた消化試合的なセッションの2つを1…
このアルバム「Live At The Barrel (Prestige PRLP-7858)」は、マイルス・デイヴィス(Miles Davis)の自叙伝読みつつ聴くと、面白みが倍増すると思います。 CDの日本語表記では、「マイルス・イン・セントルイス」となっており、ややこしいので統一して欲し…
ジャズ界の帝王、マイルス・デイヴィス(Miles Davis)がまだ駆け出しの頃は、天才チャーリー・パーカー(Charlie Parker)との共演で腕を磨きつつ、パーカーの悪影響でクスリにハマる事となります。 クスリを入手するために演奏をこなす、といった日々を過…
今回はマルチ・リード奏者、エリック・ドルフィー(Eric Dolphy)のアルバムです。 BOXセットで購入したものを、バラしてアルバム単位で聴けるようにした中から「In Europe Vol. 1 (Prestige PRLP-7304)」を。 1961年09月08日、デンマークのコペンハーゲ…
ケニー・ドリュー(Kenny Drew)のホーン入りアルバム「This Is New (Riverside RLP12-236)」は、ハードバップ期の演奏スタイルで素敵な演奏を繰り広げるトランペッター、ドナルド・バード(Donald Byrd)を堪能するためのアルバムです、私の場合。 1~3曲…
1960年08月13日に録音されたピアニスト、フレディ・レッド(Freddie Redd)をリーダーとする「Shades of Redd (Blue Note BST-84045)」は、ブルーノート(Blue Note Records)での前作「The Connection (Blue Note BST-84027)」に続くアルバムです。 前作に…
ピアニスト、フレディ・レッド(Freddie Redd)をリーダーとし、1960年02月15日に録音された「The Connection (Blue Note BST-84027)」は、麻薬問題を題材にしたミュージカルの劇中音楽を収録したアルバムです。 ジャケットの通り「ザ・コネクション(The Co…
フリー・ジャズの開祖、オーネット・コールマン(Ornette Coleman)。 ジャズと呼ばれる音楽ジャンルで、従来の「定型的な決めた長さ(小節数)」に設定した「コード進行」に沿った演奏を破壊(笑)。 即興演奏(フリー・インプロビゼーション)を行う際の「…
今回は、イタリア出身で主にフランスで活動を続けたドラマー、アルド・ロマーノ(Aldo Romano)のリーダーアルバムを紹介してみようと思います。 1989年11月13日、14日に録音された「To Be Ornette To Be (Owl Records OWL057CD)」は、フリージャズの創始者…
ビ・バップ時代に相当する1940年代後半、チャーリー・パーカー(Charlie Parker)クインテットに抜擢された頃から注目を集め、1950年代はアート・ブレイキー(Art Blakey)とホレス・シルヴァー(Horace Silver)を中心とするジャズ・メッセンジャーズ(The …
ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)名義の「Plays For Bird (Prestige PRLP-7095)」は、1955年03月12日に急逝したチャーリー・パーカー(Charlie Parker)を偲び、パーカーが亡くなった翌年の1956年10月05日、ソニー・ロリンズ自身も参加していた「Max Roach…
モダンジャズ・テナーサックスの巨人、ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)のアルバムを紹介するにあたり、「クリフォード・ブラウンとマックス・ローチの双頭クインテット」関連の話題を断続的に書いてきましたが、その過程で思い出した「裏技的」なアルバム…